東京ハイジャンプデータ分析

まだ気が早いと言われそうですが、それだけ気合いが入っているということです。2016〜2020年でデータを取ります。

人気別成績

1番人気  3,0,1,1
2番人気  0,2,2,1
3番人気  1,2,1,1
4番人気  1,0,0,4
5番人気  0,0,0,5
6番人気  0,0,1,4
7番人気  0,1,0,4
8番人気  0,0,0,5
9番人気  0,0,0,4
10番人気  0,0,0,3
11番人気  0,0,0,1
1番人気はオジュウチョウサン、メイショウダッサイと言った序列級が参戦することもあり盤石のように思えますが、王者や王者挑戦権を持った序列級が不在だった2018年は1番人気に支持されたルペールノエルは4着と掲示板は確保できるも馬券圏内には及ばない競馬をしてしまいました。また、過去に東京のジャンプ重賞で連対経験がなくかつその年の夏の重賞の勝馬でない上位人気は悉く負けおり、昨年のネプチュナイトや先ほど述べましたルペールノエルが該当しています。有力馬が多数出馬する関係上ゲート割れしており、8番人気以下は全て全滅という下剋上はまずないと言っていいほど、上位人気が占めるレースとなっています。

馬番別成績

①0,0,3,2
②2,1,0,2
③0,0,0,5
④0,0,0,5
⑤0,1,0,4
⑥2,0,0,3
⑦0,0,1,4
⑧0,1,0,4
⑨1,0,1,2
⑩0,0,1,1
⑪0,1,0,0
他のジャンプ重賞では1枠と外枠が不利ですが、このレースは序列級が参戦するとどの枠でも関係なく上位を占めますが、基本的に外枠は不利です。それは東京3110メートルのスタート地点が2コーナー途中という事もあり、外脇はどうしても外を回らされるからです。

前走別成績

中山GJ  2,0,0,2    
東京HJ  0,0,0,1    
京都HJ     0,0,0,3
東京JS   3,0,0,2
阪神JS      0,0,0,3
新潟JS      0,2,3,3
小倉SJ      0,2,0,0
中山春麗  0,0,1,0    
清秋JS    0,0,0,6
秋陽JS    0,0,0,1
阪神OP  0,1,0,0
新潟OP     0,0,0,3
中京OP  0,0,0,2
小倉OP     0,0,0,2
中山未     0,0,0,1    
中山未     0,0,0,1    
小倉未  0,0,0,1
中山GJからここを選んで好走しているのは、オジュウチョウサンとメイショウダッサイのみなのでこの2頭以外は除外してもいいと思います。面白いのはサマージャンプ重賞組である東京、小倉、新潟組。ここの勝馬は大抵馬券に絡む傾向があり、当年でなくても前年サマージャンプ重賞勝った馬が休養を挟みここで3着に好走するなど、休養明けも侮れません。それに対してOP特別以下はほとんど活躍がなく、昨年の2着馬だったヒロシゲセブン(前走阪神一般OP5着)と19年3着だったトラスト(前走中山春麗1着)くらいでほぼ全滅と言っていいでしょう。

1コーナー通過別成績

1〜4 5,4,4,7
5〜8 0,0,1,19
9〜   0,1,0,7

5年中4年で1コーナー4番手以内が好走しています。これは、スタートから1500メートルしかないので如何に序盤や正面でのポジション争いが重要なのかが分かります。唯一1コーナー4番手以内が決まらなかったのは、2018年で、大逃げを打ったタマモプラネットの影響で2番手以下のペースが遅くなったのが影響したものと考えます。

これらを考慮して前で競馬をする有力馬、内枠の逃げ先行馬で長い末脚が使えるスタミナタイプが有利ですね。

以上がデータ分析となります。2020年に勝ったメイショウダッサイはその年の中山大障害や翌年の中山グランドジャンプを勝利し新王者になりました。2019年のシングンマイケルもその年の中山大障害を勝利。オジュウチョウサンは秋の始動戦としてここを使いました。間違いなくここで勝った馬が中山大障害の主役になる事は間違いないでしょう。

それでは

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