かかとスケスケ

インターFMを聞いていたら、軽妙でコミカルな歌が流れてきた。
アルフィーの坂崎さんの番組である。
「坂崎さんの番組」という番組 、と云う1時間番組。
TBSラジオを聴いていたはずが、ポケットの中でチューニングがずれた。
InterFMは、昔は76.1MHzだった。
今は、89.7MHz。おい、カーナビの受信機だとそこまでないぞ。
まだカーナビで、鹿島鉄道とか昼飯線の線路が出る。

番組のゲストは、ブリーフ&トランクスだ。

89.7MHz辺りは、昔のアナログNHK総合1chの手前の、ガードバンドで不使用だったところだ。
アナログNHK総合1chは、95.75MHzが音声だった。NHK教育の107.75MHzまで聞けるラジオが、昔あった。
AM局の補完FMに際し、昔のNHKテレビが聴けるラジオと最新の対応ラジオで聞ける、とアナウンスされていた。
日本テレビ175.75MHzは離れているので、聴けなかった。
昔のアナログテレビに近い周波数の特性を使いたい無線は、NHK教育と日本テレビの間の周波数を、使っていた様だ。官公防災、公共インフラ、バスなど。アマチュア無線にも144〜146MHzが割り当てられた。

Inter FMは、元は、阪神大震災に伴い、駐日外国人に外国語で情報を提供することを目的に、平時は音楽番組を中心とすることで設立された。
そのため、以前は名古屋とかに分局もあった。
設立当初は、ジャパンタイムスのグループが株主だった。
2006年から、テレビ東京系列となる。
2013年から、木下工務店の系列となる。
テレビ東京は、ラジオ界進出と云うことで買い、経営資源をテレビに集中と云うことで手放したらしい。
木下グループは、メディア界進出の一環として買った。
その後、ガイナックスの子会社も買っている。(福島ガイナックス→スタジオガイナ)
木下工務店と言っても、エム・シー・コーポレーションが買収して木下グループを名乗っている様なものである。
2020年から、FM東京の孫会社になる。なんじゃそりゃ。
キー局がキー局を買収の衝撃!

送信塔は、東京タワー。テレビもJ-Waveも、東京スカイツリーに行ってしまった。
国際都市横浜に向けて(?)鶴見区の三ツ池送信所からも放送している。本来はテレビ神奈川の放送塔。
なかなかFM補完をしなかったラジオ関東も、ここから放送している。AMは従来どおり多摩川河川敷。川崎幸放送局。

インターFMは、聴取率最下位と云うが、ラジオ関東とどちらが下なのだ?
ラジオ関東はミッキー安川で持っているとも言われていたが(?)、憂国の士、彼はもういない。
2ヶ月に1回くらいスペシャルウィークがあるが、その結果発表は大っぴらではない様だ。
文化放送おやじパッション(伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛 パッション)は同時間帯首位だそうだが、ライバルはA局、B局などと濁してある。
ビデオリサーチ社と、守秘義務契約でもあるのたろうか?
以前は、
 1位・TBSラジオ
 2位・J-Wave
 3位・ニッポン放送
 4位・FM東京
 5位・文化放送

のイメージだった。
TBSラジオ覇権時代は長かった。
だが、パーソナリティーの高齢化に伴い、代わった社長がJ-WaveみたいなAM局を目指して、歯車が狂い始めたらしい。
久米さんの劣化はヤバかったけど、荒川さんはまだまだイけたと思うぞ。森本さんは今でも喋っているし、聴取率も高い様だ。
荒川強啓 デイ・キャッチ!の放送終了は、今でも惜しまれている。

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圧倒的じゃないか、TBSラジオは。

それが今春の調査では、4位に転落したという。
 1位・FM東京    0.7%
 2位・J-Wave    0.6%
 2位・ニッポン放送 0.6%
 4位・TBSラジオ   0.5%
TBSラジオは、2001年8月から2021年4月まで119期連続首位だったと云う。

ホワイト伊集院も、いなくなった。

TBSラジオから首位を奪ったのはJ-Waveだった。
その次にTBSラジオは首位奪還したもののFM東京と同率1位。

NHKラジオ?
圧倒的らしい。
民放ラジオ接触者率21.3%に対し、NHKラジオ接触者率18.9%。内NHKラジオ第1は14.8%。(2019.11)
聴取率首位は、NHKラジオ体操、1.7%。
三宅民夫のマイあさ!1.6%が続く。

民放の例では、文化放送おやじパッション(伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛 パッション)が0.9%だそうだ。
大竹まこと ゴールデンラジオ!が0.8%。

ラジオ自体が、平均2.0%くらい、らしい。
聴取率が上がっても、収入源の広告料はジリ貧。
音声コンテンツを作っても、マネタイズが付いてこない。
ラジオ放送局の経営は、厳しい。
Inter FM897は、従業員22名の中小企業。売り上げ6.5億円。
本社は、以前の株主のテレビ東京のビルの中のままだ。
AM局は、NHKと北海道と秋田を除き、FM電波に舵を切る。
AM放送機材は、維持費も含めて高額なのだそうだ。
関東平野は、広い。
その他は、1県に1局くらいなのでFM局で事足りると云うことらしい。
北海道は、広いから到達距離の長いAMを継続。NHKも同様。
秋田も、広さと地形の関係で、同様。

川崎市は、ラジオが聞こえる様だ。
だが横浜市は、中心部以外では多摩丘陵に遮られて、あまり聞こえない。
NHK、TBS、文化放送の送信所は、埼玉県である。東京スカイツリーからのFM波も、きつい。
どうも川崎人以外の神奈川人は、FM横浜とニッポン放送を聴いているらしい。ニッポン放送のAM波は木更津送信所なので、東京湾を越えて飛んでくる。
ニッポン放送は、伊豆半島東岸でも聞こえる。


「坂崎さんの番組」という番組、5/29のゲストは、ブリーフ&トランクスだった。
JFNの番組である。
インターFMは、JFNの子会社である。
JFNは、全国の民放FM局に番組を配給する会社。
JFNは、FM東京の子会社である。

今週いっぱいで、ブリーフ&トランクスは、解散しない。
2人組のフォークデュオであるが、1名脱退だが存続すると云う。
細根さんが、花屋さんに専念するそうだ。
東京農業大学卒?
私の先輩ではないか。部署は違うが。
残る伊藤さんの方が、主として歌を作っていたそうだ。
6/12(日)横浜、ブリトラ ファイナルハーモニー2022・泣きどころが全くないない細根卒業コンサート、が最後となる。

ラジオで流れてきたのは、かかとスケスケと云う曲。
同棲彼女か妻の靴下を歌った歌。
ちゃんと、オチもある。
収録は、作り直したらしい。

って、ADHDじゃ、ないか?


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