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地方の県庁所在地在住の専門職系フリーランス。 日々の雑多なことを雑記に。3分で読める散…

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地方の県庁所在地在住の専門職系フリーランス。 日々の雑多なことを雑記に。3分で読める散文。

最近の記事

スリーピング イヤー に ウォーター。

思わずルー大柴語で書きたくなるくらい、どうかと思うこと。 「寝耳に水」と言いたかっただけ。 今年度からお役所のとある審議会の委員になった。 一応、わたしが持っている資格、所属団体などを加味して選ばれたらしい。 かなり大きい審議会なので、先人に相談した上でお受けした。 年度の初めは、最初に審議会の会長さんを委員の中から選ぶことから始まる。 委員A氏「◯◯大学(地元国立大)の□□先生を推薦します」 で、すんなり決まるのだろうと聞いていたら、 (今まで行った別の審議会では「異議

    • 結論ありきの報道。

      NHK「ニュースウオッチ9」コロナ報道に「放送倫理違反」BPO指摘「真摯に受け止めます」「勝手にストーリーを作って、それに沿うものだけを取材し、ストーリー通りに(多少曲げて・反対意見を無視してでも)記事や番組を制作」する記者さんが時々いる。 これと同等にするほど大掛かりなものではないけれど、かつて勤務していた事務所にも難しい取材の話があった。 勤務していた設計事務所に、取材の電話が入った。 雑誌に掲載されたリフォームについての問い合わせだった。 一戸建ての住宅の1階部分を全

      • 友達100人できるかな、のはなし。

        春はこれまでと違う生活に入る人が多いと思う。 子供の頃、結構悩んだ歌がある。 表題の歌詞が出てくる「一年生になったら」という歌。 わたしは田舎の公立小学校出身で、うちの学年は30人くらいだった。 友達、100人もいない。 なんというか、子供ながら結構モヤモヤしていた。 勿論、学年の違う幼なじみも何人もいたし、 ご近所は2人兄弟だと少ないね、と感じるほど、3人以上の兄弟がデフォルトのような地区だった。 それでも、100人は結構大変。 一生懸命数えて何人になるだろう、と考えたも

        • 個人の判断に委ねること

          感染対策について。 自分が少し関わっている、人を集めて行う屋内イベントについて。 今まさに、個人の判断に委ねるという意味をどう解釈していいのか悩んでいる。 主催者側、観客や招かれる側によっても考え方は変わる。 対策をするほうが、対策しないよりも安全なのはわかっているし、 そのノウハウもかなり蓄積できている。 今となっては対策をしていても感染してしまうことはやむを得ない、という風潮にもなっている。 しかし、対策を強化しすぎると今度は「そんなに我々は危険だと思われているのか」と

        スリーピング イヤー に ウォーター。

          女性用スーツの話。

          「振り袖は嫌」欠席を後悔◆オーダーメードの原点と込められた思い【時事ドットコム取材班】昭和40年頃の話だけど、母の友人に東京一等地の骨董品屋の娘がいた。(その後、家業を継いだらしい) 彼女はメンズのオーダーシャツのお店で自分のシャツを作っていたそう。 オーダーなので顔を合わせて採寸するのだが、3回目に行って、店内を見ていたときでも「こちらは男性用のシャツで…」と説明されたらしい。 彼女は「銀座に店を構えるなら、メンズシャツの店で女性がシャツを仕立てるという特異な客の顔くらい覚

          女性用スーツの話。

          フィルムカメラの話。

          子供の頃、父がわたしを撮影したのはcanon F-1だった。 わたしが生まれる前からうちに存在したため、わたしの中ではカメラ=F-1だった。 高校生の時は美術部だったり、大学でも作品を作ってたので、カメラの出番は多かった。 高校生の時は父に借りて天体写真や、部活の作品写真を撮ったり。 大学生になれば自分のアルバイト代でMINOLTAのオートフォーカスとSIGMAのレンズを買って使ってた。 デジカメも出てきていたけど、拡大してプリントできるほどの画素は一般的ではなかった。 時

          フィルムカメラの話。

          自己評価と世間の評価。

          「傲慢と善良」辻村深月:著 1日で一気読み。 婚活アプリで出会って婚約した男女の恋愛ミステリ。 突然失踪した婚約者の行方を探しながら、出会う前の彼女の足跡を辿る男性。 婚活もいろいろ。合コンや友人の紹介、アプリ、結婚相談所や本職の仲人。 自分はそれこそ「婚活」をして結婚したものだから、この本の婚活に関する内容が痛いほど判る。 タイトルは、彼女の地元(群馬)でお世話になったことがある所謂「仲人おばさん」(本書では「結婚相談所」としている)のセリフに出てくる。 「自分の結婚相

          自己評価と世間の評価。

          ひまつぶしのおともに。

          文章を書くことが好き。 自分の書いた文章を後で読んで、自分で笑ってたり。 でもひとさまが読んで同じように思うかは判らない。 うまい文章ではなくても、面白いね、と言われる程度が理想。 世の中のためになるかと言われたら、多分ならないんだけど。 今日ちょっと変な読み物を読んだ、楽しかったと思ってもらえるように。 長い人生の、僅かな時間のひまつぶしのおともになれれば、幸い。

          ひまつぶしのおともに。