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りんごのうた

保育園行ってた頃、私がりんごのうた歌って!って言ったら母親が「りんごのひとりごと」という童謡か美空ひばりの「リンゴ追分」のどちらかをランダムで歌ってくれるというノリがありました

私の中ではりんごのひとりごとの時は当たりで、リンゴ追分の時ははずれだった
母親が何故か原曲のオクターブ下で歌うので、声が異様に低くて怖かったからだ
でも途中からその声が面白くなってきて、母親がリンゴ追分を歌った時は嫌がるふりをしながら内心喜んでいた
このノリを一日10回はやっていた

今思えば子どもをあやすにもまるで戦後の家庭のような選曲で謎が深い
母親とは今日就活のことで少し喧嘩したが、ふとこのことを思い出したので一日美空ひばりを聴いていた
真赤な太陽は日本で一番渋い曲だと思う

おわり

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