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2023年 アストロズ選手評価(野手編)

かなーーーーーーーーーり、お久しぶりです


さて11月頭にワールドシリーズが終わり、多くの方はストーブリーグそして来季に目を向けているのではないでしょうか


そんな中で私は今シーズンの選手評価をしていきます
評価については最上位の「S」から「E」までの6段階評価

今回は野手編です



マーティン・マルドナード(Martin Maldonado) 評価D
今季も正捕手として117試合に出場
相変わらずの打撃はともかく、今季は自慢の守備でも全体的に陰りが見られ、特にフレーミング数値は-18
オフFAですが、残留すれば来季はバックアップとして戦うことになるでしょう。

マルドナード


ヤイナー・ディアス(Yainer Diaz) 評価B
初のフルシーズンでOPS.8超え素晴らしいシーズンを過ごした
フリースインガーでBB%の数字は悪いが、XBAやXSLGはリーグ上位
守備面を見るとフレーミングはマイナスだが、すべての指標でMaldonadoを上回る
来季、フリースインガー故の成績悪化が不安視されますが、正捕手としてシーズンを戦うことになると思います

ディアス


ホセ・アブレウ(Jose Abreu) 評価E
大きな契約を持って加入したが、1年目の今季は期待に応えられず自己最悪の成績
最終的なHRこそ18HRだが序盤は全く打てず。さらにその状態でも起用され続けたことで悪いイメージが先行
来年は37歳と、結果を出せないとサラリーを犠牲にしてでもリプレイスの対象になるので全盛期とは言わずとも一定の結果を強く求められることになる勝負の年

アブレウ


ホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve) 評価A
WBCでの死球による怪我で出遅れ5月からのシーズンスタート
復帰後は安定した打撃でチームを牽引、やはりチームには必要な存在ということを改めて感じさせました
来季も安定した打撃でチームを率いてもらいたい

アルトゥーベ


アレックス・ブレグマン(Alex Bregman) 評価B
怪我の影響もあってか20年以降期待された成績が伴っていないが、今季も物足りないと感じさせる成績に
それでもチーム随一の選球眼や安定した守備、そして耐久性の高さもあって貢献度は高い
まだ30歳と老け込む年齢ではないので、打撃面でもう少し復調してくれることを願いたい

ブレグマン


ジェレミー・ペーニャ(Jeremy Pena) 評価C
昨シーズンはルーキーながらALCSとWSでMVPと最高の締めくくりで終えたことで、今季飛躍を期待されたが結果は今ひとつ
守備に関しても数値が落ちてしまっているので、オフにしっかり鍛え直してほしい
来季以降もアストロズのショートとして長きに渡って守ってもらいたいので、今一度気を引き締めてほしい

ペーニャ


ヨーダン・アルバレス(Yordan Alvarez) 評価A
今季も打撃に関しては文句なしの一言
圧巻の打撃で、Savantデータではほぼすべての指標でリーグ上位5%以内
守備に関しては最低限ではあるが守れており、チームとしても飛躍的な向上は求めていないでしょう
毎年どこかしら怪我をしてしまうので、細心の注意をしてもらいたい。

アルバレス


チャズ・マコーミック(Chas McCormick) 評価B
もともと打撃に関してはいいものを持っていたが、今季はそのポテンシャルが開花
すべての項目で自己最高の成績を残し、チームに高い貢献をみせた
ただ元々あった健康面の不安故か、結果が出ていてもベンチを暖めることが多かったのが懸念
来季は健康面についての不安をし払拭し、更に飛躍した成績を残してほしい

マコーミック


カイル・タッカー(Kyle Tucker) 評価S
今季は打撃内容が格段に上昇、主力の多くが不振や怪我で苦しんだ次期には傑出した内容でチームに貢献
終盤失速し30-30こそ逃してしまったが、シルバースラッガーを受賞し文句を言うことはない
来季は今季向上した内容をもって、自己最高を目指してほしい

タッカー


マウリシオ・デュボン(Mauricio Dubon) 評価A
今季はAltuveの不在時には2Bメイン、復帰後はCFを中心2B/SSと高い守備力でチームに高い貢献しGGを受賞
それだけではなく打撃に関してもコンタクト重視と右打ちの巧さをにせ20試合連続安打を記録
来季以降もUTとしてチームを助ける存在でいてほしい

デュボン


マイケル・ブラントリー(Michael Brantley) 評価E
怪我の影響で復帰は終盤
それでも以前と同じようなスイングを見せてくれた
オフにFAで、ChasやDubonの結果を見ていると来季はいない可能性が高い

ブラントリー


ジョン・シングルトン(Jon Singleton) 評価E
帰ってきたかつての有望株
LAA戦では2HR6RBIで期待されたた頃の片鱗を見せたがそれだけでおわってしまった
ただBBは選べていたので、1Bのバックアッパーがいないようであればチームに残るかもしれない。

シングルトン


デービッド・ヘンズリー(David Hensley) 評価E
Altuveが不在だったシーズン序盤に出番があったが、結果が残せず

ヘンズリー


グレイ・ケッシンジャー(Grae Kessinger) 評価E
代走や守備固めとして出場
その点では一定の評価はできるが、打撃に関してはノーチャンスか

ケッシンジャー


コーリー・ジュルクス(Corey Julks) 評価D
今季初昇格し一定の打力は見せたがアストロズでレギュラーを張るには少し厳しいか

ジュルクス


ジェイク・マイヤーズ(Jake Meyers) 評価D
守備は一級品ながらも、打撃の悪さが足を引っ張りレギュラーになれないOF
反対方向に長打を打ったり一時的に素晴らしい打撃を見せることもあるがどうにも続かない
もう少し継続性を見せることができれば確実にMLBに残れるのだが、、、

マイヤーズ




次回は投手編です。

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