Whatever (OASIS)
1994年のクリスマスに発売されたオアシスのシングルです。
CMでもたくさん使われているし、「和訳してみた」ってブログもいっぱいあるので、このnoteで改めて説明する必要はないかもしれないです。
なので、とっても個人的なこの曲の思い出を書こうと思います。
私は1994年の秋から1年間ロンドンに住んでました。なのでWhateverはちょうどロンドンに住んでた時のクリスマスの思い出と重なります。
日本以外の国でクリスマスを過ごしたのは、人生でこの一回だけです。クリスマスの前はオックスフォードストリートのイルミネーションとかとっても綺麗で、さすがイギリスは本場だな!みたいに思ってましたが、クリスマス当日は、ロンドンのような都会でもバスも電車も止まり、お店が全部閉まってるという、日本人の自分からしたら衝撃的でした。
イギリスのテレビでもこの時期はよくWhateverは流れてて、歌詞も聞き取りやすいから、 "Whatever I choose I will sing the blues if I want"って口ずさんでたら、イギリスで友達になった友人が「このフレーズはいいなー」って感じのことを言ってたので、「なんでいいの?」って聞きました。
正確にその友人がなんて英語で話したかは思い出せないのですが、
もし自分が「それは違う、これがいいんだ」って思ったら、「自分はこれがいい」って言うことなんだよ
って感じに教えてくれました。へー、そうなんだって感じでした。
ただ、私がイギリスに住んでる間は、Whateverと some might sayがシングルで出ただけでした(some might sayも売れてたけど)。1995年の夏にはPaulWellerのアルバムが発売されて、私にとってはそっちの方が一大事で、OASISに関しては、その2曲しか知らないで、日本に戻りました。
1994年によくテレビで流れてて思い出すのはTake thatとかBlur、あとはフォーウェディングの主題歌歌ってたwet wet wetなんですけど、OASISはそいううアーティストと一緒で、イギリスのヒットチャートの常連で、その時の私にとっては、いっときの流行り物みたいな感覚だったんです。だからWhateverのシングルも買わなかったし。
そして、Mornig gloryが発売されて、日本でも話題になったので「おー、あのオアシス、日本でも売れてるんだ!」って感じでイギリスにいた時のこと思い出してCD買ったら最強にかっこよくて、本格的にOASISがとっても好きになり、1枚目のアルバムもその後買って、聞くようになりました。イギリスにいた時にライブ行けばよかったとか後悔してます。
時は流れて。。。
1999年に私は結婚をしたのですが、結婚式に仲の良いオーストラリア人の友人を式に招待しました。その友人と式の数日前に会った時に、結婚式で流す曲について話してたときのことです。
「式の最後はWhateverを流すんだ」って私が言ったら、彼は「その曲好きだよ、"Whatever I choose I will sing the blues if I want"ってかっこいいよね」ってことを言ってきました。私はその瞬間は昔のこと忘れてて、「どう言う意味なの?」って聞いたんだけど、イギリスで聞いた時と同じようなことをこの友人が話してくれました。説明聞いている時に(お、この話は前にも別の人に聞いた話だ!)って思い出して、「イギリスにいた時に同じような意味だって教えてもらった!」って彼に言いました。彼は「意味が一緒なの当たり前じゃん」って言ってた(笑)
って思い出でした。
このMVがあの頃、本当によくテレビで良く流れてた。最初に見た時には「うわー、めっちゃ街に歩いてる普通の人たちだな!」って思いました。
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