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絵画療法体験からの気づき

幼少のころから図画工作系は苦手だった。
嫌いではなかったはずだけど、出来上がった作品が自分が表現したいものとかけ離れすぎていて、苦手意識が染みついていた。

自分の苦手意識の根源を久しぶりに振り返ってみたのだが。。
小学校3年生のころ、図工で手捻りの陶芸みたいなので植木鉢を作った。
アヒルをイメージしたものを作ったのだが、見るも無残なものが出来上がり、学校の焼却炉の中にこっそり投入して帰った覚えがある。
小学校4年生になると図工の成績で3段階中一番下の評価となり、母親が図工担当の先生のところへ乗り込む事態に。(モンペ?)
一生懸命やっても下手なものは下手なんですもん、仕方ないやん、と私は思っていたけれど、それ以来授業で終わらなかった分を家に持ち帰り父親にやってもらうようになった。
こういう流れになると、もう自分がやっても母親が怒る未来しか見えていないから授業中ほとんど手を付けず、ほぼ父親にやってもらうことに。
これは中学校までずっとそうだったな。。
中学はともかく、小学校は明らかに先生にばれていたけれども、また母親が乗り込んでくるのが面倒だからか3段階で真ん中の評価を貰えるようになっていた。(自分的にはどうでもよい。。)

そんな状況だったけれども、ゆうみさんから井出先生の大人のお絵描き教室をおすすめいただき、楽しそうだなーと興味を持っていたのだが金沢の回は参加できず。
その頃ちょうど絵画療法のご案内を見かけたので思い切って申し込みさせていただいた。

絵のうまさは関係ないと言われていても不安だらけだったのだが、自分の内面についての大きな気づきになり大変有意義だった。
ネタバレになってしまうから詳細は触れないでおくけれど、でもやっぱり、
自分の頭の中のイメージを表現する画力がないのは悲しい!!!
久しぶりにきちんと絵をかいてみて痛感。。
練習すればもう少し何とかなるのだろうか…

それはともかくとして、私の絵は大川先生の解説によると感情を抑圧しているのかもしれないとのこと。
最近の生活を振り返り、退職後はそうでもないけどなと思っていたのだが、もう一つの絵の方で自分の真意に気付くことができたような気がする。
描いた絵の説明をしたところ先生から「誰かの手を煩わせることをしたくないんですね。」と言われ、「そうですね!」とはっきり答えたのだが。
帰り道、振り返ってみるともし絵ではなく「テキストで書いてください」という課題であればおそらく絵で現したものと真逆のことを書いていたと思う。
自分が本当に思っていることを偽ろうとしていたのか!
やっぱりどこかでいい人でいなければいけないとストッパー(抑圧)がかかっているのかな!?!
これに気付いた時に、電車の中で頭を抱えそうになった。
できるだけ人に迷惑を掛けず、いい人でいないといけない。
会社にいたときも、日常生活でも、ずっとこれに縛られているから人を頼ったり甘えたりすることが下手くそなんだ!
・・・って、本当に今さらながら再認識することができた。

今回の講座の主旨からは少しずれてしまっているかもしれないけれど、自分にとっては結構ショックを受けつつもとても勉強になった。
節度を守って頼れるときは頼る、甘えるときは甘える。
これを今後の新生活のテーマとしていきたい。
そして本当にやりたいことが見つかるといいね。
井出先生、大川先生、貴重な体験をありがとうございました!!

まとまりのない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
もう少し画力UPを目指して練習したいと思います。

伝説のマーライオン

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