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千葉ロッテ入団! ロベルト・オスーナ



今回は元HOUのクローザーであるRoberto Osuna(ロベルト・オスーナ/27歳)がNPB 千葉ロッテマリーンズへ加入が決まったということで彼について簡単に紹介


最初に言っておく、千葉ロッテファンは希望をいだいていいぞ!




さて彼の経歴をザクッとWikiから引用しつつ簡単にまとめ。

2011年8月にTOR(菊地選手所属のブルージェイズ)と契約

2013年にトミー・ジョン手術を受ける

2015年は開幕からMLBでプレー。夏場からはクローザーで起用され、68試合に投げて20セーブをマーク。

*実はマイナーでは先発として育成されていた彼だが、この結果によりリリーフとしてのキャリアを歩み始める。

2018年には暴力容疑で逮捕され球団から出場停止処分、その後HOUへトレードされる(このトレードは当時話題になった)

HOUへ移籍した2018年8月から怪我で離脱する2020年開幕当初まで、HOUのクローザーを務める

2021年、MLBでの契約を勝ち取れなかった彼はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約



次に彼の投球について、Svantをデータを見つつ説明

まず持ち玉だが、速球(ストレート/ツーシーム)に加えて、カッター、スライダー、チェンジアップとリリーバーにしては豊富。これは彼が元々スターターとしてキャリアを歩む予定だったためである。

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彼の速球は総じて94-96mph(約151-155km/h)で、MLBでは物凄く速い訳では無いため、被安打率は高めだが変化球については概ねいいデータが残っていて、基本的に被安打率は.200を下回る。

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ざっくり投球の質を示す上記データでも良い数値が出ている(赤はリーグ上位10%以上)ことが彼が結果を出し続けて来ている証拠である

特にコントロール(ゾーンに投げ込む能力)・コマンド(狙ったスポットに投げる能力)は素晴らしく、MLB時代のピッチングができるならコントロールに苦しむ事はほぼないだろう。




彼はまだ若くMLBに戻る可能性は極めて高いが、千葉ロッテは大きな戦力を獲得したと見ていいだろう。

今季は”怪物” 佐々木朗希の活躍が目立つがチームは6月8日時点で5位

2021年以降はMLBでのプレーはないものの、実力・実績は確かなオスーナの加入で投手力はもちろん、チーム全体の底上げができればまだまだ上位を狙えるだろう




いちHOUファンとして、2020年までチームのブルペンを支えてくれた彼の今後のキャリア、千葉ロッテでの”大活躍”を願っている

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