東京ジャンプステークスコース解説

このコース紹介は既に3回やっていますが、今回からレース別に変えたいと思います。東京3110メートルはOP特別の秋陽ジャンプステークス、ジャンプG2の東京ハイジャンプと今回の東京ジャンプステークスは同じスタートとゴールで違いは障害周回コースの正面スタンドにある障害の種類のみです。画像はJRAより転載。

スタートは2コーナーの途中という中途半端なところからスタートします。その関係で枠の有利不利があります。馬番別成績で見ていきましょう。2016年〜2020年でデータを取っています。

①   0,2,1,2
②   0,0,1,4
③   1,0,0,4
④   0,1,0,4
⑤   0,0,1,4
⑥   1,1,0,3
⑦   0,0,0,5
⑧   1,0,1,3
⑨   0,0,0,5
⑩   0,0,1,3
⑪   0,1,1,2
⑫   1,0,0,2
⑬   0,0,0,3
⑭   0,0,0,2

①の5着以内率は100%。②③が以外に悪く40%、④⑤⑥⑧⑨は20%、⑦は0%となっています。二桁番号は2020年の3番人気だった❼枠⑪フォワードカフェが2着、2016年1番人気の❼枠⑫オジュウチョウサン人気薄だと2019年7番人気だった❽枠⑫メイショウオトコギが5着、2016年7番人気の❼枠⑪タナトスが3着と多頭数で❽枠の相性は最悪です。人気薄なら❶枠①を買ってみるのもいいかもしません。

長くなりましたが、障害の紹介です。
障害は9基で5→6→7→8→1→2→3→4→5→6→7→8→9の順番で飛びます。

スタートして約200メートルして最初の高さ1.3メートル幅1.25メートルの5号竹柵障害、高さ1.4メートルのいけ6、7号垣障害を連続で飛越します。スタートからのポジションを決めるところで3連続障害が待ってますので、先行勢はかなり忙しくなります。3コーナーを回り8号のいけ垣があります。高さは6、7号と変わりませんが幅が8号の方が10センチあるので、遠くに飛ぶ必要があります。4コーナーを回り正面直線で高さ1.2メートル幅4メートルある1号水ごう障害、高さ1.3メートルの2号グリーンウォール、高さ1.5メートル幅1.65メートルの3号大竹柵障害、高さ1.6メートル幅2.0メートルの大いけ垣障害の4連続障害を飛越します。向正面と違い水ごうは遠くに他の3基の障害は高さが要求され、それをテンポよく飛ばなければなりません。私の目測だけなので間違えがあるかもしれませんが、障害周回コースは芝やダートコースと違いほぼ平坦のようです。大いけ垣からおおよそ400メートルほど障害はなく5〜8号障害を再び飛越しダートコースを横切り芝コースへ入ります。芝コースに入るといきなり坂が待ってます。また、坂の出口手前辺りに最終障害で唯一のハードル障害である9号障害があります。

コース戦略として逃げより先行か中団前目で競馬ができる馬が有利です。ハロンタイムはハイペースなら13.3〜13.4秒。スローなら13.4〜13.5秒。上がりタイムは逃げ先行勢は38.0〜38.5秒、差し勢は37.5〜38.0秒が予想されます。

それでは

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