ハミルカル・バルカ

ハンニバルの父、ハミルカルは、第一次ポエニ戦争の時代の人物である。
シチリア島の争奪戦が、契機だった。
ハミルカルは陸戦で善戦していたが、海軍が破れてシチリア島で孤立。継戦を断念し、戦争としては敗北に終わった。
能力は優れていたが、屈腱炎で継戦から離脱したフジキセキに、土曜名馬座は、比した。
ハミルカルの子、ハンニバルは、父の無念を晴らすべく共和制ローマに挑むが、結局は敗北している。
第二次ポエニ戦争で、バルカ家は没落、或いは全滅している。
シチリア島の戦いは、この第二次ポエニ戦争でも行われ、アルキメデスが殺されている。
第三次ポエニ戦争では、国民全滅、国家滅亡に至っている。
共和制ローマが、ローマ帝国になるのは、この約120年後。


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