DEEPNESS梢フェアリー・ライフ説【蓮ノ空感想文】
リンクラにてトップレアとされており、ライグラの一部編成で必須とされているDEEPNESS梢(以下DN梢)。
最近リミテッドURセレクトチケットが販売されたためそちらで交換した方も多いだろう。
ある日徒町ループを回していたところ、脳内にある一説が浮かんだため提唱しようと思う。
DEEPNESS梢フェアリー・ライフ説
根拠1
フェアリー・ライフはタカラトミー発売のトレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」(以下デュエマ)のカードであり、デュエマにおいて最も有名な1枚といっても過言ではない。
デュエマは雑誌コロコロコミックにて漫画や特集が掲載されていることからも老若男女問わず人気で、遊戯王やポケモンカードと並び日本を代表とするコンテンツである。
そしてリンクラこと「Link!Like!ラブライブ!蓮ノ空スクールアイドルクラブ」はオッドナンバー配信のモバイルアプリなのだが、そのシステム紹介ページに以下の説明がある。
更にApp Storeはゲームがカテゴリで分類されるのだが、リンクラはカードカテゴリに設定されている。
つまり、ふたつともカードゲームという同じジャンルに属しているのだ。
根拠2
フェアリー・ライフが登場したのは2003年6月26日発売の「闘魂編第1弾」であり、もう20年以上も前になる。
そしてDN梢が登場したのは2023年6月29日開始の「2023 SUMMER LIMITED COLLECTION VOL.3」だ。
お気づきだろうか?
なんとふたつの登場日は3日しか違わないのだ。
これはもうイコールといって差し支えないだろう。
根拠3
前述した通りフェアリー・ライフはかなり昔のカードであり、それでいて汎用性が高いことから再録が多い。
最近では神アートという特別なイラストと加工で収録されており様々な種類がある。
その中でも見覚えのある方も多いであろう以下のイラストに注目したい。
このポーズにデジャブを感じないだろうか。
そう、DN梢と同じく人差し指を上げて右手を突き出しているのである。
更に描かれているキャラクターはスノーフェアリーという種族なのだが、これは女の子でありこちらもリンクしている。
根拠4
スノーフェアリー……、スノー……、ゆき……、ゆきやきゅう!?
かんかん「戦犯はうい様かなと思うけど」
根拠5
ここからはそれぞれの性能についてみていこう。
まずDN梢について、消費APは破格の1でありこれがぶっ壊れと言われる所以のひとつである。
そしてフェアリー・ライフのコストは2。
ここでデュエマを知らない方のためにルールを軽く解説すると、自分のターンごとにマナ(APのようなもの)をひとつずつ増やすことができ、そのマナ分のカードが使える。
コストが2ということは2ターン目から使えるので、どちらも低コストであり序盤から使えるという点で共通している。
かなり余談だがデュエマのクリーチャーを擬人化したコンテンツである「ドラゴン娘になりたくないっ!」では、主人公流星アーシュを桜内梨子役の逢田梨香子さんが演じている。
そちらでもルール説明の動画が上がっているので興味のある方はご覧いただきたい。
根拠6
DN梢の特性は「花帆のスキルを使用した後、ドローされる確率が増加する。ドローした時、AP+1。」であり、AP回復という悪用されるに決まっている効果なのだが一旦それは置いておく。
フェアリー・ライフの効果は「自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。」である。
つまり、言うなればAPが1増えるという全くもって同じ効果なのだ。
正直、これを言いたかったがためにこの記事を書いている。
根拠7
フェアリー・ライフとかいう20年前のカードが現最強のDN梢と比較できるわけないと思う方もいるだろう。
しかし2024年5月現在でも、Tier1のひとつである「黒緑アビス」というデッキでしっかり使われている。(デデンネさんの記事引用)
デュエマは同じカードは4枚まで入れることができ、「フェアリー・Re:ライフ」という相互互換のカードが登場したため4投とはいかないものの未だに最強デッキの一部なのだ。
またDN梢はURという最高レアリティに対しフェアリー・ライフはコモンという最低レアリティである。
しかし反例として挙げられるのが、プロモの存在だ。
以下のカードは20年前に大会に出なければ入手できないカードであり、希少性から価格は1万円を超える。
このことよりURと同等のポテンシャルを持っていることが分かる。
根拠8
ここで先程のフェアリー・Re:ライフについても考察したい。
フェアリー・ライフは「S・トリガー」というある条件でタダで使える能力を持っているのだが、フェアリー・Re:ライフは「G・ストライク」というクリーチャーのアタックを止める能力を持つ違いがある。
さてDEEPNESSという曲を振り返ると、102期スクールアイドルクラブにてラブライブ!のため梢と歌うために綴理が作った曲である。
しかし土壇場で梢が振り付けを変え、それ以来因縁の曲になってしまった。
しかし、どうして梢は急に振り付けを変えたのだろうか?
それは、G・ストライクによって梢が練習通りのダンスを止められてしまったからに他ならない。
どうすれば最善を尽くせるか考えた結果が振り付けを返ることだったのだ。
フェアリー・Re:ライフを踏んでしまったために起きた悲しい出来事だったが、それを乗り越えて今のDEEPNESSがあると思うととても感慨深い。
根拠9
フェアリー・ライフは自然文明という分類のため緑色の枠で描かれるのだが、梢のメンバーカラーはマーメイドグリーンであり同じ緑である。
根拠10
フレーバーについても触れておきたい。
以下は「超ブラック・ボックス・パック」というジョークカードが多い弾に収録されたもので、S・トリガーの説明文とフレーバーテキストが関西弁になっており面白いカードになっている。
そして乙宗梢役の花宮初奈さんは大阪府出身であり、関西弁のキャラを演じた経験もあることからこれはうい様の素のセリフという説もあったりなかったりする。
またDN梢の特訓1回目では以下のセリフが聞ける。
前半はスクールアイドルクラブという場所を守りたかったがゆえに綴理に対して行ってしまった行動への懺悔。
後半は相手が「天秤/Balance」を入れていたらまだ戦えたのに、こちらがマナを伸ばしきってもう逆転されそうにないため、せめて全力で倒そうという慈しみを意味している。
「全てを、解き放つの!」
さいごに
今まで様々な信憑性のある根拠を示してきたが、最後はアナグラムで締めることにする。
まずフェアリー・ライフを英語で表す。
FAERIE LIFE
↓ Eを傾けてWにする
FAWRIELIFE
↓ IとAとIで(´A`)という顔文字を作れるので顔のOに変換できる
FOWRELFE
↓ 被った文字を消す
FOWREL
↓ 並び替える
FLOWER
フラワーーー!!!!
よって彼女たちは蓮ノ空女学院デュエマさいこークラブであり、ボルバルザークはゆのくに天祥の温泉に入っている。
龍素王 Q.E.D.