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ピンクはみんなのもの 2024/9/7

好きなお笑い芸人のラジオのスペシャル回で子育ての話をしていた際、ゲストの女性タレントが、「4歳の女はもう女ですから」と言っていて嫌だった。

そういうことを言う人がたまにいることは知っていたのだが、何度聞いても、いつ聞いても、いくら自分が好きなラジオであっても、嫌なもんは嫌だなと思った。
私は子育てしてないからわかっていないかもしれないが、その子の特徴とか性格のようなものを、女とか男とかの性に帰着して見ようとするのは自分(大人)がそうしたいだけだろっと思う。
しかも、何より嫌なのは、そういう時に言われるのはいつも『女』ってこと!
『女の甘えたり、媚びたりする感じ』とか、果てには、『女の色気を出してくるところ』とか言うひともいる。おい、子どもだぞヤメロ!
でも、その人にはもうそう見えているのだろうから仕方ない。のかな?

いくら家庭内で気をつけていても、保育園とか幼稚園に入ると、子どもは否応なしに『女らしさ』や『男らしさ』のステレオタイプな思い込みを取りこんでくる、と聞いたことがある。

妹の子ども4歳はピンクが好きで、パウパトロールのピンク色のプールのバッグを買ってもらった。
青色もあったようだが、そこに描かれているパウパトメンバーも青とピンクのバッグでは異なっており、ピンクのバッグの方には女の子のメンバーのイラストも入っていて、それも気に入ったのかもしれなかった。

ところが、案の定、幼稚園で「ピンクは女の子の色!」と言ってくる子がいたらしい。
子どもは落ち込んでいるというふうでもなかったが、「ピンクは女の子の色なんでしょ? でも、○○(自分の名前)はピンクがかわいいと思うんだ」と言っていた。

「女の子なら△△」とか、「男の子は□□でしょ」とかいうことを、子どもに最初に言うのは大人だろう。

なるべく言わないで。ぐっとこらえて。言葉を発する前に立ち止まって。
大人よ頼む。

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