❹押花

唯一無二に。



よく「似たもの」を見かける。

創作者自身にその気が無くても何故か似てしまうらしい。

ちらっと見たものを無意識下で同じように表現をしてしまったのか、偶然似てしまったのか。

当事者にも分からないことを周囲は容易く「盗作だ!」と責め立てる。

人を貶めたいという欲求。

自分は人より上だという証明。

見せかけの正義。

好きなものを汚されたという怒り。

当事者のことなど、どうでもいいらしい。


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