ジョウのミネルバは、アルデバロンと戦う(意味不明)

宇宙戦士バルディオス、と云う落語があった。古典落語である。
じゃなくて、ロボットアニメ。
宇宙からの侵略者、アルデバロンと戦い地球を守ろうとする、巨大ロボットのバルディオス。
量産型ではなく、一品物の巨大ロボットが戦うと云う、古典作品。
落語なので、オチがある。
じゃなくて、ロボットアニメでもオチがあって、そのオチは、宇宙からの侵略者アルデバロンは、未来の地球から派遣されてきたものだった、と云うものである。

弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所が破産した。ミネルヴァと云えば、クラッシャージョウの乗機の宇宙船の名前であった、と云う話は前に書いたので割愛しよう。
弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所は、グレーゾーン金利による過払い金を、消費者金融業者から返還させると云う訴訟や法的手続きを行っていた。
そして、そのオチは、それらの元締めは、消費者金融・武富士の出身者達が設立した会社だった、と云うものである。
その会社は広告会社で、テレビCM、弁護士事務所のロゴ、ビジネスモデルから何から何まで企画し、法律事務所を支配していた、と云う。

過払い金の法律相談は、無料である。
まあ、成約すれば、弁護士事務所は利益になるし。
そればかりではなく、この無料相談に応じてくれるのは、事務員である。
事務員は弁護士資格がないので、そもそも有償相談は出来ない。
そして、その事務員すらも、武富士の出身者が設立した会社の関連会社の人材会社から派遣された事務員だったと云う、オチまで付いている。
そして、これらの会社の配下の法律事務所は、東京ミネルヴァだけではない、と云う。

消費者金融のグレーゾーン金利の過払い金の返還スキームの元締めは、消費者金融・武富士のOB達だった、と云う、クラッシャージョウやガットラーやアフロディアもビックリの結末である。
いや、結末、ではなく、引き続き、弁護士会の調査や、経済出版社などの取材が続いているそうである。


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