足、のこと。13

【追記・ボルト抜去】

2016年の年末に、術後ずっと入っていたボルトを抜去する手術を受けました。27日入院、28日手術、30日退院。手術の次の次の日には家に帰ってきたことになります。簡単に言えば、「そんなもん」ですむ手術なんです。

手術時間はトータルでも1時間なかったと思います。この時間のほとんどは下半身麻酔が効くまでの時間と、あとは術前のいろいろな準備、そして術後に病室に戻るための準備、本当に手術にかかった時間は10分から15分くらい?てとこだと思う。執刀した主治医曰く、「ピッと切って、チャチャッと出すだけ」だそうな。まあ、まさしくその通りだったわけだけど。

この手術は、時間も短いので基本的には下半身麻酔で行うことがほとんどらしいです。全身麻酔のそれとは全く感覚が違うので驚きました。足の先からどんどん感覚がなくなって(正座で痺れるような、熱いような感じ)、最後に術部のあたりが効いてきます。麻酔が完全に効くまで何度も足から腰を触られては、「感覚はありますか?」と聞かれます。頭ははっきりとした状態なので、手術室の中で起こることは大抵覚えています。恐怖を和らげるために薄ぼんやりとする薬を注射か点滴で入れてもらったんだけど、手術中の主治医の格好とか、言動が面白かったので薬はいらなかったかなあ、と後から思ったくらい。

術後は少しずつ麻酔が切れてきます、これも足の先から感覚が戻ってきます。痛みはあるけど点滴でコントロールできる範囲です。少なくともRAO手術後の痛みに比べればなんてことない。そして、筋肉の損傷などもないのですぐ動けます。(多少痛いけど)

これで本当に全てが終わりました。今後は1年に1度の検診で、術後の経過と左足の状態を見ていく予定。

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