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コミケで初コスプレ参加してきた【C103】

撮影:黒いお面(@blackmask976284)氏


どうも、ユンザです。


最近は朝凪先生のエロ本がシコれなくなってきたのが悩みです。特に今回のは『才能がチンポに負ける話』だと思っていたのにイチャラブ純愛本だったのでガッカリ。純愛(建前)が朝凪先生の真骨頂だと思っているからイチャラブは別に見たくないんだよな。チンポ出す前から好感度振り切れてるのは求めているモノと違う。


コミックマーケットC103お疲れ様でした。

今回初のコスプレ参加をしてきたのでそのレポになります。


コスプレをすることになった経緯


めちゃくちゃ簡潔にまとめると実績解除ですね。


親元離れて4年寮生活して一人暮らしを始めて1年半。せっかく一人暮らしの生活を手に入れたのに一人暮らしじゃないとできないことに手を出しておらず、特に変わらない生活を送っていたんですが、すごく勿体無いなーって思いまして。

じゃあ一人暮らしじゃなきゃできないことって何かって考えまして…私の答えは『女装』でした。


ワイトもそう思います


絵が描けるわけでも造形ができるわけでもなく、文章書くのだって別に上手くはないけどオタクとしてもう一段階そろそろ次のステージに進みたいなあって。

進んでるのか?退化してないか?

コミケで本を出したことはある(合同本に寄稿しただけですが)ので次はコスプレ参加かなと。

寮暮らしの頃は常に誰かしら部屋にいてカーストが存在してて、ヨイショしてくれる後輩が1人いるだけで承認欲求が満たされていたんですけど、1人暮らしになって全てがバグったおっさんの行き着く先はバ美肉おじさんか女装なんですね。悲しきモンスター。



初女装もとい初コスプレをするにあたって誰がいいか考えたが、

  • 著名で私も好きなキャラ

  • 既製品の組み合わせで作れそうなキャラ

  • 小道具で誤魔化しがききそうなキャラ

  • できれば女の子らしい恰好=(私の趣味で)ゴスロリ

これらの条件を満たすキャラとして、『ガールズ&パンツァー劇場版』の島田愛里寿のコスプレをすることになった。



そんなこんなで島田愛里寿でコスプレ準備を進めていたら『ガールズ&パンツァー』の二次創作みたいなギャグ漫画である『ガルパンデモニウム』が連載終了。

作品の供養もかねて島田愛里寿にボコ溶接マンを混ぜることにした。顔を隠す口実にもなるので、コスプレのハードルも下がる。

『いやボコ溶接マンって何だよ!!』と気になった方は犬溶接マンで調べて欲しい。ざっくり説明すると、犬の死骸を悪人の顔面に溶接して戦う正義のヒーローです。


衣装を買い揃える


そうと決まればコスプレ衣装を揃えていく。まず島田愛里寿の服。できるだけ安くしたかったから全部AliExpressで揃えました。注文時の値段なので今の値段とちょくちょく異なります。


ゴシックドレス2652円。

Lolitashowのこれのコピー品ですかね。値段が1万円以上違う。スカートとワイシャツが如何にも分離しそうなデザインだが縫い付けられてた。肩紐がただのダミーでテンションがかかるわけじゃないからよくズリ落ちる。
コピー品だしあまりデカい声でこれ着ましたって言えないんだけども、普段から着るわけじゃなくてコスプレでの一発勝負だからまあいいかなって…。


ストライプニーソックス498円。

ストライプ柄、線が細くて多いやつならいくらでもあったんだけど、それは島田愛里寿っぽくないから探すのに少し手間どっちゃった。


ペチコート1099円。

黒か白かでちょっと悩んだんですが、そもそも見えない想定だからスカートの裏地が黒ですし、パニエとかも付いてないからそれに合わせて黒にしました。でも白の方がえっちだったと思う。


ここからがAmazon購入になります。

太ももタイツ1343円。

冬コミに薄いストライプのニーソックスだけは下半身があまりにも心許なかったので厚手のあったかいタイツを使うことにしました。毛のケアもしなくて済みますし、私の地肌が阿部寛と同じぐらい黒いせいで大抵のキャラクターと合わない問題も解決する。


蝶ネクタイ750円。

これめちゃくちゃ大事です。


カチューシャ550円。

これは正直100円均一ショップでも買えるしそれで良かった。普段ネットでしか買い物しないから知らなかったんですよね。


ブラックリボン399円。

カチューシャに付けて使う。これも大事な島田愛里寿ポイント。


ゴム手袋573円。

ボコ溶接マンのパーツ。ミントグリーンじゃなくてライトブルーができればよかったんだけど無かった。


ゴム紐352円。

ボンベを背負うのに使用。本家の犬溶接マンはハーネスで背負っているけどX型のハーネスがまず無い。ゴム紐思ったより細かった。


折り畳み式LED作業灯ワークライト2080円。  

ガストーチバーナー部分。これ見つけたときは感動しました。90°くらいにするとかなりそれっぽいんだよこれ。何よりライトだから光るのがとてもいい。


フェイスシールド1334円。

上に持ち上げて開閉できるフェイスシールドが丁度良かった。本家の犬溶接マンの溶接面がかなりフェイスシールドっぽいので、本家に寄せるか、デザインを無視して溶接面らしい物にするかで悩んだんですが、この芝刈り用のフェイスシールドがかなり正解に近いと思いました。


コスプレ用衣装生地 透けて見える生地605円。

90cm×25cm。これで溶接面から顔が見えない仕様にする。半分の大きさで作れたんだけど大きさミスったから作り直したら全部使っちゃった。


そしてウィッグ2728円。

ウィッグを固める用のスプレー562円。

スティックワックス440円。

結果的に上手くいかなったんだよなこれ。自力でセットしようとしてサイドテールを作ろうとしたら前髪にお煎餅が出来上がってしまった。



島田愛里寿の部分が計11021円、溶接マンの部分が計4944円。両方合わせて15965円。
ボコのぬいぐるみは前から持ってたから実質タダ。駿河屋で800円で買ったやつ。「おいらジャンボな本格仕様だぜ! 」、プライズ品だね。島田愛里寿ver.じゃなくて通常ver.なのは許して欲しい。


いやあ、コスプレってお金がかかるねぇ。



それから犬溶接マンのボンベ。
1.5ℓのペプシコーラの容器2つを赤い布テープでぐるぐる巻きにして作った。ボンベの口は段ボールで造形したものをグレーのビニールテープでぐるぐる巻き。ボンベのお尻がペットボトルまんまだったので段ボールを被せて少し整形。少し穴を空けて背負えるようにゴム紐を通した。

1.5ℓのペプシコーラの容器をそのまま使うには大きさが足りないと思って二つ連結する形にしたんだが、おかげで会場までの持ち運びはコンパクトになった。
ゴム紐で繋がっているからパーツがバラバラにならないし、連結するための切込みの位置も分かりやすくなった。実際に着て歩いているうちに二つに分解したから連結部分をテープで補強して、終わってから剥がして分解してた。


口から伸びているコードはiPhoneの充電ケーブル。コードの先には折り畳みのLEDライト。ライトなんで当然光ります。いかにも繋がっているっぽい感じだけど充電口の位置が微妙だったから黒いビニールテープでぐるぐる巻きにしている。充電式だから繋いで無くても大丈夫だしね。

そのままだとライトが明るすぎるのと溶接バーナーっぽくするために水色のマスキングテープで青白い光にしてます。


ボンベの構成分からないよー!!って喚いてたら犬溶接マンのコスプレをされていた先駆者様から解説が飛んできたんだよな。何でボンベ二つ背負っているのか、コードはどうなっているのか謎だったので助かりました。


手荷物の話



今回の手荷物。A4の本が入るサイズのトートバッグと、リュックとしてもショルダーバッグとしても使える3wayポストンバッグ





セリアのA4サイズの鏡。それを保護する段ボール。
設営するときに鏡を布テープで張り付けてそのままスタンドとして使うことで手荷物の軽減をしてました。


服はジップロックに、ウィッグと小物はケースにまとめました。


フェイスシールドとボコを端っこに上手いこと詰め込んだら余ったスペースにコンタクトやら手直し用のテープやら詰めて荷造り完成。




今回の反省点


  • ネタコスだからコミケが一番参加ハードル低いやろと思ったが、ガルパンオンリーの方がウケたかも。

  • コスプレ参加時はマジでコスプレだけに専念した方がいい。コスプレの優先入場が抽選だったのもあってか、会場に入れた頃には壁際とかいい場所取られてて、居座れる場所探すのに苦労した。二兎追うものは一兎も得ず。一回離れたらまた場所探すのが大変で、一日目は場所取れなくて失敗した。

  • ガルパン島全く回れなかった。何ならガルパンデモニウムの作者、『吉田創』先生にコス凸するってことも出来たんだよな…。その発想が無かった。

  • 私がコミュ障なのもあるんだけど他のレイヤーさんに絡みにいけない。溶接面が威圧感を出し過ぎて周りも話かけづらかっただろうなあ…。

  • ポージングがゴミ。衣装作って着たらゴールじゃないんだよね。一人だったからその辺を指導してくれる人がいない。

  • 単純にフリップが見辛い。床に置いていたから読むのに視線を下げ、数秒足を止めないといけない。一分一秒が惜しいコミケにおいてそれは命取り。ボコ溶接マンは片手にボコ、片手にバーナーを持っているのでフリップ持てないしいいか…と思ったんだけどやりようはあったと思う。


手に持ってた方が見やすいつーか、段ボールに手書きで作ったから視認性がイマイチで少し離れたら文字が読めないんですよね。撮影待ちしているときが結構手持ち無沙汰だったし、もうちょい何か考えた方が良かったと思う。

ほとんどの人は犬溶接マンを知らないんだからネタ解説しやすいようにスケッチブックにPowerPoint資料を張り付けたりやり方は幾らでもあったかも。


感想


楽しかったね。これは間違いない。反省点は多々あるけど、拙いコスプレでも20人くらいかな?には撮ってもらえたし。

更衣室で隣に座ったにいちゃんが私がコンタクトはめてる間にボンドルド卿に変身してた体験は唯一無二だったと思う。



まあでもネタコスにするなら分かりやすいネタにした方が良かったね。説明が簡潔で分かりやすいコスプレじゃないと見向きもされないのがツラいとこだな。

隣に人気レイヤーさんが来たときの気まずさがもうたまったもんじゃなかったよ。先にいたのは私のはずなのに申し訳なさすら出てくる。神経が図太くないとコスプレってできねぇよなあ。

後は友達が欲しい。私の隣に後からきたレイヤーさん3人組が仲良く自撮りしてたときは溶接面の下で唇噛んでた。何を見せられているんだ。

次はアコスタで会いましょう。参加するか分からんけど。

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