#4

鬼門の4日目。自他共に認める三日坊主の権化であるこの私が4日目に突入するとは天変地異の前触れ並みの事であるが、この驚きは私しか知らないため、きっと何も起こらないだろう。

筆を持ったは良いが、4日目にしてものの見事に書くことがない。三ヶ日は何かとイベントがあったり、この先の1年を考えたりと思うことがあったが、4日目ともなるとまぁ思い付かない。果たしてこんな調子で続けていけるのだろうか。もしタイムスリップできるなら、毎日の投稿を自らに課してしまった元日の浮かれた自分を止めに行きたいほどだ。

タイムスリップといえば、必ずつきまとうパラドックスというものがある。過去に干渉した時点で未来が変わり、元いた自分の世界に影響し存在が危うくなるというものである。

例えば自分の両親が出会う前に干渉し、二人が結婚しなければ、今いる自分の存在と矛盾が生じてしまうのだ。

そこで考えてみてほしいのだが、本来生まれるはずだった自分ではなく、干渉した先の未来Bで新たに生まれた人物は、一体何者なのだろうか。

彼(彼女)は本来のルートでは生まれるはずではなかった人物。そして自分が生まれる代わりに生まれた人物でもある。

ということは、彼は未来Bにおける自分なのか?いや他にも自分の代わりたるうる人物はいるのか。そもそも代わりという概念ではないのか。

こうして考えていくとパラドックスという範囲も曖昧でどこまでが矛盾なのかもよく分からなくなってくる。これすらも矛盾のうちなのだろうか。

まぁそもそも三日坊主の4日目の戯言の時点で矛盾だらけか。

それではまた。

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