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NHKマイルC

レース後のコメント

1着 

ジャンタルマンタル

(川田将雅騎手)
本当によく頑張りました。(この馬が一番強いと)お見せできればという話をしていましたが、1600mで走ることに関しては絶大なる自信を持っていますので、この同世代であれば、普通に走りさえすれば負けることはないと思っていましたので、ただ、皐月賞からの中2週というところで、疲れがどうなのかなというのは一番の懸念点でしたが、それでもこうやって勝ち切ってくれましたので、やはり素晴らしい走りができる馬だなと思います。

彼のリズムを大事にしながら、とてもリズムよく走ってくれました。とても雰囲気よく道中回って来られましたし、もう負けることはないなと思いながら道中乗れるくらい、素晴らしい雰囲気でしたので、あとはもう無理しない程度に、とはいえGIなので、最後までしっかり走りきってというところでした。

朝日杯FSもこのレースも素晴らしい走りを見せてくれましたし、適距離ではない皐月賞でもあれだけ頑張って、素晴らしい走りをしてくれていましたけれど、これから、よりこのマイルという距離で、この馬が日本で一番強いんだというレベルまでいければいいなと思っています。

(高野友和調教師)
皐月賞後は馬の状態に合わせながら調整してきました。表面的には競馬にいっても問題無さそうでしたが、体の芯はそうではなかったと思います。冷静に走れるように、騎手に安心して乗ってもらえる操作性をと、スタッフ一同でケアしてきました。川田騎手も完璧にエスコートしてくれました。

今後は夏休みといいますか、馬の回復にあてたいと思います。距離に関してはもう少し長いところもこなせると思っていますし、馬の成長次第で考えていきたいと思います。

2着 

アスコリピチェーノ

(C.ルメール騎手)
すごく良い競馬をしてくれましたし、良いポジションを取れました。最後は狭くなりましたが、また良い脚を使ってくれました。1600mはベストで、もう少し長くても大丈夫です。

3着 

ロジリオン

(戸崎圭太騎手)
会見でも言っている通り、馬は成長していました。競馬は元々上手でしたし、フットワークも良かったので、ある程度良いレースが出来るのではないかなと思っていました。競馬もやはり上手でしたし、強い相手に頑張ってくれています。

4着 

ゴンバデカーブース

(J.モレイラ騎手)
この馬はまだキャリア2戦しかしておらず、GIへのチャレンジは大きなステップアップでした。休み明けを考えれば落ち着いていましたし、レースを2回しか使っていないとは思えないおとなしさを見せてくれました。リズム良くレースができ、直線で外に出してからは長く脚を使ってくれました。最後は脚が上がってしまいましたが、いい内容だったと思いますし、これからさらに成長していってくれると思います。

5着 

イフェイオン

(西村淳也騎手)
「一度桜花賞を使って、良い意味でガス抜きになりました。返し馬は少しファイトしていましたが、レースは手の内に入っていました。女の子ですが、これだけ良いメンバーで掲示板を取れましたし、今後の未来は明るいと思います。楽しみです」

7着 

ディスペランツァ

(鮫島克駿騎手)
外に出して、いざ伸びかけるというときに、内の馬が外に出てきて、僕の馬の目の前に入って、引っ張らなくてはいけない不利がありました。内枠でしたが、最後はしっかり外に出して末脚を生かしたいなと思っていたので、外に出し切ったところでのあの不利は痛かったです。

岩田望来騎手

チャンネルトンネル

(6着)きついローテーションでしたが、テンションもそれほど爆発することなくレースを迎えられました。良い内容で走れたし、ぎりぎりの状態のなかでよくここまで走ってくれました。また、秋にパワーアップした姿をみせられればと思います。

福永祐一調教師
(チャンネルトンネル6着)こちらが思っていた通りの体で出せたんですが、やはりパドックでのイレ込みが今回も改善できなかった。前回と同じくらいのテンションでしたが、あそこをやはり落ち着かせていけるかが課題なのかなと思う。気が高ぶっているなかでも上手に走ってくれましたし、最後も良く詰めてくれました。まだ、完成途上で理想的なフォームとは言えないなかでも力を出してくれました。今日に関しては、すごく強いメンバーでしたが、期待通りに走ってくれました。少し休ませてまた条件クラスからにはなりますが、少しずつ力をつけて、またこういった大きなレースに出走させることができる馬につくりあげていきたいです。(調教師としてのG1は)あんまり変わらなかった。G1だからというよりは、他のレースと同様にゲート内で暴れないかなとかそういったところが心配ではありました。G1だからと心境の変化もありませんでした。馬が平常心で走ってくれればとそういう思いでいました。

菅原明良騎手

ウォーターリヒト

(8着)「終始、外を回る形で苦しい形。それでも追ってからの反応は良かった。これから走ってきそうです。

横山武史騎手

アルセナール

(9着)敏感な面があると聞いていたので、この枠はいいと思っていました。ただ、ゲートに入ってから開くまでが速くて、中で態勢が整う時間がなかったです。思ったよりポジションが後ろになってしまいましたが、乗りやすい馬でしたし、直線で外にだしてからの弾けっぷりはすごかったです。将来性があるので先が楽しみな馬です。

菱田裕二騎手

エンヤラヴフェイス

(10着)勝った馬の真後ろでリズム良く運べました。道中は一番いいポジションだと思っていました。G1でしたが、馬も冷静にいてくれたし、いいスタートを切っていいポジションで競馬をしてくれました。これがいい経験になってくれればと思います。

石橋脩騎手

ユキノロイヤル

(11着)いい雰囲気で競馬に臨めました。ゲートをふわっと出てリズム良く走って最後まで頑張ってくれて、坂上からまた伸びてくれました。

松山弘平騎手

ノーブルロジャー

(12着)しまいにいい脚を使える馬なのであまりポジションは気にせずにリズムよく走らせたいと考えていました。ただ、内枠で苦しい形になってしまい正直、リズムはあまりよくなかったです。今日はうまく導いてあげられませんでした。

北村友一騎手

ダノンマッキンリー

(13着)「前走の1400メートルに比べて1600メートルは3コーナーからペースが流れなかったぶん、そこで力みが強くなってしまった感じです。そのぶん、直線でも前走のような脚を使えませんでした。

横山和生騎手

アレンジャー

(14着)落ち着きがあったのは良かったですね。ただ、スタートがうまく決められなかった。本当はもう少し前めで流れに乗せたかったです。

岩田康誠騎手

マスクオールウィン

(15着)「直線まではすごく良い感じでこられましたが、直前の真ん中あたりで脚が上がってしまいました。

北村宏司騎手

シュトラウス

(16着)力が入っている時間が長かったですね。なかなか気持ちを整えて進めていく感じにならなかったです。

ミルコ・デムーロ騎手

キャプテンシー

(18着)前回はすごく落ち着いてたが、急に暑くなってすごく興奮していたのか今回は調教の段階からテンションが高いなと思っていたが、当日もやっぱり高かった。

武豊騎手

ボンドガール

(17着)良い形だったんだけどね。直線で内から抜け出せる形だったけど、アンラッキーだったね。

2024.5.5.post

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