本を読むとき頭の中で音声付きで再生される

文字を読んでいると頭の中で声が聞こえます。なんなら映像も見える。
小説や漫画を読んでいるときは、セリフには当たり前のように声が付きますし、地の文も誰かの声で朗読されています。おかげで1冊読むのに時間がかかる。

家電の取扱説明書も、素敵voiceが脳内で音読してくれます。いろんな声優さんの声を耳にするようになって、いちばんしっくりきている日高のり子さん。ETC車載器の音声でお馴染みですね。PSYCHO-PASSというアニメでドミネーターの声も演じていらっしゃって、以来、取説は日高のり子さんの声で勝手に脳内再生してしまいます。

アニメを先に観た漫画や小説は、その声優さんの声で読んでいますが、先に読んでいてアニメ化が決まったりすると、自分の頭の中で喋っていたキャラクターの声と公式の声優さんの声とでイメージが違ってびっくりすることも。

今まで読んだ漫画でそれを実感したのが『銀魂』の銀さんです。


このクレーム言ったの私じゃないからね笑。

反対に、イメージぴったりの声優さんが決まるとますますその作品への愛情メーターが上がっていく。

『鬼滅の刃』の童磨は、ずっと頭の中で宮野真守さんが喋っていたので誰が演じるのか不安が半分、楽しみが半分くらいだったのですが、最初の一言で待ち望んだ声を聞くことになり、深夜に小躍りして喜びました。

もうひとり、自分の中でぴったりだったのが『亜人』の佐藤。勝手に大塚芳忠さんの声で読んでいたら、アニメ化が決まってキャストが芳忠さんだったので佐藤推しになりました。
芳忠さんの声は中毒性が高くて、芳忠さんが演じているというだけでゴールデンカムイは鶴見中尉推しです。その後ちゃんと原作にハマって最終話まで読み、ますます鶴見中尉に惚れました。めちゃくちゃかっこよくない?


こんな感じで、文字を見ている間は常に頭の中で誰かの声が聞こえている状態なので、とても疲れます。考え事をしている間もずっと頭の中で自分の声が鳴っているので、心の底から「沢城みゆきさんの声を持って生まれたかった」と思っています。


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