湯ノ浦ユウ

film director / videographer ▶️MV・DOCUMENTAR…

湯ノ浦ユウ

film director / videographer ▶️MV・DOCUMENTARY・CM・PR 映像🎥文筆✍️イベント企画🎹をしています。 -HOBBY- DJ poetry reading ZINE -EVENT- つきあたりの実験室

最近の記事

受験戦争もう負けそう

 高校受験に失敗した。  希望の県立高校に届くことなく、私立の特進クラスに進学することになる。受験勉強というものが生まれてからずっと苦手で、一度も自分の想像以上に努力できたことはなかった。  中学生の頃「バトルロワイアル」がブームだった。フィクションの中でさえ閉鎖的な環境、見知った顔の人間を蹴落としたり、殺したりして自分が勝ち残らないといけない、希望に満ちた外の世界なんてなく、社会という籠の中で生きねばならないという空気を諭された気がしていた。この感覚は「ハンターハンター

    • 踊るってことは

       所謂「青春パンク」と呼ばれた音楽のジャンルが流行った頃の話。  音楽を聴くきっかけをくれたのは姉の部屋に置いてあった「GOING STEADY/さくらの唄」のアルバムだった。2001年、13才。当時世間ではハモネプが流行ったりなんかしていた。もちろん僕も「力の限りゴーゴゴー!!」は見ていたし、翌年始まる「水10」なんかも楽しんで見ていた。要するにクラスで流行るものはチェックするテレビっ子。そんな感覚とはまったく違う空気が姉の部屋にはあった。僕と姉の部屋の構成は十畳程のスペ

      • 晴れた空に豆をまいたら

         2月3日、妻と一緒にはじめて豆をまいた。1日遅れ。  2月2日節分当日は茨城県ひたちなか市、勝田駅から歩いて5分の場所にある横道屋という食事処で行われた日々かりめろ(http://hibikari.com)、坂上太一(https://twitter.com/sakagami_taichi)、阿部浩二(https://twitter.com/koujiabe1986)の3組による4都市ツアー茨城編の配信カメラマンをした。緊急事態宣言が出ている中で当初予定していた時間よりも早

        • noteはじめます

           ある日、姉からclubhouseに招待された。「なんだこれは」とまずはアプリのシステムを触って試してみる。ラジオ感覚でトークルームを縦横無尽に行き来した。久しぶりに熱を感じるSNSの登場に徐々に心が躍った。Twitterの初期にも似たコミュニケーションの面白さを感じたし、招待制に関してはmixiの空気で懐かしい。  音楽家で友人の川嶋志乃舞(https://note.com/shinobu_clg)がトークルームに誘ってくれた。僕は随分前から「しのぴー」と呼ぶ。彼女がやっ

        受験戦争もう負けそう