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AIイラスト Xでの歩き方(7)- イラストの方向性

はじめに

こんにちは。
AIイラストを作成している、ゆなそるです。

前回は「フォロワーの分類②といいね&リツイートの仕組み」について記事を書かせて頂きました。

今回は「イラストの方向性」について記事にします。
2回目の記事でも少し触れたのですが、今回はもう少し深堀していきます。
特に始めたばかりの方はどんなイラストにしようか迷う人が多いと思いますので、良かったら参考にしてみてください。

また、「Xでの歩き方」のタイトルで記載している記事(今回の記事についても)はあくまで「Xにおいて、ある程度のフォロワー数、いいね数などの数字を増やすことを目的」としています。
そのため、個人でAIイラストを作って楽しむ方などにはあてはまりませんので、その点ご注意ください。

好きなイラストを作る

結論から言ってしまいますが、自分の好きなイラストを作りましょう。
今は色んな作成ソフトを使用することができ、また技術も急速に発展してきています。
初期の頃は美少女イラストが圧倒的に多かったと思いますが、今は動物・イケメン・イケオジ・カッコ良い乗り物・壮大な背景・こだわりの素敵な服装・ネタ画像など、何でも作れるようになっています。
※ただし使用ソフトによって得意・不得意があるため、ご注意ください

必須ではありませんが、XやPixiv等でどんなイラストが作成できるか情報収集するとよりイメージが湧きやすいかと思います。

趣味として作成するのであれば「好きなイラストを作成する」方がモチベーションも高く上達も早くなりますし、長く続けることができるでしょう。
もちろん、複数好きなジャンルがある場合も良いと思います。

ジャンル・画風を絞って作成する

さて「複数好きなジャンルがある場合も良いと思います」と記載しましたが、最初から色んなジャンルに手を出すのはあまりオススメできません。

例えばオリキャラをメインにするならオリキャラを中心に、イケオジをメインにするならイケオジを中心に。
そして画風もあまり変えず統一することをオススメします。
理由としては下記の通りです。

  • ジャンル、画風を統一することで他の人が見たときに覚えやすくなる

  • ジャンル、画風を統一することで上達が早くなる

他の人が見たときに覚えやすくなる

AIイラスト/Xを始めたばかりの頃は、当然ながら自分のことはほとんど認知されていない状態です。
以前の記事でまずは認知されることから始めよう、ということを記載しましたが、認知を強める方法としてイラストというのは非常に大事です。

今はXのタイムラインを見ていると、その人の名前を見る前に誰のイラストか一目でわかることが多いです。
それはその人のイラストを見続けているから、というのもありますがとにかくイラストが印象に残っている、ということが大きいように感じます。
「この人といったらこのイラストだよね!」ということです。

印象に残る手段の一つとして、特に始めたばかりの頃は「ジャンル、画風の統一」がかなり有効になります。

上達が早くなる

ジャンル・画風を変えるのは時間と根気が必要となります。
当然と言えば当然かもしれませんが、同じジャンル・画風を続けた方が上達も早くなるでしょう。

一点突破を狙う

さて、ここまで「ジャンル・画風を統一しよう」というお話をさせて頂きました。
理由としては上記も間違いでは無いのですが、ここからはもっとリアルな話も交えて記載してます。

AIイラストの現状と技術の進化

AIイラストが流行り出してから約一年半が経過し、今も技術は急速に進化し続けています。
多くの人が手軽に始めやすくなった反面、飽和状態になりつつあるため初期の頃に比べるとアカウントやイラストが埋もれやすい状態である、とも言えます。

今は新しく始めた方でも、この人本当に始めたばかりなのだろうか、と感じるくらい最初から素敵なイラストを作成されている方もかなりいらっしゃいます。
当時と技術が違うとは言え、半年前にこれだけのイラストを作っていたら間違いなく一気にフォロワー数が増えていたはずです。
しかし先にも記述した通り、今は飽和状態のため頭3つくらい抜けているイラストでなければフォロワー数が一気に増えることは難しいように感じています。
(もちろんこういう方もいらっしゃいますが、やはりクオリティが段違いですね…)

そして何より、初期の頃からトップを走り続けているAIイラストレーターの方がいます。
いつ見ても本当に素敵なイラストを上げ続けているのですが、誰より時間をかけてずっと研究を続けています。
始めたばかりの方(もちろん自分も含めて)がその方たちとイラストの総合力(それに加え影響力も)で勝負しても、中々難しいでしょう。

総合力で勝てない場合は「一点突破」を狙う

ビジネス、芸術、スポーツの世界でも何でもそうですが、総合力で勝てない場合はとにかく「一点突破」を狙う必要があります。

例えば2023年WBC(ワールドベースボールクラシック)では、大谷選手・吉田選手・村上選手・山本選手・ヌートバー選手など日本が誇るスター選手が大勢いました。

その中でも特に異彩を放っていたのが、代走の切り札として準決勝のサヨナラホームを踏んだ周東選手です。
周東選手はWBCで打席に立たず、準決勝での代走1回のみ出場でした。
それにも関わらず、俊足の大谷選手を追い越しそうなほどのベースランニングを披露し、日本中に大きな衝撃を与えました。
これが典型的な「一点突破」を狙うということです。

キャラの可愛さ、背景の綺麗さ、アイデアの奇抜さ…何でも良いです。
「ジャンル・画風を統一する」にも繋がりますが、とにかく自分の得意なものを磨いて「一点突破」を狙うことをオススメします。

諦める勇気を持つ

ここについては、自分の思考が入ってしまうため合わない方は飛ばして頂ければと思います。

「一点突破」を狙う、というのは一般的には「長所を伸ばす」という認識が多いかと思います。
これは別に間違っているわけでは無いのですが、私の認識では「短所を諦める」という感覚に近いです。

例えば人気のAIイラストレーターの方の素敵なイラストをたくさん見ていると、「あれもやりたい、これもやりたい、色々真似したり挑戦してみたい…!」と考えてしまうことがあると思います。
アイデアの参考にすること自体は良いことですが、始めたばかりの人が色々試しても結局、中途半端で終わってしまいます。
使える時間が無限にあればそれでも良いのですが、そうはいきませんよね。時間が有限です。

私のモットーは「女の子をいかに可愛く、綺麗に見せられるか」それだけを掲げています。
背景や服装などはあくまでオマケで、女の子が主人公です。
なので背景・服装などはあまりこだわっていません。(というよりできない、というのが本当は正しいのですが…)

一時期は凝った背景や奇抜なアイデア、動画などを研究していた時期もあったのですが、良いものができる気がしなかったので諦めました。
そして色んなことを諦め自分ができるものだけ突き詰めた結果、イラストにまとまりがでてきたように感じています。

なので「全体的な画風は自分に合わないけど、この部分は参考になるから取り入れてみようかな」といったような取捨選択、とくに捨てる(諦める)ことが大事です。(これは私の記事でも言えることですが)

新しいジャンル・画風へ挑戦するタイミング

ここまでは一貫して「はじめたばかりの方は、ジャンル・画風を絞った方が良い」ということをお話してきました。
※冒頭にも記載しましたが、あくまで「Xにおいて、ある程度のフォロワー数、いいね数などの数字を増やすことを目的」とした場合

しかし凄いイラストレーターの方は、様々なジャンル・画風で素晴らしいイラストを作成されている方も大勢いらっしゃいます。

ではどのタイミングで、新しいジャンル・画風へ挑戦するのが良いのか。
これについては私も挑戦できていない関係上、正直な所わかりません…が一応考察をのせておきます。

1つ目として、確実に言えることは「ある程度、フォロワー数やフレンド数が増えた段階」以降が良いと考えています。
(理由は今まで記載した通り、まずは認知されることが大事なので)

そして2つ目、イラストの質についてです。
こちらは完全に私の感覚になってしまうのですが、イラストの出来を100点満点だとします。
70-80点くらいまで上げるのはそれほど難しくないけれど、そこから100点に上げるのが非常に大変…という印象です。(実際に100点と言うのは無いと思いますが)
なので自分の中で70-80点(つまり及第点)まで行けたと感じたら、挑戦しようかなと私は考えています。

そして新しいジャンルで学んだことを、更に元々のジャンルや次のジャンルに要素として足していく…というような感じでしょうか。(もちろんまだまだ先の話ですが)

ただ結局のところ、どれだけの労力と時間、そして情熱をかけられるのか、が一番大事な気がします。
(新しいことに挑戦するというのは本当に大変です。。)

最後に

ということで今回は以上となりますが、いかがでしたでしょうか。

今回も仕組みを中心に紹介したので、少しドライに見えたかもしれません。
…が結局のところ「まずは自分の好きなイラストを作り続けよう!」ということ、そしてそのメリットを説明しただけなので、あまり難しく考える必要は無いと思います。
また私の記事が全て正しいわけではありませんので、ぜひ取捨選択をして参考になる部分だけ実践してみてください。

次回は「コミュニケーションの考え方」について記事にする予定なので、気になる方は読んで頂けると嬉しいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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