MANKAI STAGE 『A3!』 Troupe LIVE ~SPRING 2021~ ライブ配信視聴記録 その2

トルライ春のライブ配信の個人の感想その2です。
ネタバレに配慮していませんので、未視聴の方は閲覧お気を付けください。
また、ゲームの『A3!』の12幕・茅ヶ崎至のSSR「ナイラン充」のバクステ内容を含みます。
バクステ未読の方はご注意ください。

先に上げた大千秋楽メインの感想とは別視点で感想をまとめていきます。
配信視聴回は以下の5回。
そのうち★マークの回を中心に書きます。
3日分をまとめて書いているので、めちゃめちゃ長いです。本当に長いです。10000字越しました…。

ライブ配信視聴回 @TACHIKAWA STAGE GARDEN(東京)
8月18日19時
8月19日19時
8月20日19時       ★
8月21日16時30分    ★
8月21日16時30分    ★

CAST
佐久間咲也:横田龍儀
碓氷 真澄:牧島 輝
皆木  綴:前川優希
茅ヶ崎 至:立石俊樹
シトロン :古谷大和
松川 伊助:田口 涼

サポートメンバー
坂田大夢 / 竹内樹 / 茶谷優太 / 遠山晶司(梅棒)

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8/20(金)のオープニングの挨拶「おつーーーーー!!!」の至さんのテンションに、つづるんだけじゃなく私もビックリした(笑)
からの「今日は、俺だけを見てて」
それは…真澄くんの十八番では?
トルライ後半オープニングでちょいちょい至さんこれ言ってたけど、初めて言い始めたのがこの20日の回だったはず。
この一言が締めかと思っていたら、「今日は仕事も休めたことだし…」とまだセリフを続けようとしていた至さんと、自分の番だと思って手を挙げて挨拶をしようとしていたシトロンの戸惑う顔がバックスクリーンにバッチリ映ってて、「あ…スタッフさんもシトロンにいくと思ってたんだ」とちょっと笑ってしまった。
個人的にこの後に至さんが何を言おうとしていたのかめっちゃ気になるんだけど、もう二度と知ることは無いんだろうな(笑)
「真っすぐ推しを見ていれば大丈夫ネ」というシトロンの言葉に背中を押されたので、基本的に推しを真っすぐ見てました。
 それで気づいたんだけど、この辺りから至さんが真澄くんと張り合うようになってきて、アリス主演コンビが好きな私は一人ニヤニヤしながら眺めていた。

 8/22千穐楽のオープニングは真澄くんと至さんの張り合いがMaxになってたと思う。
「俺だけを見てて」は安定だったんだけど、拍手の練習の時に、真澄くんに邪魔された後下手に移動した時に今度は真澄くんと監督の間に割って入ったの本当に大人げないよwwwけど、そんな二人のやり取りが愛おしい。
 一人拍手の餌食がつづるんアゲインだったんだけど、至さん誘ったのに断られ、なのに「お手本見せようか」って言われて、そうでもなかった時のつづるんの心境よ(笑)
 はける時にもう一回「俺だけを見てて」って言ってた至さん、攻めてるな。

 ちなみに千穐楽は「MANKAI☆開花宣言」の時の最後の「レッツゴー」と真澄くんパートの歌い方で涙腺が決壊したことを言い添えておく。
あと至さんがセンターで踊っている姿に、ダンスめっちゃ頑張ったんだなって思ったし、「笑顔の方が」のお顔のアップ最高だった。


 カレーパンの時、可愛い振り付けと言いながら、基本的に「愛している系手話」の真澄くんが結構好きなんだけど、監督の返しの時が「当り前」の時は、綴くんが「準備いいか?」って聞かれて手話で返すやり取りが結構好き。
あと、春夏公演の時にめちゃくちゃギスギスしていた二人の、綴くんが「今日はもう帰ろうか」って歌いながら右手を差し出したら、「うん」って素直に真澄くんがその手を取る姿を見ていると泣きそうになる。
なかなか懐かない猫がいつの間にか懐いていたというか、微笑ましい長男と末っ子の関係が尊い。

 8/20のデュエットソングは「ワンダーランド・ア・ゴーゴ―‼」
ハモリパートが本当に耳福だった。二人とも歌が上手いっていうのが大前提ではあるんだけど、声のバランスがとっても良くてずーっと聴いていたいなって思ったし、正直、フルで聴きたい私がいた。

 このデュエットパートの後にお芝居パートがあるんだけど、さすがに至さんきっかけで始めるわけにはいかず、8/20はそれまでとお芝居パートの導入が異なっていた。
 暗転して「え…ちょっと!」という至さんの叫びと共に何かが盛大に落ちる音がする。暗転が明けると、散乱するゲーム機の中に至さんがコケていた。
そして、始める至さんのソロ曲「芽~me~」。
 えぇ…春夏公演の時に他の劇団員たちとの芝居に対する温度差に引け目を感じて、劇団を辞めよう。辞めた方がいい。なのになんで辞めるって言えないんだろうって1人で悶々とする茅ヶ崎至の名曲です。  
そんなドシリアスのメロディが流れてきて「え???」ってなってる所に始まる掃除と断捨離が出来ない茅ヶ崎至ソング。呆気にとられた後でどうしようもないほど笑いがこみあげてきた。
めっちゃいい声で歌ってるのに…めっちゃ切なげに歌ってるのに、歌ってるのは「ゲーム機が捨てられない」(笑)
いや、ある意味至さんとしては全くブレてないんだけど、一瞬身構えた私の緊張を返してくれ(笑)
 けど、寝転んだり起き上がったりしながら歌い続けているのに全く声がブレないのはさすがだなぁと思ってた。それに、ゲーム機とデュエットダンスをしたり、PSPを起動させてゲームの世界観が広がっていく様を指先の動きで表現しているのがすごくいいし、その時の至さんの優しい顔が本当に良かった。

 替え歌パートは真澄くんに引き継がれるんだけど…真澄くんのソロ曲。オリジナルと替え歌にさほどテイストの違いは無いんだけど、トルライのソロ曲はより過激になった印象だった(笑)
めちゃめちゃ情感たっぷりに歌い踊っているのに、バックで繰り広げられるのは至さんと支配人の不毛なゴミ論争(笑)
聞いてると正直どっちもどっちなんだけど(笑)
確実に言えるのはあの場に左京さんがいたら大きな雷が落ちてるだろうなってこと。
最後のゲーム機の取り合い、「やめろやめろ! 壊れる!」とか言ってただけだったのに、この回は「どこさわって! おかしいって!」という至さんの焦った声が聞こえてきて、何やってんだろう? って思ってた。カメラでパーンって抜かれたら支配人が至さんの足に【ぴたぬい】みたいに絡みついててめちゃめちゃ笑ったよね。
千秋楽でもやっていたから客席の反応見て支配人が味を占めたんだろうなと思っている。

 ゲーム機を死守したもののナチュラルに真澄くんに強奪される至さん(笑)
支配人には絶対に奪われなかったのに、真澄くんには簡単に奪われた挙句に回収できないのは、お兄ちゃんだなぁって思ってしまった。
ゲーム機は回収したい。けど、仕事に行かなくちゃいけない。至さんの中でめちゃくちゃ葛藤があった結果「あげるわけじゃないからな! 貸すだけだからな!」って念押ししていくのが、もう真澄くんに甘いよね。バッドタイミングでかかってくる仕事の電話に「クソうっとうしい‼」って本音ダダ漏れなのもめっちゃ笑う。なのに通話ボタンを押した瞬間社畜モードに切り替わるのさすが茅ヶ崎至ですわ。


 至さんのステージ衣装の中で、個人的にずっと激推しなのが、キャメルスーツだ。
本当に春単の時にキャメルスーツ姿で至さんが登場した時に歓喜した監督は私だけではないはずだ。
去年のエーライの時にも出てきたけど、本当にあのスーツは選ばれしイケメンにしか許されないスーツだよね。
春単の時からずーっと思ってるんだけど、今度こそステージショットのブロマイドが出るなら、至さんのキャメルスーツ姿をお願いします。本当に本当に熱望している。
 1点だけ残念だったのが、たぶんあのスーツは長時間の着用を想定しては作られていない。
一回一円→アリスデュエット→お芝居パートとこの回は至さん出ずっぱりだったので、汗が引く間も無かったんだと思うのだが、PV撮影のタイミングになるとスーツの肩回りや背中に汗染みが目立ってきていたのが、個人的にちょっとだけ残念だった。
衣装さんもあそこまで汗をかくとは思ってなかったと思うのだが、頑張って課金するから、次の春単独公演の時には、ワンランクアップしたキャメルスーツを是非至さんの為に作って欲しい。

 話を元に戻すが、何とかしてPV撮影をやめさせたい真澄くんの仮病の演技が毎回迫真で笑っていた。あの「治ったっぽい」ってキリッとする所までがワンセットでめっちゃ好き。
皆が「なんで仮病なんか」って言う中、至さんだけが「かまって欲しかったとか?」っていうの、真澄くんに対してそんなこと言うの至さんくらいだよねと思いつつ、至さんが仮病使う時は構って欲しい時ですか?って思ってしまった私は悪くない。(ちなみに8/21ソワレの時の「どうみても仮病だよね」の言い方が個人的に一番正解だった!)
 それにしても、シトロンが持っていたあの薬の原材料は一体何だろう? センブリとか?

 真澄くんが「新しい劇団員がいい奴で、演技も上手くて、お前らともうまくやって、俺と同じくらい監督のことが好きだったら?」っていう台詞。新劇団員=千景さんを想定しての内容だとは思ったんだけど、どうも初見の時から「お前らともうまくやって」っていう台詞が引っかかっていた。
視聴回数を重ねるにつれ、私は一つのことに思い至った。
この新劇団員というのは、輝くんの卒業後のことを示しているのではないだろうか。
そう考えると自分が引っかかっていたあの言葉が余計にグサリときた。なんてセリフがきたんだろうと思っていたが、その後の「そんなことない!」っていう咲也の全否定がエーステカンパニーからの答えだったように思う。
「MANKAIカンパニーは真澄くんの居場所なんだから」=「エーステは輝くんの居場所なんだから」というメッセージに聞こえたのだ。
あの咲也くんの言葉は、咲也くんからの言葉だけじゃなく、春組からの、そして私たち監督からの餞の言葉だ。
だからこそ「そうですよね? カントク!」っていう咲也くんの投げかけがSEではなく、会場にいる監督の拍手に委ねられていたのではないだろうか。
輝くんへの餞の場に参加させてくれた脚本と演出に心からの拍手を送りたい。
8/22の千穐楽で、シトロンが「私たちの大切な家族」って言った後に支配人が拍手を誘導してくれたのもすごく良かった。


8/20の再演は「ぜんまい仕掛けのココロ」
初演の時からこの演目は涙なくして見られなかった。再演でも案の定号泣したんだけど、「今機能が停止したら!」からの流れがもう本当に辛い。
そして、シトロンのSの進化に鳥肌が立つ。
「私のネジマキを外してほしい」とルークに話しかけるシーン。
初演の時は、Sに感情が宿った時のお芝居は、シトロンの優しい雰囲気が前面に押し出されていた。
対して再演は、感情が宿ったのは間違いないのだが、あくまでホムンクルス(人形)がベースになっているのが見て取れる。
その上で、感情が芽生えた姿、そしてルークを守りたいという思いが胸に迫ってきて、初演同様にボロ泣きした。
ルークとSを捜索していたアルクが、部下を止めて、ルークとSの最後の場面を見守っていたのが、地味に好きだ。そして、最後に「国法の順守に感謝する。非礼を」って言って頭を下げる所が更に涙を誘う。
アルク…いい奴だなって毎回なるんだよね。

演目終わり、至さんがニヤニヤしながら自分の部屋に真澄くんが泊まりに来ていた話をしてるのが、微笑ましい。就寝時間が午前5時の103号室で果たして真澄くんが安眠できていたのか謎ではあるんだけどね。
春単でのこのやり取りめっちゃ微笑ましく見てたけど、この「就寝時間が午前5時」だけは、めっちゃ驚いた。
「ぜんまい仕掛けのココロ」は、やはり綴と水野の関係を抜きにしては語れない。
だから、シトロンが会場に水野が来ていないか探すのがとても良かった。絶対来てそうだし、緑色のペンライト振ってるだろうなって思った。
春組の皆がはけていく時、シトロンが少しだけ残って、会場の一角に目線を向けていたのは、その先に水野を見つけたのかなって思うお芝居だったので、そういう細かいところまで気が配れるエーステに本当にリスペクトしかない。


各公演ごとに何かしらの至さんのツボワードが生まれるんだけど(笑)
8/20のツボワードは「もうええわ」だった(笑)
率先して真澄くんに絡みに行き「お前じゃない」って素っ気なくされても嬉しそうにしてる至さん、ただの可愛いかよ…。
次の公演に向けてのお話は、決まったやり取りなんだけど、「ゲーム原作の舞台」というワードに否応なしにも「ナイラン公演」を期待してしまう。
これは、エーステでナイランが観られるという布石と思ってていいんですよね???


 Tik Takは全部で3種類。「MANKAI劇場へのお越しをお待ちしております」「MANKAIカンパニー舞台用語講座」「シトロンのいたずら」※タイトルは勝手につけてます。
個人的には、舞台用語講座の全員黒縁眼鏡仕様に歓喜だった。ありがとう…ありがとうMANKAIカンパニー‼ 公式で推しが眼鏡かけてる姿を見る日が来ようとは思っていなかったよ。
それにしても、咲也くんとつづるんまではまともに用語講座してたのに、至さんから不穏な空気が漂ってきたの笑う。自分がまだ初心者のようなものだからというのは微笑ましかったけど、バミリの説明で「みりん」が出てきたのは、きっと左京さんに怒られるぞ☆
(「バミリ」の語源は「場を見る」からきているそうです。※気になって調べた)


 咲也くんのソロ終わりで春組が駆け寄って集合するのめっちゃニコニコする。
「blooming smile」の間奏で、8/20の回は咲也くんが至さんに「至さん、楽しいですね!」「咲也、楽しいな」っていうやり取りめっちゃ微笑ましくて眼福だった。なんだよ…ただの可愛いかよ…。
最後の「ブルーミーング スマーイル!」の所で、至さんが咲也くんの背中に手を当ててるのめっちゃ好き。
8/21は咲也くんとシトロンの背中押してて、8/22はシトロンが至さんの背中押してるの、本当に…本当にただ尊い。


 8/20の「桜の下で」が終わった後、咲也くんが顔についた桜の花を手に取ってニコって笑ってたの優勝だった。


 至さんのツボワードが生まれると、基本的に最後まで引っ張る傾向のあるトルライだけど、先にも書いたように8/20のツボワードは「もうええわ」(笑)
真澄くんが「あんたのペンライトになりたい」と言ったが故に、シトロンがペンライトいじりしてたら、めっちゃドヤ顔で「もうええわ」って言ってたのが微笑ましい。
アンコールの時もそこそこ距離あるのに「もうええわ」言いに行ってたから完全にお気に入りワードだったんだろうな(笑)


エーライの時に「一五一会」の2番の至さんパートが歌われなくて、地味に残念だったんだけど、あれは照れてる演出だから仕方ないかなとも思っていた。だから、今回アンコールでちゃんとフルで「一五一会」を聞けたのが本当に嬉しかった。


8/21のソワレが個人的に一番好きな回なのだが、理由を考えるとめちゃめちゃ至さん回だったからだなという所に落ち着いた。

オープニングの「今日は俺だけを見てて」の後で、真澄くんが「俺だけを見てるって約束した」って、すかさずいってきたことに対して、小指を立てたまま「約束は上書きしよう」ってどや顔で言うのヒドい(笑)
皆がざわざわしてる中で「と言うことで」って話を進めようとして、真澄くんがショック受けてた一連の流れにめっちゃ笑った。いや、ちゃんと「真澄、悪かった」って言ってるんだけど、本当に真澄くんが拾ってくれて良かったね!
 拍手の練習で、それまではつづるんが一人拍手の餌食になっていたのに、この回は至さんにご指名がきた。何の躊躇もなく高らかに拍手をしていたので、きっと裏で打合せしてたんだろうな! 二人だけで!(笑)
 次の曲の為にはける時に至さんが一言「約束」って言いながらはけていってるのに真澄くんがぴくって反応していたの流石だわ。

 「一回一円、イケてるメンマ」も8/21のソワレが一番好きだった。「心はワチャワチャしよう~」の時の至さんの手の動きがとってもハマってて、最高だった。
ちなみに「それ、イケメンね。自分で言うのも恥ずかしい~」って所をダンサーズの振りが「あぁー!」みたいな振りなのが地味にツボっている。その後のゲームに戻ろうとしているのを全力で阻止してるのも面白くて、シトロンボーイズ優秀だなって思うよね。
「一回一円」終わりの二人のやり取り、至さんが「アミノ酸飲もうかな」とかだんだんお体労わり系になってきて、5公演目にしてついに「トレーナーさん受けようかな」って言い始めて、「お疲れ様です‼」ってなったけど、8/22の千穐楽の時はシトロンJr.に「お留守番よくやったね」って頭撫でてて、シトロンが「お留守番褒められたよ」っていうやり取り…さすが春組のパパママ‼ってなったの私だけではないはずだ。あの頭ポンポンはズルいわぁ…。

 お芝居パートで支配人が咲也くんを共犯にしようとしたのもこの8/21ソワレだった。
あれ、たぶん完全な支配人のアドリブだったんだろうけど、それに瞬時に春組のお兄さん達が反応して、支配人を一刀両断していた姿に、春組尊い…ってなった。

 支配人と言えば、冒頭のシトロンの挨拶でペンライトが「支配人の発注ミスネ」という台詞をちゃんと受けて、「ずっとペンライト作ってました。この度は私の発注ミスですみません」とちゃんと受けていたのも、さすがだなって思った。はっきり言って、運営サイドのミスですよ。ライブなのにペンライトが買えないというのはどういう事だろうか。と、公式の案内を目にしては眉をひそめていたのだが、「松川支配人ならやりかねないし、仕方ないね」と、監督(観客)が思ってしまう持っていき方は、本当にキャストの皆の機転が素晴らしかったと思う。
このキャストの対応を無駄にしないためにも、運営は今回のことを猛省して、次のトルライ夏以降に教訓を活かしてもらいたい。

 さて、この8/21ソワレの再演は「不思議の国の青年アリス」
冒頭の大学生3人組で、シトロンがとても滑らかな日本語で大学生を演じていて、ここでもまたシトロンの成長を目の当たりにした。
つづるんの白ウサギが可愛い。8/19回の時に捕まった時に「3秒! 3秒遅刻しただけですぅ‼」って必死にアピールしてたのめっちゃ可愛かった…。
せっかくアリスのこと助けてあげたのに、元の世界への帰り方なんて知らないよ~って言ったら、めっちゃ蹴られてたの笑ってしまう。
 初演の時は、帽子屋はお片付けとかをしていたからあまりステップを踏んでる印象が無かったから、今回、センターで帽子屋がステップ踏んでるの見てテンションが上がってしまった。
 青年アリスは、本編よりも公演後が秀逸だった。

不思議の国のアリスとは:俺と監督のラブストーリー(真澄)
           :ラスボスと主人公がカフェをオープンする話(至)
           :きっと正解(咲也)
咲也に「正解教えてあげるネ」って言ったシトロンがぶった切った挙句に、鬼ごっこを始めるの最高だった。

「タッチ」って言われた時につづるんの「はぁ?」っていう返しめっちゃ好き。
春組と言えば鬼ごっこ。鬼ごっこと言えば春組。
フィルコレからこの流れがトルライでもあったのめっちゃ嬉しかったんだけど、なんとビックリ。本家のA3!の至さんの最新SSRナイラン充のバクステ「報酬はPIZZA」で春組の子たちが鬼ごっこ始めてて、「え…まさかの本家へ逆輸入ですか???」ってなってる監督さんがきっと私の他にもいると思う。
あと、バクステの内容が割と今回のトルライのお芝居パートとかぶってて「何??? この既視感。至さんがおんなじこと言ってるのつい最近見たよ???」ってなっていた。

 話をトルライの鬼ごっこに戻すが、真澄くんにタッチしたら「永遠に監督を追いかける」っていう明らかに人選ミスをして一度は終了したはずなのに、すぐに再開される鬼ごっこ(笑)
咲也からタッチされてどこに行くのか本気で迷ってた至さんが可愛い。迷ってたのに、迷わず「監督さんにエアタッチ」しようとしてきたのズルくない???
まぁ、真澄くんに阻止をされたわけですが…(笑) そして、咲也とつづるんが頑張って続けようとしたのに、3度鬼ごっこを始めようとする春組年長組二人(笑)
端と端だったのにわざわざシトロンに近寄っていった至さんが可愛い。でも、全力でつづるんに阻止されてた。

「おい! はけさせるぞ! いいのか」←これはつづるんっていうより前川くん(笑)
「一回やってみていい?」←なぜそこでOKが出ると思ったの至さん(笑)
「無理にでもはけさせるぞ」←首をブンブン振ってたつづるん本当に苦労性というか、春組の良心だよ。

 いつもの終わりセリフに進んでいく中で至さんが「ゲーム原作があっても~」って言ったら、つづるんが「急に真面目なこと言うじゃん」って言ったことに対して「ずっと真面目だけど?」って返したら「どこら辺がまじめだったのか教えてください」ってはける時に言われて、無言だった至さんにめっちゃ笑った。


 「blooming smile」の間奏で8/21ソワレは至さんが「監督さん、これからも咲かせてくれるんでしょ?」って言ってて、なんだこの茅ヶ崎至回は…(真顔)ってなったよね。
完全に監督のことを殺しにかかってきてるの恐ろしい…。

そして、始まる鬼ごっこアゲイン‼
仲良しだなぁ…。本当に仲良しだなぁ。もうずっと鬼ごっこしてていいよ。
その様子を私たちはずっとずっと眺めていたいよ。
ニコニコしながら「真澄タッチ×5」ってやってきた至さんが可愛いかよ。真澄くんには相手にされなかったけど、代わりにつづるんが犠牲になるの安定だし。味方だと思ってた咲也くんがキラキラした目で見てたら、さすがの綴くんも一回はやるしかないよね。
結果、サポートダンサーズにも逃げられて笑ったけど、至さんが「でも大丈夫。監督さんは俺が守るから」って言ってきてて。だから何なのこの茅ヶ崎至回…ってなったよね。

本当に8/21ソワレはめっちゃ茅ヶ崎至回。
最後の挨拶の時も、「初演の時とは全然違った雰囲気で今は自分がいられるっていうのが、すごい俺としても嬉しいし、そういう春組を監督さんに見てもらえるのが嬉しい」っていうコメントがすごい胸に来た。このコメントは至さんの言葉であると同時に立石くんの気持ちが乗っているように感じて、春夏公演の時のインタビューとか色々思い出して、余計にジーンと来てしまった。


 さてさて、忘れてはいけないのが再演「ロミオとジュリアス」だ。
いやもう本当に至さんのティボルト最高だった。
エーステは決してキャストの素顔は見せないので、ここで中の人の話を持ち出すのはよろしくないかなと思ったのだが、エーステの世界軸で至さんが成長しているのと同様に、立石くん自身も成長していて、そのそれぞれの成長がトルライの至さんになっていると思うから、やはり思った感想を書こうと思う
 本当に至さんのティボルトがかっこよかった。立石くん自身のティボルトへの理解が深まっている点が大きいように思うんだけど、モンタギューに対する憎悪の眼差しめちゃめちゃかっこよかった。
ロミジュリのティボルトはワイルド系だったけど、エーステのティボルトは気品あふれる騎士の佇まいの中に冷徹さと憎悪が渦巻いていて、至さんの容姿でティボルトを演じるとTHE王子様の雰囲気がとてもよく出ていた。
改めて幸ちゃんのお衣装センス抜群ですわ…。
鎖骨が見える首筋のラインが一級品です。


 春組は、ロミジュリ公演で旗揚げした。だから、トルライの最後の再演が「ロミジュリ公演」になるのは、やっぱりグッとくる。ここから新生春組が始まった。だから、新生春組のこれまでの歩みをまとめた映像が流れる時もロミジュリの「相手をよく見ろ。想いを届けろ。皆で芝居を繋いでいくんだ」っていう台詞に胸が締め付けられて泣きたくなるんだ。
これから先、何度だって再演を目にする機会がきっとあるのだろう。だけど、エーステの初演メンバーでの再演はもうこれが最後だ。
最後に初演の再演を見せてくれてありがとう。春組の始まりをまた観ることが出来て幸せだった。


エーステがここまで来るのに悲しいお別れもあった。
だけど、タッキーさんの雄三さんは今も皆と共にあるんだなと思ったのが、千穐楽の最後の咲也くんの挨拶だ。
沢山の想いと共に涙が溢れて、言葉が上手く続かなかった時に「大きな声を出したらいいんだ」って言った一言に「あぁ…タッキーさんが一緒にいる」って、私は余計に泣いてしまった。
春夏公演からの全部含めてエーステなんだ。そして、このトルライもきっとこの先へ続いていく物語の一つになっていくんだろう。
季節が巡り、また新しい春がやってくる。色んな想いを重ねた春が次に魅せてくれる満開の桜が楽しみだ。


本当に楽しい五日間だった。
エーステは箱推しだけど、その中でも私は春組推しだ。
1つの春を最後まで応援出来て幸せだった。次の新しい春はどんな景色を魅せてくれるのだろうか。
叶うなら、全日円盤化をして欲しい。どの日も最高にワチャワチャしてて、最高の春組の皆がいる。
最高の幸せな時間をありがとう。


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最後に完全な余談だけど…
至さんのプルプルな唇が映るたびに、フィルコレの時の「めっちゃ唇のコンディションを気にしていた話」を思い出して、今日も唇プルプルだなって毎回見てた監督は私だけじゃないと思ってる!


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