妄想から生まれた物語

 これはRKBラジオ「カリメン」内で毎週火曜日22:10頃から放送されている俳優の本田礼生さんがパーソナリティーを務める「てんご」というラジオ番組を聞いて思いついた私の妄想の産物です。

 去年の11月からリニューアルしてシーズン2が始まった「本田礼生のてんご」
 シーズン2が始まって割と早いタイミングで、リスナーの方からのお便りを読んでいた時に話の流れで、れおくんが放った「ミュージカル ごはんのお供」通称「おとミュ」という言葉から多大なるインスピレーションを受け、盛大に妄想をした結果、ごはんのお供大学付属高等学校に通う梅干しくん達が頭の中を縦横無尽に駆け回り始めました。(「梅干しがセンター0番」とれおくんが言っていたので、主人公は梅干しくんで確定です)
 そして、気が付いたら兄弟校の聖サンドイッチ学園というごはんのお供とは全く関係ない学校まで頭の中に登場する始末。
 「もうここまできたらちょっと妄想を形にしてみたい」そう思って、ノリと勢いだけで書きました。
 大事なことなので、もう一回書きますね。
 ノリと勢いだけで書いていますので、誤字脱字等見落としていたら申し訳ない。(先に謝っておく)
 
 ラジオの公式さんは一切関係ない完全なる自己満足のファンアート(アートではないけど)です。
 大丈夫な方のみお付き合いいただければ幸いです。

 脚本風にしているので、読みにくなったらごめんなさいm(_ _)m

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ごはんのお供ミュージカル 略して“おとミュ”

梅干し    「僕は梅干し! 今日からこのごはんのお供大学付属高等学校に入学する1年生! 憧れの高校生活、一体どんなことが僕を待っているのかものすごーく楽しみなん…」
チキン南蛮  「カーッカッカッカ! よく来たな! 新入生!」
梅干し    「え!?」
供大付属生徒 「「「チキン南蛮先輩!」」」
チキン南蛮  「今日からはこの学び舎がお前たちの青春の1ページに刻まれる!一度きりの青春思う存分エンジョイしろよ!!!」
梅干し    「あれは…」
おかか    「うちの学校の生徒会長のチキン南蛮先輩だよ」
梅干し    「あのムキムキマッチョが…生徒会長」
フルーツサンド「うるさいぞ! チキン南蛮!!!」
梅干し    「あれは誰!?」
聖サンド生徒 「フルーツサンド先輩!!!」
梅干し    「フルーツサンド先輩? え、なんで部外者が普通に構内を闊歩してるの!?」
フルーツサンド「そこの1年。知らないようだから教えてあげよう。我々聖サンドイッチ学園と君たち供大付属高校は毎年合同で入学式と卒業式を執り行っている」
チキン南蛮  「会場は年ごとに持ち回り。今年は入学式をオレ達供大付属校。卒業式を聖サンドでやることになっている!」
フルーツサンド「非常に不本意だが、学園の決まりである以上…生徒たるもの従わねばなるまい」
チキン南蛮  「カーッカッカッカ! どうしたフルーツサンド! 綺麗な顔が台無しだぞ!」
フルーツサンド「うるっさいぞ、チキン南蛮!! この僕に喧嘩を売るとはいい度胸だ!!! その喧嘩、高く買ってやろう!!!」
紅しゃけ   「はいはい。チキン南蛮もフルーツサンド君も落ち着いて。そろそろ静かにしないと…」
佃煮学校長  「いやはや、皆さん。そろそろ入学式が始まりますよ」
バター学園長 「在校生は講堂へ。新入生はエントランスへ集合してください」
供大付属生徒 「佃煮学校長!」
聖サンド生徒 「バター学園長!」

梅干し    「あれが…佃煮学校長先生」
和風ツナマヨ 「行くぞ。梅干し」
梅干し    「あぁ、ごめん。和風ツナマヨ、今いくよ」

エントランスへ向かうために走り出そうとした梅干しは、誰かとぶつかってしまう。

梅干し    「わぁ! ごめん! 大丈夫?」
たまごサンド 「大丈夫だよ。僕の方こそごめんね。君はケガはない?」
梅干し    「(うっわ! すっごい美少年)」
たまごサンド 「?」
梅干し    「あ! いや、大丈夫」
たまごサンド 「僕は、たまごサンド。聖サンドイッチ学園の1年だよ」
梅干し    「僕は梅干し。ごはんのお供大学付属高校1年だ」

梅干し、和風ツナマヨ、たまごサンドの3人でエントランスへ移動し始める。

たまごサンド 「梅干しくんか。兄弟多そうだね」
梅干し    「うん。7人兄弟の末っ子だよ」
たまごサンド 「7人! すごいね。それだけ多いと名前を呼んだりするの大変じゃない?」
梅干し    「あー…僕は兄弟からはちみつって呼ばれている」
たまごサンド 「はちみつ?」
梅干し    「うん。僕、はちみつ入りの梅干しなんだ」
たまごサンド 「そうなんだ! じゃあ、ハニーくんだね!」
梅干し    「え?」

聖サンド教師 「聖サンドの学生はこちらへ集合!」
たまごサンド 「あ! 僕はあっちだ。じゃあ、またね! ハニーくん!」

走り去っていくたまごサンドに手を振りながら乾いた笑いを返す梅干し。

梅干し    「ハニーくんって…」
和風ツナマヨ 「面白い奴に気に入られたな」

明太子    「うぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!!」
梅干し    「今度はなに!?」
明太子    「ここが!!! ごはんのお供大学付属高校!!!」
和風ツナマヨ 「(両耳を塞ぎながら)また、うるさいのが出た…」
供大付属教師 「そこの君! そろそろ式典が始まります! 静かになさい!」
明太子    「あ! すんません」

人がよさそうな笑顔を梅干しと和風ツナマヨに向ける。

明太子    「オレは明太子! この春福岡から上京してきたんだ! よろしく!」
梅干し    「うん。よろしくね。僕は梅干し。で、こっちが」
和風ツナマヨ 「和風ツナマヨ」
明太子    「おぉ!! 梅干しと和風ツナマヨだな!! 覚えた!!!」
和風ツナマヨ 「……うるさい」
梅干し    「ちょ! 和風ツナマヨ!」
明太子    「あぁ! 悪い悪い! つい癖で。気ィ付けるわ!」
和風ツナマヨ 「……はぁ」

供大付属教師 「まもなく講堂へ入場を開始します。各自もう一度制服を確認し、以降の私語は慎むように!」

明太子    「お! いよいよだな」

梅干し    「(いよいよ…入学式。一体どんな高校生活が待ち構えているんだろう!)

OPのイントロが流れる~

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【ざっくりとした設定&登場人物】
舞台
ごはんのお供大学付属高等学校 おにぎり学科&兄弟校 聖サンドイッチ学園高等科
二つの学校は隣接した立地
学校間の交流が盛ん。(入学式、卒業式、学園祭などは合同開催)

学校設定
ごはんのお供大学付属学校【通称:供大付属】
ごはんのお供大学は幼稚園→小学校→中学校→高等学校→大学まであるエスカレーター式の私立学校。

幼稚園は【ゆかりごはん】とか【わかめごはん】といったまぜごはんの子がいっぱい
小学校からそれぞれごはんのお供教育が始まる。

制服:ブレザータイプ(襟は黒、身頃はネイビーチェック)
   白のカッターシャツに黒のズボンとネクタイ

聖サンドイッチ学園高等科【通称:聖サンド】供大付属の兄弟校
幼稚園→初等科→中等科→高等科→大学部あるエスカレーター式の私立学校。
幼稚園はロールサンドの子がいっぱい
初等科からパンのお供教育が始まる。

制服:全身真っ白な学ラン

登場人物
【ごはんのお供大学付属高等学校】
梅干し(はちみつ入り):おにぎり学科1年。兄弟が多い梅干しさんちの末っ子。
和風ツナマヨ:おにぎり学科1年。落ち着いたクールキャラ。聖サンドイッチ学園に通っている従兄弟のツナマヨがいちいち突っかかってくるのがめんどくさいと思っている。
明太子:おにぎり学科1年。福岡からの編入生。めちゃめちゃ元気なハイテンションボーイ。

おかか:おにぎり学科2年。
昆布:おにぎり学科2年。

チキン南蛮:おにぎり学科3年。供大付属生徒会長。巨漢。「カーッカッカッカ!」とよく笑う。
紅しゃけ:おにぎり学科3年。チキン南蛮先輩の御者役。暴走しがちなチキン南蛮先輩に静かに的確なツッコミを入れている。

キンパ:韓国からの留学生。巻き寿司学科に入学する予定だったが、手続きを間違っておにぎり学科に入学。異文化コミュニケーションに励んでいる。

佃煮学校長:ごはんのお供大学付属高等学校。のりの佃煮。古狸だが、生徒たちのことは微笑ましく見守っている。

【聖サンドイッチ学園高等科】
たまごサンド:聖サンドイッチ学園高等科1年。ほんわか可愛いタイプ。ふわふわの金髪を大きな瞳がトレードマーク。梅干しのことを「ハニーくん」と呼ぶ。
ツナマヨサンド:聖サンドイッチ学園高等科1年。ツンデレ。和風ツナマヨに対して並々ならぬライバル心を剥き出しにしているけど、それは大好きの裏返し。

えびカツサンド:聖サンドイッチ学園2年。
ロースカツサンド:聖サンドイッチ学園2年。
メンチカツサンド:聖サンドイッチ学園2年。
 →カツサンド3兄弟。サンド学園の元気印&フルーツサンド先輩の取り巻き

フルーツサンド先輩:聖サンドイッチ学園3年。その日の気分で髪色が変わる。(例:赤い髪の時はいちごサンド)食事ではなく、デザート(おやつ)と言われるのがコンプレックス。供大付属のチキン南蛮と不毛なバトルを繰り広げている。聖サンド生徒会長。

バター学園長:聖サンドイッチ学園長。佃煮学校長とは古い仲。こちらは古狐。

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