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#13 ラストマイル

日々の出来事、感じたことを書き溜めています。
長くなりがち。新宿御苑の芝生、ふかふか。


8月18日(日)
J1リーグの第27節がなんだか面白いことになっていたのでDAZNで4試合分のハイライトを見た。AZに移籍した毎熊晟矢が早くもMOMに選ばれたというとても嬉しいお知らせを目にした。気持ちがほくほくしている、9連休最終日。

思い立って旅行をしてみたり、ひと通りの会いたい人たちと会って楽しい時間を過ごしたり、無計画に与えられた大型連休だったけど、ほどよく刺激を受けた良い過ごし方ができたのではないでしょうか。羊文学を聴けばこの連休を思い出すであろうくらいには、羊文学とともにあった9日間でした。お風呂に入って気がついたのだけれど、かなりやんちゃな場所にあざができてました。3つほど。いつのどの出来事の置き土産かわからないけど、いかんせん場所がやんちゃすぎる。早く治りますように。

明日から再開する仕事に向けて今日くらいは日付が変わる前に寝るぞ、と決めていたのに、これを書いている今はもう23:56で、このあとまだいくつかのルーティンも控えていて、つまりいつもと変わらぬ夜を迎えていて。

8月19日(月)
お仕事スタートです。パソコンを開いてカフェラテ片手に溜まった通知とチャットに目を通し、幾つか返し、真面目な連絡の中に紛れた「お盆休み明けがんばっていきましょう〜」とほどよく力の抜けたメッセージに癒しをもらい。しばらくやれてなかったメルマガの振り分け作業をしてみたりと、頭を使わずに消化しつつ達成感を得られることだけをやり、午前を乗り切る。

上司との打ち合わせ。予定表を窺うかぎり、既に3〜4人と同じ会話をしたであろう、連休いかがお過ごしでしたか〜話もほどほどに、ともに休み前の記憶を掘り起こす。助走をつけさせてくれないスケジュールに悲鳴をあげている上司に「今日はパソコン開いて仕事に向かえている時点で100点満点にしましょう、ハードル下げてゆるっと終えましょうよ〜」と伝えたが、能天気なこと言ってしまったかなと、少しだけ反省。でも上司にはそれくらいの余裕を持っていて欲しいので、良い加減に、いい加減で能天気なことも伝えたいと思う。

クライアントとの打ち合わせ。つつがなく終える。30分の予定だったが、15分で終える。休み明けの頭と身体にちょうどよい負荷。

8月20日(火)
仕事に追われているとか、忙しい状況を「凄い盛り上がっている」と表現する人がいる。むず痒さはあれど、ポジティブに捉える・表現するという意志を感じられるその人の側面はとても好意的に感じます。
ドレスコーズのチケットがご用意された!よい知らせ。

8月21日(水)
夕方、たった1時間の打ち合わせだけだったのに、帰りの電車でどっと疲れが出てしまい、うとうと。会議に全力で臨みすぎている自覚はあり、肩の力を抜いて適度に回すことができればもっと楽になれるのはわかっているのだけれど。自信はないし苦手だけど、数をこなしているがゆえに板についてるとか、安定感があるとか、任せておけばよいと思われていることがいくつかある。意識的に「買い被りすぎですよ」と反論するように心掛けているのだけれど、たいてい上滑りな会話に終わる。
teleのチケットがご用意された!2日連続よい知らせ。

8月22日(木)
横浜はベイホールへ、くるりライブハウスツアー2024のセミファイナル。ちょうど1年前に来た気がするぞと思っていたら、佐藤さん曰く、実に364日ぶりのベイホールだとのことで。どうりで記憶に新しいわけで。ということは、365日前のこの夜、私はめちゃくちゃ夜更かしをしたという記憶も併せて掘り起こす。
世界はこのまま変わらない、BABY I LOVE YOU、ハイウェイ、ブレーメン、奇跡、潮風のアリア。生活あるいはその中で感じる孤独に寄り添う音楽。優しい音楽。大事にしたい。一緒に生きていくならば、くるりの良さを分かちあえる人がいいな。潮風のアリア、いつか歌詞を自分の言葉で解釈できる日はくるのかな。まだ難しい位置にある。

思い出と生き方はいつも釣り合わないものだ
何度でも間違えればいいさ
星がいま流れたよ

潮風のアリア/くるり

個人的ハイライトは物販紹介のときに岸田さんがビートルズのDear Prudenceを弾いたシーンと、その時のギターがまさかの物販紹介用(あるいはDear Prudence用)でそれに気付いた佐藤さんが大爆笑した一幕です。

8月23日(金)

『ラストマイル、観に行きませんか?』「行こう!いつがいい?」『このあと仕事終わりにどうですかね?◯時の回なら、並び席で空いてますよ』と、控えめに言って最高なお誘いをしてくれた後輩のおかげで、公開日初日に無事鑑賞。場面で決まる予定の中ではかなり上位に入るやつです。レイトショーも久々。心が満足している。ありがたや。並び席が空いていることを下調べした上で声をかけてくれたその用意周到さに感心しつつ、後輩の面目を潰さずに済んだことにほっとしている。
アンナチュラルの最終話「不条理な死」とMIU404の最終話「ゼロ」、物語の大事な要素が両タイトルから繋がっていると思うのは深読みのしすぎかなあ。ラストマイルというタイトル。贖ってくれるという言葉の掴みにくい輪郭。エンドロールのフォント。一番最後のメッセージ。良い作品でした。

8月24日(土)
友人にお誘いいただきインサイド・ヘッド2を鑑賞。シンパイという感情がゆき過ぎた結果、シンパイ自身が涙を流して抑えが効かないまでの暴走に向かうシーンと、どんな感情にも優劣はなく全て必要なものとして肯定されるメッセージ性を持った終盤にグッと来ました。自分の頭の中の司令塔で真ん中を担っている感情ってどれだろうな、と考えてみたり。
その足で新宿御苑へ。テイクアウトした飲み物を片手にベンチで過ごした穏やかで静かな時間がとても心地よかった。小学生くらいの男の子が1人キャッチボール(前に向かってボールを全力投球し、走って取りに行く)を繰り返している様子を微笑ましく眺めていたのだけれど、その様子を見て『あの子きっと優しい子だね』と言った友人。そう思った理由が、あまりに洞察力に優れていて、その人自身が優しくて穏やかな性格であることの裏付けだなと感じるひと場面。
夜は別の友人と合流して新宿三丁目の開拓という名目の飲み会。熱量と楽しさとやりがいを持って仕事に向き合っている人の話は眩しい。開拓しすぎて朝までしゃべくり倒して解散したの、ちと若すぎる。話しすぎたのと酒やけで喉が痛い。たくさん水を飲んで寝る。

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