使った感情を元の場所に戻せない　日記2023/01/05

　先日、約1年9ヶ月付き合っていた恋人と別れました。そもそもnoteにはミリもそんな話を書いていなかったので、恋人いたんかーいって感じなんですけど。いました、遠距離恋愛だったんだけど、いました。
わたしにとっては初めての恋人だったので思い入れがありすぎて、相手から別れようって言われた時は勝手に涙が出てきてしまったし、今でもちょっと好きなんかなーって思う。いやわかんない、恋の歌を聴いて相手のことを考えられなくなった時点でわたしも冷めていたのかもしれないし、わたしに非があったのかもしれないし、どこで分岐して今に至ってしまったのかな。単に相性が悪かったのかも、とも思う。運命じゃなかったってことじゃん。
遠距離だから形式上は別れたんだけど連絡は普通に取るから、わたしはまだ未練を引きずってるみたいだ。「まだ好きなんかも」と思う度に苦しくなるし、相手の好意が自分に向いてないことに対して悲しくてしんどくなって病みそうになる。身体は元気にしてるけど心はあんまり元気じゃなかったみたい。自分ではわかんないけど。「好き」という感情がずっとどこかに置いてけぼりだ。それは相手のところかもしれないけどわたしの自己満足で置いてるのなら早く引き取らないとなんだよな。使ったものはちゃんと戻さないと。
今日ふと、恋愛ってパーキングエリアとか道の駅に似てるな、と思った。その人のところに寄って休憩するとか、羽を休めるとか。いつかは来る出発の時のために。わたしはその出発がすごく早かっただけなんだよな、とか思ってみる。
初めて恋愛的に付き合うという体験をしたから、初めて別れるという体験をした。初めてだから気持ちの整理がまだつかない。「恋愛の好き」ってなんだろうな、の旅にまだ出なければいけない。それまで暫く、わたしは眠る。