髪を切るまであと4日　日記2023/01/10

　無事に成人式も終わったことだし髪を切る、という話から今日の題をつけた。シンプル。ただ切るだけじゃなくバッサリと、黒くて長いまっすぐの髪の毛を切って生まれてはじめてショートヘアに挑戦しようと思っている。ずっと前から決めていたことなので既に美容院の予約も取ってしまった、とても楽しみ。
ショートヘアに初めて挑戦するにあたり、インスタやインターネットでちょくちょく調べている中にこんな言葉があった。
「女の長い髪には怨念が込もる」
わたしはずっと長髪スタイルのまま生きてきたから全く気づきもしなかったが、思い切って切った方の中にはそういった感想を持つ方もいるということらしい。確かに幽霊って言われて思い浮かべるのは髪の長い黒髪の女だよな、とも思う。ショートヘアの女もきっといるだろうに、想像上のイメージとしてはそんな感じだ。

成人式とその帰り、10年ぶりに会った異性の友人が居た。一応きっかけとしては子供同士の仲なのに、親同士も仲良くなりいつも連絡を取り合っているくらいなのに子供同士は久しく会っていなかったというある意味よくわからないことになっていた。縁は人を繋いだままにしていたらしい、服装や髪色が変わって久しく会ったとしても中身は変わらなかった。それどころか以前より優しくなっていた気がして少しだけ、ほんの少しだけ「あ、好きかもな」とか思ってしまった。多分成人式の吊り橋効果だから流されるのはやめておくが。そもそも恋人に振られてしまった直後だしそんなこと考えたとして上手くいく気がしないというのが正直なところ。わたしは「好き」ってなんだろうか、という旅の途中だったのだ。
髪の毛を切るのと同じタイミングで、こんなごちゃごちゃした思いも切って気軽に捨てられたら楽だろうな。そんなことを考えた火曜日だった。