自作フィギュアについて
幼少の頃・・・・画用紙で(お粗末な)フィギュア作り
私をミニチュア、フィギュア&ジオラマ好きに誘い込んだ「アオシマ」の「戦国の名将」シリーズを紹介してきました。
それ以前、小学校の中学年の頃には、怪獣や怪人のソフビ人形のラインナップに含まれていない(マイナーな)怪獣&怪人の人形を画用紙で作り、一人悦に入っていました。肩・ひじ・ひざ関節・股関節の部分を切り離し、それを裏側から紙テープでつないで、腕や脚が曲がる細工なども施しておりました。
田宮模型の「人形改造コンテスト」との出会い
その後、高校の頃だったかに、子どもの頃よく行っていた模型ショップのショウウインドウに、田宮模型の人形改造コンテストのポスターが貼られていました。
田宮模型の名前は、「戦国の名将」と同時期に発売されていた「赤穂浪士」のミニチュアの製作&発売元として、また何よりも、精巧なミリタリーミニチュアの発売元として、知っていました。友だちにも田宮模型のミリタリーミニチュアを熱心に作っているのもいましたし。
「人形改造コンテスト」は田宮模型の35分の1の兵士ミニチュアを改造して、ドラマやアニメの登場人物、アイドルや俳優やスポーツ選手などの有名人、歴史上の偉人、時事ネタなどを表現するのですが、ポスターで紹介されている過去作品の精巧さと奇想天外さには驚きました。
「自分も"人形改造"をやってみたい」と切実に思い、さっそく田宮の「ドイツ歩兵セット」を買い求め、挑戦してみました。
人形改造に挑戦!・・・・失敗。。。
挑戦したのは、「作戦会議中の織田信長と側近の武将たち」でした。作り方は、ポスターや店内に置かれていたパンフレットで簡単に説明されていたものを参考にしました。
①兵士ミニチュアのディティールをニッパーやカッターで削り、②腕・ひじ・脚・ひざを切り離し、③ポージングをして接着し、④パテで補修して、⑤紙で衣服等を作り、⑥最後に彩色し・・・・
実際にやってみたのですが、時間も根気も手先の器用さが必要な上に、紙で鎧や兜を作るのが相当に難しく、残念ながら失敗に終わってしまいました。
子どもと一緒に竪穴住居のジオラマ作り
歳月は流れ、小学校6年生になったわが子が、夏休みの自由課題に「竪穴住居で暮らす縄文人たちを作りたい」と言い出しました。
もうこの頃は、ジオラマ作りの方法や人形改造のテクニックが、本やインターネットで紹介されていました。
それをもとに、わが子と一緒に竪穴住居で暮らす縄文人のジオラマを作りました。
私の作っていたジオラマは未完成なのですが、わが子の作ったジオラマは、住んでいる町の「夏休み作品展」に出品されました。その後は・・・・学校から返却されたのかどうか、行方不明になっています。
私も、子どもの頃に学校に提出した夏休みの絵画・工作や読書感想文の自信作が、市の展覧会やコンクールに出品されたまま返ってこなかったものもあり・・・・ちょっと(非常に)残念に思っています。
でも、この時の縄文時代のジオラマを作った経験が、「子どもの頃の夢だった人形改造に再び挑戦してみよう」という気持ちを思い起こさせてくれました。
人形改造=自作フィギュア(ミニチュア)作りに再挑戦
以来、時間のある時に、気の向くままに自作フィギュアの製作に取り組んでいます。
自作フィギュアの素材は次のとおりです。
原型となる人形は、Amazonで購入できる風景模型・鉄道模型製作用の1/30の人形です。KOZEFYという聞いたことないメーカーの人形です。中国製かな?
この人形を、①バリを落とし、②スーツの襟・袖口・裾・スラックスの裾・髮をニッパーやカッターナイフで削り、③首・肩・ひじ・脚・ひざを切り離し、④ポージングをした後、⑤パテで固めたりして成形し、⑥服等を着せた後、⑦塗装します。
服は習字紙です。やわらかくて工作がしやすいし、しなやかなので意外に破れにくいです。塗装した後は硬化して丈夫になります。
小物は、竹ひごやつまようじを削ったり、パテで整形したりして作ります。
人物の髪の毛もパテで成形します。
そうして作成した自作フィギュアの一部が、トップにも掲載しているフィギュアです。
記事トップと同じ写真で恐縮ですが、話の流れ上、もう一度、掲載します。
昭和特撮や昭和アニメの、それも悪役が多いのですが・・・・
次回から、気の向くままに作った自作フィギュアを紹介していきます。
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