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【ひろがるスカイ!プリキュア 第29話】おばけが怖いソラちゃん可愛い!とか言いながらも普通に泣ける話。夏休みがほんのり沁みる思い出に!久しぶりにキュアスカイがフレキシブルな戦いを魅せて満足。


超遠距離からソラちゃんを眺めた結果、本当に目が作画的な意味で点になっているソラちゃん。なんだか斬新で、めちゃくちゃ可愛かったです。笑

マロンちゃんのセリフだけど、まあ、ハミィが言っても全然差し支えないし、しっくりくる。ソラちゃん、喋るぬいぐるみが怖いんだったら、プリキュアの妖精が全部怖いってことになるよ~って、ましろんから言われてそうだな。笑

ずっと犬のぬいぐるみって思ってたマロンちゃんは、猫でした。笑

ちなみに、絶叫クイーンとは、ホラー映画やスリラー映画などにおいて、悲鳴や叫び声といった恐怖演出(演技)を得意とする女優さんのことです。関根明良さんの絶叫声は、ギャーという中にも緩急や濃淡があるので、状況に応じた、細かな心境がダイレクトに伝わってくるのです。奇しくも、今回のひろプリもホラー回そのものではあったため、関根さんの本領発揮といったところでしょうか。今後も、洋画の吹き替えで、絶叫の場面がありそうですかね。

あまりにも落ち着きすぎていて、「またか…」みたいな雰囲気のましろんが、もはや絶対的な正妻ポジションとして確立されていて、観ているこちらも安心してしまうという。笑
ちなみに、同じ屋根の下で暮らす生活が長引くと、恋人同士の匂いが嗅ぎ慣れてしまって、異性対象者としてみなされなくなってしまいます。
そのため、夫婦仲を盛り上げるためには、あえてコロンなどで匂いを刷新させることによって、お互いを異性として認識させていく方法もありますよ。

なんというか、全編がスカイランド神拳のノリで進んでいくので、小さなギャグでも大きな衝撃として、余計に笑ってしまうんですよね。笑

ひろプリのOPは物語の展開に併せてもろもろが変わっていくんですが、キャラクターばかりに目を取られていて、テロップに関してはノーマークでした。そもそも、はじめからの仕様だったようです。

Sky~♪FlyHigh~♪のイントロが流れると、エンジンかかりますよね!

提供画面のあげはさん、よくよくみると、アイシャドウベタ塗りで、スナックのおばちゃんみたいな雰囲気になっていて吹きました。まあ、ひろプリメンの中では一番人生経験が豊かなので、一杯引っ掛けながら相談でもアドバイスでもしてくれそうですけど。笑
でも、あげはは18歳なので、まだお酒とタバコはダメですね!

雨が降ったからと、人様の家の玄関をこじ上げてズカズカ入り込んでいくのは、スカイランドの風習だからでしょうか。笑

閉じこもってしまうマロンちゃんの心の扉を慈愛の精神で優しく開くエルちゃん。「相手が誰でも同じように接する」という教訓を、みんなに気づかせてくれます。ただ、キュアマジェスティになったあとは、ミルキィローズのようなめっちゃ高飛車な感じになりそうな予感しかしないんだけど、ツバサくんをこき使うような展開になりませんかね?それでも自分は嬉しいですよ。笑

選択ではなくて、洗濯でした。汚れたマロンちゃんを洗濯し終わった
あとのソラちゃんが、すごくドヤァとしていました。まあ家事は得意ですからね。相当力入れて洗いほぐしたのでしょう。笑

ヨヨさんがおばあちゃんの趣味すぎて、なぜかツボった。笑

先に同じ。ガッチャード繋がりで言うなら、ホッパー1→福圓美里さん→キュアハッピー→スマイルプリキュア→キャンディとかも、びっくり驚いちゃうんでしょうね。そもそも、ソラちゃんのおばけ怖い設定は、今回の話ではついに完治しなかったな。

そう、ソラちゃんの過去は、修行と特訓ばかりで、友だちがいなかったのです。ずっしり重くのしかかりますね…。それが、ましろんからサックリ言われてしまったのも、余計に響いたものだと思います。内申、お前が言うなよと感じた部分があったでしょうね。ソラちゃんからすると、ましろさんが初めての友だちですから、ってちょっと尖ってしまった心情もあったのかと思います。でも、ましろんと重ね合わせて、マロンちゃん(人形)の心情を察することができたのも、ましろんがいたからというおかげにもなりますよね。ソラちゃんは日に日に、心身が成長していってます。

ネコ型ロボットならまだしも、流行りのドローンを持ち込んできましたね。笑
ひろプリの世界では、ドローンが存在するようです。


まぁそもそもプリキュアそのものがファンタジーなんですが、スカイランドという設定がさらにファンタジー感を深めているので、これ以上の摩訶不思議が起こっても何も驚くことはないだろうという心の準備が、視聴者とソラちゃんたちにはあったと思うんですよね。(ましろんが驚く頻度も減ってきているし)
なので、なおさら、動く人形・喋る人形程度で驚くソラちゃんの奇抜さが浮き出てしまったんですよね。
簡単に言うと、その程度で驚くような状況でもないでしょ、ってなるわけです。
しかし、このソラちゃんへの総ツッコミが、逆に物語へ余計に感情移入させて、最後に良い話でソラちゃんと一緒に涙してしまうっていう流れにさせているのが、すごくしてやられてしまった感がありました。
方法や設定は何であれ、ソラちゃんと一心同体になってしまったら、それはひろプリの世界にどっぷりハマってしまっているということです。

元の持ち主に忘れられてしまったという、結構重い過去ですが、断片的に見せることで、ほのかに匂わせる程度で、あまりトラウマにさせないようにしていたのは良かったなと思いました。でも、この今日の話の主軸となる設定が最後で報われたとき、みんなで良かったねってなれるのが、また良かったんですよね。

上記のように、別れを経験したからこそ、物事は有限であることに説得力を持たせたマロンちゃんの発言には、しっかりとした重みがありました。どこかしら、諦めている節、投げやりな節が感じられて、めちゃくちゃ元の持ち主に会いたかったのに、頑張ったのに、会えなくてもう諦めてしまったんだなという背景を感じさせますね。このあたりは、トム・ハンクス主演映画のキャスト・アウェイを観ると、心情がエグいほどにわかってくると思います。

ソラちゃんは犬、ましろんはネコ、これは鉄則です。笑

9/14までの申し込みなので、狙っている方は忘れずに!
意外と、明日、明後日があると思って、どんどん日にちが過ぎていくんですよね。
オールスターズのアイテムは滅多に出てこない(特に映画は限定品が多い)ので、確実なアプローチを心がけるべきでしょうね。

空き洋館って言ったら、日本国民のほとんどが、バイオハザードって言ってしまうくらい、バイオハザードが浸透しちゃいましたね。

再来週以降の話になりますが、スキアヘッドからしちゃがちゃされてしまうので、急にダークな展開になってきます。夏の楽しい思い出担当として、ミノトンさんが出てきてくれたのなら、その役目に敬礼したい。(敵としてはどうでもよくて、飛行機なり水着なりソラちゃん見せ場なりを作ってくれた、本当に盛り上げ役として…という観点で。敵側からしたら、めっちゃツカエナイって思われてしまうんでしょうね…。)

マントバサァッが、何回観ても格好良い!

今まで、変身の5本縦割りのシーンで、キュアプリズムだけキュアスカイの両サイドを占領していたのは、正妻特権なのかと思っていました。笑

アトモス…FF5でワームホールで主人公たちを異世界へ吸い込んでくるボス
ゾーンイーター…FF6で主人公たちを吸い込んで腹の中の世界に誘う敵


出てくる敵も圧倒的だし、プリキュアも追い詰めるし、ミノトン製ランボーグにしては、意外と健闘していたほうだと思います。マロンちゃんの助けがなかったら、プリキュアはランボーグの中で生涯を終えていたことでしょう。

対プリキュア戦総合力はミノトンさんに軍配が上がりますが、キュアスカイ単騎で対決するなら、やはりキュアスカイの酸いも甘いも知り尽くしたストーカーことバッタモンダーのほうが、嫌らしい攻撃をしてきますよね。こいつまじで嫌いって思うくらいのネチネチした攻撃が、今となっては懐かしいです。キュアスカイにフルボッコにされてほしい。笑

ウィングアタックもキレが増しており、スピード型で敵を翻弄する、牽制兼移動打撃型としても有能になってきました。肝心なところではお姫様抱っこをしてきますし、キュアバタフライのサポートを受けてガリゴリ敵を責め立てていきますし、ひろプリメンの中では、結構戦闘センスが高くなってきましたよね?

キュアスカイのバク転を観たいがために、いつもテレビにかじりついています。パシッパシッて音がするの、すごく格好良いですよね!運動神経がバカげている運動お化けのキュアスカイだからこそ映えるシーンです。そして、スカイランド神拳でカンフーなみにボコボコにしていくのが、とにかく格好良いですよね。初代から受け継いだ徒手空拳の良さが、ここにあります。

そして、戦いが終わったあとに、慈愛をみせるキュアスカイ。このギャップがたまらん。憂いを帯びた人が、正義を背負って、悪に立ち向かう構図が、とても心にくる。そして、戦いの中からも、戦いが終わっても、謙虚に学んで成長する姿が、とても頼もしい。仮面ライダーでいうと、BLACK・RXあたりの硬派さがあるんです。やはり、ヒーローガールを冠するのは伊達じゃあない。

相方が放ったプリズムショットを、勢いづけてキュアスカイがシュートする。夫婦技はアップドラフトシャイニングだけではく、こういう細かいところからも息遣いを感じることができます。


たぶん夏休み近辺のひろプリでは、一番しっくり来た回。観終わった後に、ソラちゃんの活躍が観れた満足感と、物語がきれいに終わってよかったと思う充実感と、ちょっぴり甘酸っぱい夏の終わりの予感があり、いろいろ複雑な感情が交錯しました。このエモーションが出たということは、29話に秘められたカタルシスは大きなものであったということでしょう。地味に名作でした。

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