良いことにお金を使うという快感
仕事柄、どういうときに人は自分の財布からお金を出して物を買うのか、よく考えています。
最近新たな気づきがありました。
虎ノ門ヒルズのマルシェで京都のチョコレートやさん、サロンドロワイヤルが、可愛い猫のイラストの缶に入ったチョコレートを売っていました。
見たときに可愛い!と思ってチョコを試食したら、すごく美味しかったんです!それでほしい!と思いました。
しかし、いや待てよ、と自分の中のもう一人の自分が声をかけました。何か買うつもりもなくランチにきただけだし、可愛い缶の使い道があるかもわからないし、衝動買いは無駄遣いじゃないか。。。でもほしい。。
と迷っていたら、そのチョコの売り上げは、保護猫の支援に寄付されると書いてあったのを見つけたんです。
そんな良いことに使われるなら、と買うことにしました。
ものがほしい人は、買う理由を探してるんですね。保護猫のための寄付は、わたしにとって買う理由の正当化になったわけです。
こういう倫理的な理由が、人が買おうか迷っているときの後押しになるんだなぁと思いました。
最近、初めてクラウドファンディングの支援をしてみました。また猫です。笑
猫がいる本屋を作っている方の支援です。https://camp-fire.jp/projects/view/18892
こういうお金の使い方は初めてでしたが、すごく気分が良くなります。支援したお店がオープンするのも楽しみです。
この買い物の満足感は、新しいと思いました。
値段?デザイン?目的?好み?
物を買うときに選ぶ基準はいろいろありますが、ありすぎて迷うとき、選ぶのにうんざりするとき、「なにかのために良いことをする」というのは、買い物の新しい魅力になり得ると、身をもって感じました。
#エッセイ #コラム #クラウドファンディング
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