理不尽な怒られが発生した話

休憩室の壁に『笑顔で接客』と張り紙があります。
わざわざ言われるまでもなく、愛想の良さには定評のある私。今日もとびきりの営業スマイルで接客していました。


「何が面白いの。笑うな」

いきなりお婆さんに怒られて、ぽかーん。
笑うなと言われても、真顔だと「怒ってる?」って言われるような顔だしなあ。

そのお婆さんは探していた本が品切れ中でご機嫌斜めだったもよう。それでも苛立ちを店員にぶつけていい理由にはなりません。

怒られてショボーンとしながらも、注文を受けて控えをお渡しして。
そしたらお婆さん、今度は旦那さんにキレだした。
「アンタ、ちゃんと来るんやろね?私は来んよ!」
お婆さん声がデカいです。
お爺さんもお爺さんで、「控えよこさんか!お前はすぐ無くすやろが!」
お爺さん怖いです。

髪型が変わっていて気づかなかったんですが、このご夫婦、しょっちゅう来ては小学生向けの辞書や参考書、外国語のテキストなんかを大量に買っていくちょっと認知症が疑われるおふたりでした。後から返品される訳でもなく、確実に売上に貢献していただいてるので何も言いませんが、毎週国語辞典を買っていた時期があって心配になったことも。

今回の注文、大丈夫かな。「そんなの注文してない」って言われそうで怖い。
キャンセルできませんって3回くらい念を押したんですけど。


それにしても、今まで生きてきて「笑うな」なんて初めて言われたなあ。
その後、ちっちゃい男の子に「おねえちゃんかわいいね」って言われたので全て水に流しました笑。
私、君のお母さんよりおねえさんだぞ。


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