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注目のSDGs銘柄!DOVU価格とプロジェクトの進捗状況についての考察

Earth Week中に注目をさらに集め価格が高騰したDOVUですが、Earth Week後は底値を切り上げるも価格の伸びが見られない状況が続いています。
アルトコインバブルの中でDOVUについて歯がゆい思いをされている人も多いと思います。DOVUの価格とちょっと分かりづらいプロジェクトの進捗状況についてできるだけ簡単に考察にしてみたいと思います。


☆DOVUの価格についての考察☆

現在$DOVは1枚あたり5.85円、マーケットキャップのランキングは662位になっています。

DOVU価格

次にチャートを見てみましょう。

AllDovuチャート

DOVUがスタートしてから現在までのチャートです。2018年頃のDOVUは交通系のデータを集めるような取り組みをしており、BMWとの提携を発表した前後で最高価格をつけています。その後、仮想通貨バブルの崩壊を経ても粛々とプロジェクトを進め、今年になってやっと価格に変化が出てきました。

Dovu価格3ヶ月

DOVUここ3ヶ月の価格の変化です。3月半ばあたりにいったんDOVUプロジェクトの認識が進み価格が高騰するも、大体4円~6円位で価格が落ち着いています。そして、4月のEarthWeek前後でDOVUのリブランディングやHPの更新、White Paperの更新、パートナー発表などのニュースを受けての期待上げがありつつ、直近最高値の14円ほどになるも、その後価格が落ち着き、現在は3月~4月の底値を切り上げた5円~7円位で価格が落ち着いています。
このチャートを見るにニュースがあるときには価格が上がるも、ビットコインなどのニュースとはほぼ関係なく、ボラティティーがかなり低い安定したコインであることが分かりますね。
逆に言うと、ボラティティーがかなり低いので少額投資をして短期で利益を上げるのがなかなか難しい構造であるともいえます。
では、DOVUを保有することの利点は何か?ということを次にDOVUのプロジェクトの内容や進捗を簡単に説明しつつ、説明したいと思います。

☆DOVUのプロジェクトについて☆

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2030年に向けて全世界的にCO2の排出量削減が求められていますが、排出を抑えきれない分の炭素は排出目標値より少なく炭素排出をしている企業や、炭素を貯留できるプロジェクトから購入してCO2の排出を削減したことにすることができます。
そのような流れのなかで、DOVUとは世界中の農家から土壌の中に蓄積できる炭素(炭素の土壌貯留)を購入し、NFTとして販売するというプロジェクトです。
CO2の土壌貯留に着目し販売するというプロジェクトは他にもありますが、DOVUのユニークな点は農家から土壌貯留されたCO2の情報をNFTとして登録して売買するという点にあります。
今までの炭素取引ではどこにCO2の所属があるのかが分かりづらく、何度も同じ土地のCO2が取引されるという問題(ダブルカウントの問題)がありました。なかなか炭素権取引が進みづらい背景として、買い手側がちゃんと権利を主張できる炭素を購入できたのかが分からないというこのダブルカウントの問題は無視できません。
しかし、DOVUは農家がCO2を市場に売るときにNFT化することで、所有者の情報が保証されたCO2の取引ができるようになり、ダブルカウントの問題を解消することができるのです。

☆DOVUの将来的な価格について☆

DOVUの価格は将来的には$DOV=cDOV(農家が炭素を売買する価格=炭素市場の炭素価格)となることが理想です
現在の炭素市場の炭素価格が48$なので、夢がありますね!!

ただ、実際としてはDOVの発行枚数と同じだけのcDOVが確保できるのか?というのが一番難しいポイントです。それは、DOVUのプロジェクトがどれだけの農家と提携してNFT化された炭素を販売できるかということが問題になってきます。

そこで、現実的に言うと
$DOV×発行枚数=$cDOV×cDOVの発行枚数(農家から実際に得られた数)
というのがDOVの値段と言うことになります。
ここら辺についてはDOV仙女様が適正価格についての詳しい考察を書いてくださっているので、そちらをご覧ください。

他のコインとの違いは$DOVは市場の炭素価格と結びついていると言うことです。そこで、市場の炭素価格より$DOVの価格が高くなることは少し考えづらいですが、プロジェクトが進めば進むほど$DOVの価格は市場の炭素価格と近づいて行くと言うことにもなります。

DOVUチームはTwitterでCO2の確保先となる農家との提携が進んでいることを発表しています。(この農場では100,000tonの炭素を蓄えられるそう。DOVUのIrfon氏はTelegramでこの農場以外にも一日では回りきれないくらいの農場と提携していると言っていました。)


先に挙げたDOV仙女様の考察で仮に農家からの4,000,000tonの炭素を確保できた場合のDOVUの価格は0.2$(22円前後)という計算が出ていましたので、この農場みたいな農場を40件確保できていれば今の4倍くらいの価格が適正な価格と言うことになりますね。

ここまで見てくると、$DOVの価格の底が固まっている理由も分かると思います。上のような農場が10件確保できていると考えれば$DOVが現在価格以下には下がらない理由になり得ます。他のコインと違って炭素の値段という判断基準があるだけに暴落することも考えづらいのです。これが$DOVが将来性豊かなステーブル的なコインであるとも言える理由です。

ちなみに、個人的には他のほとんどのコインがそうであるように、将来的な価値を見越してもう少しDOVUの価格の底が上がっても妥当だと思っています。
(ここら辺はDOVUプロジェクトに対する認知が広がり、DOVUに対する期待値が上がることが大事だと思います。)


☆現状のDOVUプロジェクトの進捗について☆

5月5日にDOVUのロードマップが更新されました。

簡単に解析すると、
2021年はDOVUのプログラムを実際に運用するためのテストとそれぞれの機能についての開発などを行い
2022年に本番で使えるようにのDOVUのプログラム固め
2023年の後半には運用が始められる状態になるイメージですね。
2021年のQ3には一旦DOVUの保有している炭素の時価総額をだすのでは?と思っています。
(Carbon Market Capという取引アプリの作成だったらごめんなさい(..;))

2023年にプログラムが完成すれば、先ほどの
$DOV×発行枚数=$cDOV×cDOVの発行枚数(農家から実際に得られた数)
という公式が完璧に保証されることになります。


☆まとめ☆

今まで書いてきたように、DOVUはプログラムがちゃんとできあがって働きさえすれば価格崩れの心配がなく、長期的に見ると適正な価格まで上がり続けていくコインだと考えています。

しかも、プログラムが完成した場合(完成しなくても後援として参加するかもしれない)のパートナーとしてはHBAR評議会の大企業(LG・Google・IBM・BOEINGなどなど)が参画してくる可能性があります。

それと同時にCEOのIfron氏は今までBMW・ジャガーランドローバー社などと提携を果たし、前回の提携ではOcean Protocolとの提携を果たしたように、様々な分野にコネクションを持っています。またOcean Protocol自体もベンツやドイツ政府関連のプロジェクトに関わっていますから、提携先から紹介される人脈なども期待できそうです。
提携先やユースケースが発表されればその時にも価格の底があがりそうですから、そこも楽しみにDOVUを保有できますね!


ポートフォリオの組み方にもよりますが、バブルの最中にあって底堅いDOVUをポートフォリオに組み込むことは安心材料としておすすめできると思います。
この記事が長い目でDOVUプロジェクトを応援して頂く力に少しでもなれば幸いです。

DOVUホームページ:https://www.dovu.earth/
DOVU公式ツイッター(日本):https://twitter.com/DovuJapan
DOVUコントラクトアドレス:0xac3211a5025414af2866ff09c23fc18bc97e79b1

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