そばにいること

ずっと閉ざされたところから

少しずつ動き始めた自由と共に
待ってる人のところへ

やっと会えた時
何を感じたんだろう

ねぇ、どうだった？

ちゃんと届いたかな
なんて思うのは傲慢かな
でも大好きを伝えたかったのは
本当なんだ

直接会うってすごいね

温度も
匂いも
なにもかも全部

届くんだって
あらためて
それに触れて
思い知らされて

今もここに刺さったまま

あらためて
こうして写真を見返すと
プロだな、と

その反対に
本当に楽しめたのかな…とも

直接会って、ね
ちゃんとそこにあなたがいて
笑っていたけど

幸せだったかな
ってふと思う

ハードな撮影の合間を
きっと縫うようにして準備して
ほとんどゆっくり滞在することも
ままならないまま
また次へ

疲れてしまわないかと
不安になる

本当に彼がしたいことだけ
やっていて欲しいのに

早く次の作品が観たくて
できるだけたくさんの
新しい彼の姿が見たくて

何してるの
どうしてるの
ばかり投げてしまってる
その厚かましさが
彼の自由を奪ってやしないかって
ふと怖くなる

どうか束の間の休息の時は
ちゃんと休めてますように
ちゃんと笑えてますように

でね
もし愛されてるのかな？って
不安になる時があったなら

そんな時こそ
私達に会えたこの時を思い出してね
こんなにもたくさんのみんなが
あなたのそばにいてるんだよ

そしていつか
急がないから
あなたが本当に会いたくなった時
また会えたら嬉しいな

それまでずっと待ってるから
絶対待ってるから、ね