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実践型クリティカル・シンキング

ウェルビーイングデザイン研究会2023/1/8
ワーク1:実践型クリティカル・シンキングで自分の夢を論理的かつ具体的に表現してみよう

ステップ1: ウェルビーイングデザインのアイデア
●誰もが開かれた社会の中で居場所・仲間・役割を持って幸せに暮らす社会の実現に貢献する。
 
> それをどのように実現するのか
●今年、国連障害者権利委員会から日本が勧告された通り、日本では障害のある人が病院、施設、支援学校等で社会から分離されて暮らしている。障害のある人だけでなく、ひきこもりなど様々なマイノリティが社会から分離され、家族などケアラーと共に孤立しており、DE&I(多様・公平・包摂)の推進が求められている。私は障がいのある人の就労支援や職業リハビリテーションカウンセリングの専門家として、また死別ひとり親家庭支援や自死遺児遺族支援、自殺対策などの社会活動家としてDE&I推進に取り組んでいる。それらすべては、自死遺児であり知的障がいとパニック症のある私のひとり息子の生活や「親亡き後」への心配をなくし幸せにするために始め、続けている。その中で息子は「今生きている瞬間」を表現する即興演奏ピアニストとして活動し、パニック症の回復を続け、真の社会人を目指している。そんな息子の活動や社会との交流をプロデュースすることを通じて「誰もが開かれた社会の中で居場所、仲間、役割を持って幸せに暮らす社会」の実現に貢献したい。そのキーコンテンツとして、音楽のつどい「大切なもの、たからもの」をオンライン・オフライン両方で展開する。私たち父子の「大切なもの、たからもの」にまつわる物語を息子のピアノに乗せて私が語り、参加者はそれを聴きながら自分にとっての「大切なもの、たからもの」に思いを巡らせる。そんなつどいである。そんな「当事者活動」を核として、マイノリティとマジョリティの多様な交流の場をプロデュースしたい。
 
ステップ2: あなたのアイデアの実現の障害・課題となるのは何か
●活動に際しては、回復過程にある息子の治療療養への配慮が必要。また障がいやマイノリティと言っても多様であり、本人や周囲の状況や思考も様々であることの認識配慮が必要。社会における偏見や差別はもちろんのこと、当事者間のトラブルにも注意が必要。そして活動の持続的推進のためには当事者仲間や支援者とのつながりや協働が必要である。
 
>自分を取り巻く現状
●障がいのある人の就労支援や職業リハビリテーションカウンセリングの専門家としての職業的基盤、そして死別ひとり親家庭支援や自死遺児遺族支援、自殺対策などの社会活動家としての基盤は既にある。キーコンテンツ「大切なもの、たからもの」も既にトライアル実施を終え、オンライン展開のためのインフラ(機材、通信環境、配信スキル)整備の段階にある。オフラインではいつでもどこでも実施可能な状況にある。コンテンツの物語の種類を増やす必要はある。
 
>目指すものと現状のギャップ(落差)は何か
●活動実績。
 
>ギャップが生じている原因(=課題)
●まだ試行段階であること。
 
ステップ3: 何か打ち手があるか
>打ち手としての具体的な行動
●会社員定年(2024年)後の本格稼働に向けて息子の体調とインフラを整え、コンテンツを充実させる。
 
>なぜその行動が良いのか
●本格稼働のためには息子の体調安定が必要。充実したオンライン展開のためにはインフラ整備とコンテンツの充実が必要。

以上

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