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日々つれづれなく

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普段感じたり考えたりしているけど、そのままだと日常に溶けてしまう事柄もろもろを書き留めています。 どこに行ったとか、何をしたかとかじゃなくて、どう「わたし」ができているか、なぜ「… もっと読む
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記事一覧

コトバ、枯渇中

っっっ。。。。 コトバが、、、出てこない たぶん編集のインターンを始めたせいだ と言って…

ゆんか
1か月前
5

詩 知里幸恵さんによせて

あの人が19で世を去ったとき 残した言葉の身体は 私が一生分かけて紡いでも 髪の毛1本にも…

ゆんか
1か月前
7

冷たい空気に触れないように

冷めきった身体で風呂に浸かると、足の先からじわじわと熱さが這い上がってくる。と思った矢先…

ゆんか
2か月前
2

なんてことはないけど、生きるとしたら

母が寝る前のストレッチをしているベットの隣、絨毯の上でうずくまりながら死にたくなった 母…

ゆんか
2か月前
4

旅行3日目、ヒトリ二シテクレ

つぼみ形のランプから 光が差して 店内が暖炉色に照らされている 雰囲気のある喫茶店で、 木…

ゆんか
2か月前
6

皮肉

皮肉が好きで好きでしかたない。 憎き権力者に迎合したふりをして、内部から刺す皮肉が。 ど…

ゆんか
2か月前
3

性暴力の記憶に苦しむ他者の隣で、

ずっと怖かった。 他者の痛みを前にして、私の言葉は、行動は、感情は、意味を持たない。むしろ、私がのうのうと生きていることは、その人の傷をえぐるかもしれない。 そう思うことがよくあった。 他者が私に傷を見せるとき、私はそこにいるだけでいい、一緒にいるだけでいい。そう思いたい。でも同時に声が聞こえる。 「お前は結局いつも間に合わない。」 近しい人が、過去に受けた性暴力や性被害について語り出すとき、私はいつも「間に合わない」。一緒にいるのは今なのに、語られるのは過去だ。「今の

再会

驚いたことに、#1を書いて投稿したまさにその日、彼から1年ぶりの電話があった。 運命の作用…

ゆんか
2か月前
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あなた、なしには #1

その人なしには、自分を語れない。 誰しもが誰か、今の自分を形作った存在を、 過去に持って…

ゆんか
2か月前
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