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2023年の振り返りと今年の抱負

皆さんがやっていたので私もやりたいと思います。
が! 全トピックに触れていたら何文字書く必要があるのかわからないぐらいに2023年は盛りだくさんだったので、本当に私にとって大きかった出来事にだけ触れます!

時系列準よりも項目ごとに分けてお話します。




はじめに

私はAI術師として2022年10月末頃から活動を始めており、去年の今頃も2022年のまとめ記事を今は亡き(ありはするけど)FANBOXのほうで投稿していました。
そこで私は以下のように書き出していました。

2022年は本当に私にとって激動の年になりました。

2022年まとめ&私の過去話|ユーニャルーラ|pixivFANBOX

去年の私、おめでたい奴ですねぇ!
今年の私のほうがそう思ってますよ!

ということで、
2023年は本当に私にとって激動の年になりました。


案件等に関して

2022年は私にとって炎上して終わった年でした。
企業様からお仕事を頂けたという報告をしてしまったがために、AIを快く思わない方々から非常に厳しいご意見を多数頂くことになったのです。

とはいえ、最後には皆さんからの暖かい応援の言葉等も頂き立ち直っていましたし、それでやめる道理も無かったので、2023年の始まりの1~3月ほどはほぼ頂いた案件を裏でこなす日々でした。

契約等もありますし具体的な話はできませんが、創作、物作りの生の空気を感じれる環境に一時的とはいえ身を置くことができ、非常にやりがいがあって楽しく貴重な体験をさせて頂きました。

この案件はどうなったんだよ!?と思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、私としては依頼されていた内容に関してすでに完了済みで、報酬も頂いているので終わっている話になります。
この具体的なお話を将来皆さんに出来るのかどうかは私にもわかりません!


他にも広告を作ったり、打ち合わせをさせて頂いたりだとか、まだpixivで生成AIでもリクエストを受けることが出来た頃、有償リクエストを何回か頂いたり、色々やらせて頂きました。


その中でも次に大きかったのはアニメージュへの掲載でしょう。

こちらは私が、というよりはIRIAMの人気ライバーさんがアニメージュに掲載されることになり、そこで使うイラストの発注を頂いた形でした。

発売後、AIを快く思わない方からの攻撃により色々あったので、あまり前向きに語れない内容にはなってしまいましたが、それでも雑誌を普段全然買わない私でさえ知っているアニメージュというビッグタイトルに自分の名前が載ったというのは夢のような出来事で、二度とないだろう経験をさせて頂きました。


うちの子に関して

2023年が始まった時、私の抱負はうちの子の設定をちゃんと語ること、でした。そのため、年明けすぐにそもそも私の持っている世界という定義を語ったり、ユニ、ユビルの設定や、地獄狐という創作種族についてのプチノベルを掲載しました。

それらの設定に対して、皆さんから様々な好意的な反応を頂けたのが非常に嬉しかったのを覚えています。

そもそも、私が画像生成AIに触れたのはうちの子を多くの人に知ってもらいたい、自分の創作、設定を知ってもらいたいというのが動機でした。
術師になってうちの子が出来たという方は結構いらっしゃるかと思いますが、私の場合は先にうちの子がいて、それを表現する手段としてAIを選択したという形です。

なので、本当であればこれらが私にとっての主活動ですw
ただ、いくつか設定を公開したことで、それをちゃんと誰もが理解できるような形で出力することの大変さも知りました。
特に私はずっと誰に話すでもなく自分の中だけでひたすらにうちの子ワールドを拡張し続けてきた変人なので、誰かに話さずとも自分の中で自分がわかっていればそれで満足する節もあり、良くないところだなぁと思ってます。

事実として1年かけて6人のうち2人しか設定記事書いてないので、これは抱負達成できてないのでは・・?
今年は頑張ります・・w


ですが、うちの子を多くの方に知って頂くという目的は正直達成できたのかなと思っています。
過去2回ほどうちの子のユニのファンアート祭りがあり、とても大勢の方にユニのイラストを作って頂いたほか、手書きでイラストを描いている方にもファンアートを頂くことができました。

※ユニの発情期は公式設定じゃないし、行き過ぎたネタは普通に嫌なときもあるのでほどほどにしてください。

ユニのデザイン等を褒めて頂けることも多く、私のイラストは特別クオリティが突出しているというわけではないので(謙遜でもなんでもなく)、それでも見て頂けているのはうちの子そのものが愛して頂けているからなのかなぁと感じています。


合同誌に関して

2023年は初めてAIオンリーの同人誌即売会が開催された年でした。
私はAI Collection、AIけっと、和気あいAIの3つに参加させて頂きました。
特に4月に開催されたAI Collectionは人生で初めて参加した同人誌即売会で、生まれて初めて同人誌というものに触れました。

私としてもkiriさんのAI Player Projectに掲載頂いていたのですが、まだこれは自分は画像をkiriさんに送っただけであり、本に掲載されていることに感動はしたものの、合同誌に参加したという意識は薄い物でした。

しかし、6月にあったAIけっとはRIZさん、あいきみさんにお声かけ頂き、合同誌のページを自分で作るような意識で臨みました。

どちらも普段では絶対にやらないほどに凝った作品作りをして、RIZさんのブースでは私も現地でブースの設営、売り子をしたほか、制作したアクリルスタンドを販売したりもしました。

また、kiriさんにお声かけ頂いて、夏コミではボツ画像集、冬コミではファッション雑誌風合同誌のCHEGOに作品を掲載させて頂きました。

みんなで締め切りに追われながら、自分の出しうる最高クオリティの作品を作って実体のある本にするというのが非常にやりがいがあって楽しく、終わった後もいつまでも思い出として振り返れるのが非常に好きです。
コミケに自分の作品が絡むことも想像にしていなかったので、非常に感慨深かったです。
いつか行ってみたいですね。


サラトバに関して

3月中旬頃、私が世界観設定を務めたAIイラストファンタジー 神々に愛された地「サラトバ」が開催されました。

あいばのうさぎさんにみんなで物語を紡げるようなイベントをやりたい(要約)と言われ、そのイベントの基礎設計と、舞台となる世界の世界観設定を書き起こしました。

めちゃくちゃ皆さんにお褒め頂いたサラトバの世界観設定ですが、あれはうさぎさんに作ってってお願いされた翌日に3時間ぐらいで捻りだしたものがそのまま丸々採用されたというとても安産なものでしたw

そのあとグランシュライデをやった私だからこそわかりますが、この時の私は中々に極まってましたね(自画自賛)

正直、サラトバの振り返りに関しては過去の記事で散々やっているので割愛します。

ですが、一言で言うならこの時に得られた私の体験は私の生涯の中でかけがえのない宝物になるだろうということです。

当時ここまでの規模、そして各々に解釈を委ねられるイベントの形式は歴史の浅いAIイラスト界隈では過去に例がなく、可能な限り誰でもわかりやすく、楽しんでいただけるように知恵を絞ったつもりですが、受け入れられるかは当然不安がありました。

しかし、いざイベント前に設定が公開されたところ、皆さんからわくわくする、楽しそう、といったポジティブな意見をたくさん頂くことができました。
そして、イベントは6000近い作品が投稿されるほどの大盛況となり、終わることさえも悲しまれるほどに皆さんに愛して頂くことが出来ました。
普通に嬉し泣きしました。

自分の考えた世界を肯定してもらえて、そこを舞台に数多の人が遊び、私でも想像できなかった物語を描く・・創作者としてこれ以上に嬉しく、心躍る経験はそう得られないでしょう。
まだ3月だったのにも関わらず、1年分の喜びを感じたかのような夢のような日々でした。

また、この時の成功経験があったからこそ、世界を作ること、イベントを企画するの楽しさを知ることができ、その後の活動に大きな影響を与えたように思います。


EXECUTE GIRLに関して

4月の末頃にイベントではなく、純粋なシェアワールドとしてEXECUTE GIRLという世界観設定を公開しました。

これは当初シェアワールドを作りたかったわけではなく、ソシャゲの新キャラ紹介ツイート風の投稿をしたくて作った作品が予想以上にリアクションを頂けたのが発端でした。

※この時はEXCUTE GIRLと誤字っています。

この時のツイート文

この手は武器を握るためではなく、手と手を繋ぐためにある。 そう思い、願い、実行してきた心優しき少女。 しかし、大切な物を取り戻すため、彼女は再びエグゼキューターになる。 「今ならまだ間に合うよ。私たちの空を取り返しにいこう?」

一発ネタの予定だったため、この文章に当時意味は全くありませんでした。
しかし、関連作品を作っていくうちにだんだん私の中で世界観が構築されていって、これ普通に面白い設定が作れるんじゃないか?となりました。

元々私はかなりのソシャゲ廃人だったこともあって、世界設定以上に、これがもしもソシャゲだったらそれらの要素はどういうゲームシステム、ストーリーに反映されるだろう?
というところまで考えて作りこんだので、シェアワールドという形で展開して、みんなで架空のソシャゲのキャラクターを投稿しあえたら面白いのでは?と、サラトバの成功経験もあって思いつき、素材やロゴとかもしっかり準備して投稿しました。

さすがにちちぷいさんで展開されたサラトバとは比べるまでもない規模ではありましたが、何人かの方に乗って頂いて遊べたのが嬉しかったです。

また、この手の素材作りやデザイン作りはAI以上に私自身のセンスや能力が問われる要素だったので、非常にいい勉強になりました。

最終的なデザイン


グランシュライデに関して

10月の頭には私が主催となったイベント、AIイラストファンタジー2 次元衝突領域「グランシュライデ」が開催されました。

グランシュライデは明確な振り返り記事を書いていなかったのでこれは少し詳細に語ります。

グランシュライデは6月末頃にサラトバメンバーを中心にしてまた面白いことをやりたいという話をしていて、私も私でらけしでさんと一緒になって世界観作りをしてみたいなという想いがあったので、じゃあ私が主催やるからやりましょうと言って始まったプロジェクトでした。

初めての主催とは言っても、サラトバの時も企画の枠組みやルール作りなどは軸となって発言していたので、やることそのものは大きく変わりませんでした。

ただ、今回は新しく3名の方を加えた7人というそれなりの規模の開発メンバーになったこと、そのため役割分担を行って各々の出した考えや情報を取りまとめてひとつの企画としてまとめあげるというところに多くの苦労がありました。

また、二人がかりでひとつの世界観を構築するというのも非常に面白くも大変さは少なからずあって、らけしでさんとだったから楽しくお互いの設定についての矛盾点や疑問点をディスカッションしながら進めていくことができましたが、相手が相手なら普通に意見の食い違いが起こりそうな作業だと思いました。

皆さんに公表していない裏の設定等も結構あり、その辺まで作ったり共有しておかないと、お互いが考えたものに対して何故そういう世界になっているのかというのを共感できなかったからです。
(近々これは別途語るつもりです)

今回はサラトバと違い、グランシュライデの草案のみがある状態(4つの異世界がひとつの場所に集まるというアイディア)からのスタートだったため、私とらけしでさんの世界観制作が終わらないことにはほかの方々はほぼ何も作業を始められないという点もプレッシャーや期日を意識する必要があって、この頃はめちゃくちゃ忙しかった覚えがあります。
まあそれも加味しての6月スタートだったんですが・・。

サラトバはひとつの世界に対して4つの国があるという形でしたが、グランシュライデは全く異なる5つの世界があり、そのうちの4つの世界のそれぞれの国という形だったので、それぞれの陣営で全然違うジャンルの作品を作れるようにしておきつつも、なにかしらの手段で統一感やそれぞれの特徴が本流であるシナリオ等に活かされなければ、「グランシュライデ」という大枠のイベントそのものがすごい雑多なものになってしまうなと思って、そのあたりを考えるのに非常に苦労しました。

結果的に、まず私とらけしでさんで2つずつ陣営を考えたあとにそれを突き合わせて、それらの陣営がなぜグランシュライデに行くことになったのか、そしてそこからどういう動きがあって、最終的にどういう結末になるのかを考えて、それを元にお互いがお互いの陣営の設定を修正しあって、最後フォーマット等を合わせて統一感を出すみたいな手順で作成しました。

何気なくさっきから言っていますが、書いているとおりグランシュライデの制作が始まったのは6月末でした。
Studioセプテムの発表は7月末だったので、一か月早く動き出していた形になります。

今回は新しくPVを作ろうという取り組みもあったため、6~7月で世界観を固めて、7~9月でイベント内容や各種素材作りをして、8~10月で動画作成をしてもらうというようなスケジュール感でした。

私は主催&世界観設定ということですべてにおいて意見やどういうものを作るのかというのを当然聞かれたわけですが、音楽のプロであるTatshさんにこの陣営を音楽で表現するとどういう雰囲気の曲になりますか?とかを問われて言語化するのに非常に困った覚えがありますw

ただ、Tatshさんにはほぼほぼリテイクしてもらうことなく一発で良いなと思う曲が上がってきて、さすがプロだなぁと思いました。
そして自分の考えた世界観に対して音楽を作って頂くという非常に貴重な体験をさせて頂き、らけしでさんと二人でめちゃくちゃ盛り上がりましたw

特に私はアニソンとかも色々買ったりして普段から聞いているぐらい歌が好きなので、グランシュライデの主題歌がめちゃくちゃ感動しましたね・・。
この時も、どういう歌詞やフレーズを入れたいかと聞かれましたねw
確か私からは次元の衝突や善と悪とかは最低限欲しいですとはお答えした気がしますが、世界観決めの私とらけしでさんのやり取りを見て頂いていたからか、取り入れたい要素や雰囲気を非常に読み取って頂けていて、主題歌は一切リテイク無しで完璧でした。

動画で各国の陣営を読み上げてくださっているのは主題歌を歌ってくださった狛茉璃奈さんなのですが、その読み上げの収録にも関わってくださいとTatshさんにお願いされ、発音や声の雰囲気等に関して色々意見を言わせて頂きました。
改めて思い返すとこんな経験ほんとそう無いでしょうね・・w

くようさんにはイベントPV、告知動画、企画ロゴ等々多岐に渡るものをご用意頂き、本当に大変な思いをさせてしまいました。
(くようさんがなんでもハイセンスすぎるのがいけない)

特に演出面でもうちょっとここはこうして欲しい、構成をこうしたいなどと、最初期と比べると最終的にものすごい変更をして頂き、ちちぷいさんにお渡しする約束の前日まで作りこんで頂いたので、本当に頭が上がりません。

おかげさまで、PVが公開されたときはやり切った感があり、まだイベントさえ始まっていないのに打ち上げしたいぐらいの気持ちになってましたねw

動画で使われているイラスト等はメンバーみんなで出しあったイラストが使われているので、どれが誰のかなどを予想しながら見直して頂くと面白いかもしれません。

非常に嬉しいことに、グランシュライデも7000件ぎりないぐらい?の投稿を頂き、サラトバと比べて期間が2日短かったことも加味すれば大盛況で終われたと思っています。

サラトバ開催時からAIイラストに触れた方も非常に増えたこともあり、サラトバ以降に始めて、あとからサラトバの話をほかの人から聞いていたから今回グランシュライデで同じような雰囲気を味わうことが出来て嬉しかったという言葉をいくつかお見掛けしました。

私としても現時点で1年と2ヵ月の術師人生のうち、3~4ヵ月という約4分の1をこのグランシュライデに費やしたので、私の中で最も大きな企画だったなぁと思っています。

ご参加頂いた皆さんにも改めてお礼申し上げます。
・・そしてこれぐらいエネルギーを使う創作だったので、百歩譲って次があったとして、かなり先だろうことはご理解ください・・w


来年の抱負

来年の抱負ですが、ずばり頑張らないことです!!
振り返っても思いましたが、2023年の私の思い出濃すぎます(
3年分ぐらい振り返ったかと思いましたw

元々私はゲーム、アニメ、読書が趣味のサブカルスキーだったんですが、そのころもゲームしている時はゲームばっかり、そしてしばらくするとアニメが見たくなってアニメばっかりみたいな、何かひとつのことに特化して活動して、定期的にほかのことがやりたくなってそのサイクルを繰り返すという人生を送ってきました。

それもあって、正直最近はAIイラスト作りよりかはゲームとかしたいなっていうのが本音です。

ただ、逆にAIイラストを辞めることもありえません。
もう私のライフサイクルのひとつには組み込まれているからです。
特にユニとユビル以外のうちの子の設定はさすがに出さずに終わるというのもあり得ない話なので、AI好きの方々にポジティブな抱負を言うとするなら、今年こそはうちの子全員の設定を公開するになりますね。

そして、すでに皆さんご存じのように、年始早々にAI年賀状交換という企画をやっています。
大勢の方にご参加頂き、すでにかなり盛り上がれたのではないかと思っています。このように、なんだかんだで活動はすると思いますw

ただ今年こそは締め切りに追われてひーひーする想いはしたくない!w

ということで以上振り返りと抱負でした。
もっと細かくお前のことが知りたいんだ・・(イケボ
とおっしゃっていただける方は、下記に時系列準に起こった細かい話をまとめた記事もあるのでそちらをご覧ください。

それでは今年も宜しくお願い致します。



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