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私について(いわゆるしっかり者の長女)

1歳違いの妹を持ち、1歳しか違わないのにと内心くすぶりつつも「お姉ちゃんなんだから」と言われて育ち、どこから見てもだれが見ても、いわゆるしっかり者の長女として、私は歩んでまいりました。今はある意味その呪縛から解き放たれ、かなり自由に生きてるつもりでいます。

教員を目指していた時期もあり、大学時代のバイトは塾の講師と家庭教師がメインでした。
塾では中学生に英語を教えていて、英語嫌いの子を英語好きに変え、成績向上に寄与した実績があります(自分で言っちゃう)。
家庭教師では、不登校の生徒さんの話し相手がメインでありつつ、文系科目を中心に「興味を持って取り組むと、勉強って面白いよ」と少しずつ教えていき、彼女は志望の高校へ進んだと聞いています。
大学卒業後、金融機関に就職し、朝から深夜まで働くような生活を5年ほど送っていましたが、こんな生活を続けていては子供を授かることも育てることもできないと判断、身体を少し壊したこともあって退職しました。
その後、教育業界へ転職。教育業界では、産休・育休を取りつつ、インターナショナルプリスクールのマネージャーなどを務め、同じ親として保護者からの相談にのる場面が数多くありました。保護者からの絶大な信頼を得て、スクールの発展にも貢献してきましたが、ひょんなきっかけから知財業界に足を踏み入れることになります。
現在は知財業界でパテントパラリーガルとして働き、17年目となります。​国内クライアントのみならず、海外の現地代理人とのコミュニケーションを密にとることが必要な業務で、とてもやりがいを感じていますが、こういった仕事があることを知らないお子さんがたくさんいます。それに気づいたのは、母校(高校)のキャリア教育の一環として講演会の講師として呼ばれたときです。高校生は、後輩たちは、まるで知財業界のことを知りませんでした。ある意味当然なのですが。そして、そういった業界があると知った彼らは、がぜん興味を持ってくれたのです。
そこで私は、将来の知財業界を担う人材育成のため、その入り口となる中高生向け「キャリア教育」の場面で、自分の仕事や知財業界全般の紹介をしたいと強く思うようになりました。
それと同時に、私がワーママとして奮闘していた20数年前からワーキングマザーの悩みはそれほど変わっていないことにも気づき、少しでもお役に立てればと願っています。家族やお友達には、かえって打ち明け辛いこともありますよね。ワーキングマザーの皆さまの心のもやもやを、よかったらどうぞ私に打ち明けてください。

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