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【遊戯王OCG】タキオンデッキについての備忘録【No.107 銀河眼の時空竜】


はじめに

 2024年5月25日(土)に発売された『デュエリストパック -輝光のデュエリスト編-』にて遂に念願のタキオン強化の新カードが登場致しました。今回はタキオンデッキに関する自分の気付きや拾った情報をまとめていきたいと思います。(何か思いついたり新しい情報をみつけたら随時更新していきます)

残光竜とバルジ

 《無限竜シュヴァルツシルト》の効果でデッキから特殊召喚するドラゴン族モンスターの候補として、《銀河眼の残光竜》と《螺旋竜バルジ》があります。それぞれ採用するメリットとデメリットがありますのでデッキコンセプトにあった方を(もしくは両方を)採用すると良いと思います。

《銀河眼の残光竜》

●メリット
 ・アトラクターや裂け目などの影響下であってもレベル8モンスターを追加展開できる
 ・呼び出すモンスターが攻撃力3000あるのでエクシーズ素材に出来なくてもアタッカーとして運用できる
 ・素引きしてもフィールドにギャラクシーアイズさえいれば特殊召喚できる

●デメリット
 ・残光竜と光子竜で2枚デッキスロットを消費する(引きたくないカードが増える)
 ・エクシーズ素材として取り除かれたタイミングでしか効果を発動できない

《螺旋竜バルジ》

●メリット
 ・エクシーズ素材にすることで繰り返し使うことができる
 ・素引きしてもドラゴン族がフィールドに2体いれば手札からも特殊召喚できる
 ・条件さえ満たせば好きなタイミングで特殊召喚ができる

●デメリット
 ・単体での戦闘力はない
 ・墓地メタに弱い

個人的には残光竜の方が事故率は上がりますが次元系デッキにも強く展開が伸びるためオススメです。

相性の良い手札誘発

 バルジやホルスを使わない場合は《ディメンション・アトラクター》を積むことができます。
 また《原始生命態ニビル》で相手の場に攻撃力2000以上の原始生命態トークンを出せば無限竜の特殊召喚条件を満たすことができ、さらに原始生命態トークンの元々の攻撃力は「?」つまり「0」なのでタキオンの効果を使えば大ダメージを与えることができます。

オススメの展開例

①《無限竜シュバルツシルト》1枚からの展開

 無限竜1枚から3妨害を構えられる展開です。ただし素引きしたくないカードを計5枚も入れなければならないため安定性には欠けるかと思います。ただ遠征を引いた場合はミグレイション、召喚師を引いた場合は時源竜を代わりにサーチすれば更に妨害数を増やすことができます(戦士だけは引いてしまうと展開が伸びないため時空の七皇でデッキに戻したいです)。
 またこちらの展開は《時空の七皇》もしくはそれをサーチする《七皇昇格》でのスタートでも問題なく展開できるのが良い点かと思います。

②《輝光竜セイファート》1枚からの展開

セイファート召喚、自身をリリースしデッキから雲篭をサーチ
 ↓
雲篭を自身の効果で特殊召喚、自身をリリースしデッキから時源竜を特殊召喚、効果でデッキから時空の七皇をサーチ
 ↓
時空の七皇でデッキから残光竜をサーチ、残光竜を自身の効果で特殊召喚
 ↓
時源竜と残光竜でルクシオン、効果でデッキからミグレイションをサーチ
 ↓
ルクシオンの効果でタキオンを自身の上に重ねて特殊召喚、残光竜の効果でデッキから光子竜を特殊召喚
 ↓
墓地のセイファートの効果で墓地の時源竜を回収し自身の効果で特殊召喚、時源竜と光子竜で光子卿
 ↓
相手ターンに光子卿の効果で時源竜をサーチしそのまま特殊召喚、時源竜の効果でミグレイション2枚目をサーチ

 こちらも3妨害になります。タキオンの部分はタイタニックでも場合によっては良いかと思います。

ホルスとの組み合わせについて

 無限竜をうららで止められた場合でもイムセティで貫通していく動きができるのが良いと思います。カタパルトタートルを用いたワンキルも無理なく組み込める点も良いと思います。

 ただ墓地に依存する要素が強く次元系に弱くなるのと、時空の七皇やそれをサーチする七皇昇格スタートではワンキルができないのが難点ではあります。

【銀河光子(ギャラクシーフォトン)】デッキへの影響

 《銀河眼の時源竜》と《時空の七皇》の登場によって自分イチオシのカードである《フォトン・デルタ・ウィング》が1枚初動で2妨害を立てられる初動カードになりました。

デルタウィングを召喚、効果でデルタウィング2体目を特殊召喚
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デルタウィング2体で銀河光子竜、効果でデッキから時源竜をサーチしそのまま特殊召喚、効果で時空の七皇をサーチ
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時空の七皇でデッキから残光竜をサーチしそのまま特殊召喚、時源竜と残光竜でルクシオン、効果で永遠の銀河をサーチ
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ルクシオンの効果でタキオンを上に重ねて特殊召喚、永遠の銀河をセットしエンド
 ↓
相手ターンに永遠の銀河で銀河光子竜の上に重ねて光子卿を特殊召喚、効果で時源竜をサーチしそのまま特殊召喚、効果でミグレイションをサーチ

同じく1枚でランク4を立てられる《荒魂》との差別点としては上の記事にあるように《銀河天翔》を使用するターンでも召喚できることと、【銀河光子】において汎用性の高い《フォトン・オービタル》を引いていれば誘発を食わっても貫通して展開できる点かと思います(荒魂も幸魂を素引きしていれば貫通できるのは内緒です)。

入賞レシピ

2024.05.26

2024.05.27

2024.06.02


おわりに

 というわけでタキオンに関する内容を雑多にまとめさせて頂きました。強欲ですが6月のアニクロでタキオンの未OCGカードを…などと期待を持ちつつ研究をしていきたいと思います。それでは。

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