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コロナ日記

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it's corona time.
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グッバイハピネス

本来の世界線であれば、先週末は大学の親友と旅行に行っていたし ゴールデンウィークには幼なじみの結婚式に出席するはずだった。 でも、もう気にしないことにした。 彼らが無事に生きてさえいれば、また会えるから。 実家に次帰れるのはいつになるかまだ想像もつかないけれど、 生きてくれてさえいればよし。 としなければ、今苦しんでいる人たちに申し訳が立たない。 年末年始に大切な人たちに多く会えたことは、すべてが変わってしまった今 自分の心の支えになっている。 今我々の住む世界は日常パ

緊急事態前夜

今年の1月、久しぶりに学生時代の友人達と食事をする機会があって上京しました。5年ぶりにめぐる学生街は自分が20代を過ごした2010年代初頭と大して変わってなくて安心したり感傷に浸ったりしてたんだけれども、まぁそれは間違いでしたね。すべては既に変わりつつあった、誰も気づいてないだけで。 2020年に入って100日弱、私が予想していたのとはまた違う2020年代が現れつつあります。最初の1年は過渡期だと思っていた。残酷にも、幾つかの点で昔のようにはいかない、戻れない、そういう時代

コロナと「黄禍」

もう一つ、2月末に考えていた文章があるので載せておきます。 当時と状況は変わっていますが、記録のため。 日本の感染者が限られていて、ヨーロッパが感染爆発しておらず、アメリカ経済が脅威を織り込んでいなかった頃。つまりコロナが他人事だった頃。 「自然災害で被害が出た地域があったとします。 地震とか津波とか台風だとか川の氾濫、これらの自然災害は、被害が物理的にどうなっているか分かりやすい。予防が難しかったとしても事後の対策は立てやすい。 人・モノ・金・情報、これらを流動的に動

私には医療がわからぬ。けれども理不尽に対しては、 人一倍に敏感であった

正直政治もわからぬ。けれども。。 2月末に書いた文章を転載します。当時はとても感情的になっていたし、今とは状況が国内外で異なるけど、記録として。 歴史的な出来事の渦中にいる以上、それに対する心の動きを記録することには意味があると感じる。 中国のみならず、欧米諸国でも感染が爆発、事態は一災害ではなく、戦争の様相を呈しつつある。そこで問われるのは、リーダーの資質だ。そして社会を構成する我々一人ひとりの知性と心の強さ。 本日18時から行われる総理大臣の会見が、有事に日本をま

乱世

元々2020年は大事な年だと個人的に捉えていて、 何故かと言うと、それは自分が30代を過ごす2020年代の始まりの年だから。 過去を振り返ってみると、2000年とか2010年とかってその前の年と連続性はあるものの、次の10年のヒントは既に出ていた年だったと思ってて、それをうまく把みつつ自分の転機を作っていこうと思っていたんですね。個人的に。 しかし時すでにカタストロフィですよこれ。いやー乱世乱世。 まだ準備し切れてないのに、フェーズが変わっちゃってまんねん!! 完全に世界線