中山グランドジャンプもう一つの好走条件

中山グランドジャンプもう一つの好走条件

という記事を去年上げていますが、今年もこのデータを使ってみたいと思います。過去記事の引用ですが、2009年から2019年まで2011年を除いた10回のうち4番人気以下で好走した11頭いました。2013年に勝利した外国馬を除いた10頭を徹底分析した結果、ある共通点がありました。

去年は全てに該当した馬はいませんしたが、今回全てに該当している馬は1頭いました。その馬の名前は

スマートアペックスです。

正直な話、当ブログではスマートアペックスをかなり推しているので、どうせまた贔屓にするんだろ?と思われるかもしれません。ハッキリ言ってそうです!では、それぞれなぜ該当したか見てみましょう。

①3歳秋から4歳秋までに障害デビューしている。

まあご存知かと思いますが、当馬は2020年5月2日に3歳未勝利を勝ち上がって、翌月障害レースに転向しました。

②出走時4〜5歳である事。

馬柱を見ればわかるかと思いますが、当馬は4歳です。

③中山、阪神、京都、福島で好走経験がある事。

中山は昨年の清秋JS2着、今年の中山新春JSを勝利。阪神は未勝利2着、今年の阪神SJ2着です。

④勝っていなくても基準タイム以内で走っているなら初勝利が10回でもOK。

中山は中山新春で基準タイム以上の13.3秒。
中京一般OPも基準タイムの13.2秒
東京も秋陽JSで基準タイムの13.3秒
と何度か好タイムで走れています。

⑤最後の1周で中団でいて、4コーナーでポジションを上げている事。

昨年の清秋JSはラストの1コーナー6番手から4コーナーで2番手
次走の新潟一般OPではラスト1コーナー7番手から4コーナーで2番手
中山新春も中団前目ですが、ラスト1コーナー5番手から4コーナーでは先頭でした。

とはじめてデータに該当しました。スマートアペックスはマジで熱いです。

これでは、面白みのない記事になります。

もう少し違う視点で見てみましょう。

2015年までは逃げ馬1頭と後方から追い上げた2頭で決まっていました。2016年からは先行勢2頭と序盤は中団から後方で残り1600メートルで6番手以内にいる馬が3着に着ています。まずどんな馬でしょうか。

2016年のメイショウアラワシ
2017年のサンレイデューク
2018年のニホンピロバロン
2019年のシンキングダンサーとマイネルプロンプト
2020年のブライトクォーツ

この6頭を見てみましょう。

メイショウアラワシ 前走ペガサスJS4着 一般OP勝利
サンレイデューク 前走阪神SJ勝利で前々走中山DS3着
ニホンピロバロン 前走ペガサスJS2着
シンキングダンサー前走阪神SJ3着、前々走中山DS4着
マイネルプロンプト前走阪神SJ1着、前々走中山DS3着

以上から阪神SJ組とペガサスJS組から前々走中山DS掲示板それ以外のレースなら勝利が条件のようです。

今回阪神SJからはメイショウダッサイ、スマートアペックス、シンキングダンサー。ペガサスJSからはヒロシゲセブンが参戦しますが、該当はメイショウダッサイ、スマートアペックス、ヒロシゲセブンのようです。

三木ホースの勝ち馬は出世する?

また違う視点から見てみましょう。
阪神3140メートルになった三木ホースランドパークJSの勝ち馬達はその後の成績を見てみましょう。

2013年モズハリケーン 林満明騎手
京都HJ10着、東京JS9着で引退

2014年マーリンシチー 植野貴也騎手
新潟一般OP3着、阪神JS5着で引退

2015年ウォンテッド 高田潤騎手
東京JS3着、京都JS3着

2016年ニホンピロバロン 高田潤騎手
京都HJ1着、阪神JS1着、京都JS2着…中山GJ3着、中山DS1着

2017年メイショウソラレーレ 高田潤騎手
レース後引退

2018年アスターサムソン 林満明騎手
京都HJ1着、東京JS11着で引退

2019年エルゼロ 石神深一騎手
その後平地転向

2020年タガノエスプレッソ 平沢健治騎手
京都HJ3着、阪神JS1着、京都JS1着、中山DS3着

ジャンプ重賞で少なくても掲示板に来ていることがわかります。
あと何となくですが、タガノエスプレッソってニホンピロバロン似てませんかね?三木ホース勝ってからのローテとかオジュウに一度勝っている事とか。。もちろん、着順とかオジュウの覚醒前後や違う部分ありますが、なんか今回好走しそうな気がします。

それでは

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