見出し画像

ネトマオタクに刺さる!フリー雀荘の心得 サンマ編

https://note.com/yun2005/n/n4ab9453e73c6


 この記事を書いた後「サンマフリーしか行かないからサンマ版も書いて」というコメントが約一年越しに来ました。来たからには書かねばならないので書いていこうと思います。ここではサンマのフリー雀荘で勝つために気をつけた方がいいことを書いていきます。

1.店のルールに適応しろ!

三麻フリーは四麻のそれと違って店によってルールがかなり異なります。だいたい四麻の東南戦なら赤3枚のウマ10-20のチップ○○円で〜とだいたい相場が決まってます。

それに対し三麻はやれ鳥撃ちだのパッチリだのトントンブーだのと訳分からないルールがたくさんついてきます。まずはそのルールをしっかり理解するところから始めましょう。
まず注意すべきは「順位ウマ」です。関西の方の三麻の店だと「沈みウマ」というものを採用していることが多く、これは一定の点数を下回ると大きいペナルティを負うルールです。

 例えば35000持ちの40000返しで沈みウマが1万点の場合40000点に満たない場合は精算の返し点を50000点で行います。原点終了なら▲15000点になるわけです。そのためなるべく40000点以上になるよう素点を稼いでいかなければなりません。またトップを取らないと全く浮かないルールでもあるためラス落ちのリスクを抱えてでも前に出るシーンが増えます。天鳳サンマのような完全順位戦とは対極にあるルールです。

 また、最近では5が全てドラでそのうち1つや2つに金牌が入って祝儀対象になったり1sや9pや北に金が入っていたりと大量に特殊牌を入れたインフレルールがサンマフリーでは主流となっています。特殊牌をどう使いこなすかもプレイヤーの技量が問われるでしょう。

 特に白ポッチ、さらに言うとリーチ後一発だけでなくずっとオールマイティの効果になるルールでは通常は鉄ダマになるような牌姿でもリーチが正解になります。打点を多少下げてでも和了率を上げたいからダマにする訳ですから、リーチをかけた方が和了率も上がるならば当然リーチするわけです。役ありダマ倍満のペンチャンや見え見えの国士無双のような手でもリーチします。他家の足をなるべく止めてポッチをツモりましょう。

2.トビ覚悟でとにかく押せ!

 都内のサンマフリーはほぼ全ての店でツモ損なしのルールを採用しています。ツモ損というのは点数計算の際に例えば親の満貫ツモを四麻のそれのまま4000オールとした場合2人からなので8000点しかもらえません。これを本来の12000に直すためにツモの点数を高くしているのがツモ損なし、ツモの点数を四麻のまま据え置きにしたルールがいわゆるツモ損ありというわけです。

 ちなみに私が行った三麻フリーでツモ損ありを採用していたのは千葉中央のザビエールと梅田の昔ながらの関西三麻のお店くらいでした。(あと5等サンマでは千点加符というまた変わった点数計算を採用してたりします)

 このルールで例えば子のメンピンドラ3の手に放銃したとすると満貫で8000点の失点ですが、降りてツモられた場合跳満は4000-8000になるため自分が親の時には失点の量が変わらないというような事が発生します。

 であれば降りて自分の和了の芽を潰すよりも放銃覚悟で前に出た方がいいということになるわけです。特に良形聴牌は打点が低くても相当押せます。自分の和了で他家の高打点を潰す効果が極めて大きいためです。

 そのためサンマフリーの強者は基本的にリーチが来てもほとんど中抜きはせず和了に向かってきます。しかも厄介なことに自分の手しか見てない全ツッパではなく不要でかつ極力安全そうな牌を通されて追っかけられて引き勝ってきます。これに関してはもうどうしようもないので素直に相手を讃えましょう。

 3.理不尽はもう諦めろ!

 三麻はドラが多く打点が高くなりがちなため極端に点棒や祝儀が一人に集まることも珍しくありません。どんな強者でも偏りという奔流に逆らうことなどできません。

 私も着卓から42秒で親トリプルに刺さってトビ賞トントンブーその他もろもろ含め10k以上のお気持ち表明をして憤死したことが何度もあります。それでもこれはもう長くやったら必ずこっちが勝つんだと信じて続ける他ありません。成績のブレはどうしようもないですが打牌のブレは自分次第でどうにかなります。黙々と淡々と試行回数を重ねていきましょう。

 ちなみに私は未だにできません。少牌確変チューリップで一撃208枚の放銃をした時はあまりのアツさに甲高い裏声で喚いて飲み物を全部服とズボンにこぼし和了って来た人に写真撮影まで求められました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?