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ファン心理を読んで、馬券を当てる【7月3日川崎競馬予想】

今週の川崎開催では、CBC賞で成功したとっておきの馬券術を実践する。その馬券術とは、競馬ファンの心理を予想して馬を選ぶ作戦だ。多くの競馬ファンが実力を見誤っている馬を見つけ出し、その馬たちのボックス馬券を購入する。


CBC賞で試した感触はよかった

CBC賞では、まず実力以上に評価されそうな過剰人気馬を探した。🟢⑧マッドクールなどはまさに過剰人気になるタイプだろう。重賞勝利はないが、今まで馬券を外したことが無い。中京芝1200mは3戦2勝。ふつうに予想したら軸にしたくなるし、軸にしなくても完全に外すのは怖い。それだけの戦績だからこそ、この馬は過剰人気になると考えた。

次に、実力を見落とされそうな過小評価馬を探した。最初に目についたのは🔵④サンキューユウガ。この馬の前走は3勝クラス。それでいて馬券にすら絡めていない。シンプルに考えたら「3勝クラスで負けた馬が重賞で馬券に絡めるわけがない」となる。この馬は実力を過小評価されると判断した。

次に目を付けたのは🟠⑩ジャスパークローネだ。この馬は2走前に新潟の千直を勝っている。しかし、前走の函館スプリントSは大負け。この戦績からは「ここを叩いてアイビスサマーダッシュ狙いだ」と考えるのが自然だ。このレースでは過小評価されると読んだ。

結果的にこの2頭がワンツーフィニッシュ。正直に言えば、🟢⑧マッドクールが勝つと思っていたので驚きだ。しかし、これが競馬なのである。崩れるイメージがわかない馬が謎負けし、来る要素が見つからない馬が勝つ。これが競馬の面白さであり、馬券の難しさでもある。



具体的な予想手順はこうだ

  1. 戦績から、実力以上に人気を集めそうな馬(=過剰人気馬)をチェックする(3-4頭)

  2. レース発走10分前に、1の馬以外で単勝50倍未満で10番人気以内の馬をピックアップする(6-7頭)

  3. ピックアップした馬の中から、ファンが実力を見落としがちな馬(=過小評価馬)を選ぶ(3-4頭)

  4. 選んだ馬のワイドBOX馬券を購入する

過剰人気馬を見つけるポイントは、オッズに惑わされないこと。「この戦績でこの人気はおいしい」は敗北を意味する。なぜなら、オッズとは戦績だけでなく、血統、調教、パドックなどいろいろな要素の集合体だからだ。戦績が良いのに想定以上に人気がない馬とは、戦績以外に不安材料があるのである。

過小評価馬を見つけるポイントは、レース直前までオッズを注視すること。特に、単勝オッズが50倍以上つく大穴馬を狙ってはいけない。大穴馬は一攫千金を夢見る競馬ファンがたくさん買うので、実力以上に売れてしまうのだ。単勝オッズが40倍ぐらいまでの馬から、実力が見落とされている馬を狙っていく。


この記事では、事前に予想した過剰人気馬を理由つきでまとめる。過小評価馬はレース直前まで分からないため、記事には載せられないが、馬券の購入結果は後日、記事に追記したいと思う。ちゃんと記録してちゃんと振り返ることで、より精度の高い予想ができるはずだ。


2R:ダート900m トビウオ賞C3 選定馬

過剰人気度:A

  • ⚪①ナッシュカッツェ 2番人気6着4.6倍

    • 前々走でC3クラスを勝利し、前走はC2クラスで7着。今回は降級してC3クラスに戻る。前走の敗因が「C2クラスでは力が足りない」と簡単に分析できるので、C3クラスに戻ったことで実力以上に人気が集まる

  • 🟣⑫セキノアトラス

    • 前々走1500mで13着と惨敗したのち、900mのレースで2着。着順の振れ幅が大きい分「900mならやれる!」という錯覚が生み出される

過剰人気度:B

  • 🟢⑦リトルエイト

    • 今回と同じ川崎ダ900mで2着→3着→4着。着順は落ちているが、近3走で2回馬券に絡んでいる馬が①と⑦しかいないので、消去法で選ばれそう


6R:ダート1400m C3(七)

過剰人気度:A

  • 🟢⑦ウィローグラウス

    • このレースは全体的にレベルが低く、前走で馬券に絡んだのはこの馬だけ。軸選びに迷った競馬ファンが、前走の結果だけを見てこの馬を選びそうだ

  • 🟣⑫リュクスコンドル

    • 前走は6着に敗れたものの、2走前に川崎競馬場で2着に入っている。この馬以外に川崎競馬場で連対した馬がいないので(直近3走)、2走前の結果だけで人気を集めそう

過剰人気度:B

  • 🟡⑤ビシエド

    • 前走は惨敗したが、2走前と3走前で3着に入っている。直近3走で2回以上馬券に絡んだのは、この馬と⑫だけ。川崎競馬場は未経験だが、逆にそれが「今まで以上に好走できるかも」という期待を生みそうだ


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