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2023年 アストロズ選手評価(投手編)


お久しぶりです


前回の野手評価からまた期間が空いてしまいましたが、投手編やっていきます。
評価については野手編と同じく最上位の「S」から「E」までの6段階評価




フランバー・バルデス(Framber Valdez) 評価A
バーランダー(J.Verlander)が去った23年は開幕よりエースとして稼働
抜群の安定感を誇った22年よりは成績を落としたが、31試合の登板で198回を投げて12勝11敗 防御率3.45と最低限以上のピッチング
被弾が19本(22年は11本)と倍近くになっているので、ここの修正は必須
オフにはトレードの噂も出ていたが、24年もローテを支えてもらわねば困る存在


クリスチャン・ハビアー(Cristian Javier) 評価C
抜群の内容を見せた23年から大きく成績を落としてしまい、残念なシーズンになった24年
大きな要因としては速球の平均スピードが1mphほど低下(93.8→92.7)
また、全球種のスピン量も100ほど低下していた
22年はフルシーズン+POとフル稼働だったことが影響したか
23年もALCSまで戦い消耗しているはずなので、まずは身体のメンテナンス。そして鍛え直してボールの質を取り戻すことが最優先


J.P.フランス(J.P.France) 評価C
故障者が多く出たGW頃にMLB昇格し、そのままシーズンを駆け抜けたヒゲが特徴のルーキー
24試合に登板(うち23試合に先発)で136回を投げ11勝6敗 防御率3.83は立派な数字
ただ内容は良くなく、Savant上では青で染まっているのでもう1つも2つもレベルアップが必須


ハンター・ブラウン(Hunter Brown) 評価D
今季は開幕からローテに入った組織内No.1有望株のエース候補右腕
4月は素晴らしいピッチングを見せ、5登板で3勝 防御率2.37にWHIPも1.05とブレークを期待させた
が、5月に失速し防御率は4.78でWHIPも1.14、6月は修正したが続かずに最終的には152回を投げて11勝13敗 防御率5.09と課題が残るシーズン
投げているボールは決して悪くないので、試合をまとめる能力やシーズンを投げきるスタミナといった部分を鍛えてほしい


ルイス・ガルシア(Luis Garcia) 評価E
揺りかご投法で日本でも少し話題になった右腕
今季はフォームを修正して揺りかご投法はやめてしまった
成績としては6試合に登板して怪我でシーズンアウト
トミージョン手術となったので来季もおそらく登板はないか


ホセ・ウルキディ(Jose Urquidy) 評価E
WBCの日本戦にも登板したメキシカン右腕
今季はガルシア(L.Garcia)と同じくGW頃に怪我で離脱
8月に復帰したが成績は16試合登板(うち10試合に先発)で3勝3敗 防御率5.29とパッとせず
バックエンドでローテを支える役割が果たせず、ルーキーたちに立場を奪われる結果で、来季は勝負の1年になるだろう


ライアン・プレスリー(Ryan Pressl) 評価C
加入2年目の2020年以降、チームを支えた守護神
今季は31SVはしたものの、5敗 防御率3.58と加入後最悪の結果・内容
ピッチングのバランスを変更したことが悪影響となったのか
来季はHaderを大型契約で迎えたため、セットアップとして開幕を迎えることが濃厚


ブライアン・アブレウ(Bryan Abreu) 評価S
チームを支える絶対的セットアッパー
23年はWBCからフル回転で、一時成績を悪化させたが、最終的に72試合に登板して防御率 1.75と圧巻の成績
バレル%やゴロ%など一部指標は大きく悪化しているが、大きな心配はいらないだろう
ここ2年で疲労は蓄積してきているはずなので、ケアを十分にしてもらいつつも、来季もセットアップとしてのフル回転を期待したい


ヘクター・ネリス(Hecter Neris) 評価S
火消しの神
23年はピンチで登板して、抑えきる場面を何度も目にした
スプリッターはまさに必殺と言える球種で、これを武器に自己ベストの防御率 1.71をマーク
オフにFAでチームを去り、CHCと契約となった
HOUとしては24年は彼の立ち位置の選手を擁立する必要があり、大きな課題


フィル・メイトン(Phil Maton) 評価A
シチュエーションを問わず黙々と投げる"ミニ・プレスリー"
23年は自己ベストの68登板 防御率3.00をマーク
特に5月までは防御率を0点台でキープする圧巻のピッチング
シンカー(2シーム)を捨てて、レパートリーをカーブ・速球・スライダー(スイーパー)に絞ったのが成績向上の要因か
オフにFAとなった(1/28時点で新天地未定)


ラファエル・モンテロ(Rafael Montero) 評価E
22年はセットアップとしてMLB内でも最強レベルの内容を見せ、新契約を手にした右腕
今季は内容が大きく悪化し、セットアップの立場を剥奪された
それでも68試合に登板し、タフさだけはチームに貢献
24年はなんとしても22年に近い状態に戻ってもらわねば困る存在


ライン・スタネック(Ryne Stanek) 評価D
Monteroと同じく、昨年から大きく悪化した右腕
投げてるボールには大きな変化はなそうだが、BB%が13.8から9.9へ改善してしまったことで怖さがなくなったのか
オフにFAとなった(1/28時点で新天地未定)


セス・マルティネス(Seth Martinez) 評価D
便利屋起用のサイドハンド
23年は登板数を微増させたが、成績は悪化
元々苦手の対左成績が更に悪化したことで全体的な数値も落とした


ジャスティン・バーランダー(Justin Verlander) 評価C
オフに再契約しなかったのに再び獲得してしまった昨年までのエース右腕
加入後は11試合に登板して7勝3敗 防御率3.31とまずまずだが、17年に獲得した時ほどのブーストはかけられず
彼に否はないが、結果的にギルバート(D.Gilbert)とクリフォード(R.Clifford)の超有望株2人失う失態を犯してまで獲る必要はなかった


ケンドール・グレイブマン(Kendall Graveman) 評価C
2年ぶりに加入した右腕
その時もデッドラインでの加入でした
加入後は23試合に登板して防御率 2.42と結果はだしたが、獲得が必須だったのかは疑問
オフにTJで24年は登板しないことが確定


ロネル・ブランコ(Ronel Blanco) 評価D
スライダーに強みを見せる右腕
そのスライダーは期待通りの数値を出したが、その他球種があまりに悪く結果を出せず
17登板(うち先発7試合)だが、今のままならスライダーオンリーのリリーバーのほうが面白いかもしれない


ランス・マッカラーズ ジュニア(Lance McCullers Jr.) 評価”なし”
まず登板しろ






開幕前に新ロスターの紹介くらいはしたいですね。。。。


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