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VRoid Studioでモデルを思い通りの身長にする簡単な方法。

VRoidStudioでキャラクターを作ろうとするとき
最初にする作業が身長設定ですが、
これに苦戦しているという方がいらっしゃったので、
私が普段使っている方法をご紹介しますねー。

前置き

2022/11/07にVRoid Studioがv.1.16.0となり、
VRoid Studioの体型タブ内で身長が手軽に計測できるようになりました。

身長は、体型タブ内の右側、
パラメータのすぐ下の『高さの面を表示する』にチェックが入っていると
体型タブ内でのみこのように表示されます。

現時点(2023/02/24)でのVRoid Studioの初期モデルは
女性タイプが身長159.8cm
男性タイプが身長176.2cm
です。

その下のパラメータをちょっと解説してゆきますねー。
『身長の高さ(女性)』は
+0.1ごとに大体0.62cmほど背が伸びて、
-0.1ごとに身長が大体-5.9cmされます。
……計算しにくいですよね。私もそう思います(苦笑)

それに比べると『身長の高さ(男性)』は
+0.1でも-0.1でも約5cm増減します。0.01で約0.5cmですね。
(実際には+-でちょっと差があって+0.48の-0.49とかですが)
なので、最初に狙った身長を作る際には
男性モデルでも女性モデルでも『身長の高さ(男性)』がオススメです。

ちなみに、その下の『全身の大きさ』パラメータは
+0.1ごとに約8.38cm、-0.1ごとに約8.39cmの増減になります。

狙った身長モデルの作り方

(作りたいモデルの身長-標準モデルの身長)÷50で出た数字を
『身長の高さ(男性)』欄に入れると、
ザックリですが目的身長に近くなります。
こだわりたい方はぴったりの数字になるまで微調整をお願いします。

これで、目的の身長にはなりましたが、
このままでは体型がデフォルトのままですよね。

それぞれのキャラクターごとに、足の長さと胴体の長さのバランスや、
頭の大きさ、首の長さや足の大きさなどが違いますが、
これらはすべて、いじると身長が変わってしまうパラメータです。

それらをいじる度に身長を整えるのはとても手間がかかりますので、
非常にアナログなやり方ですが、
私はいつも、目的の身長になった時点で
頭の位置に画面の上からマスキングテープを貼っています。

身長位置をマーク出来たら、
『身長の高さ(男性)』も0に戻してもらって大丈夫ですよー。

VRoid Studioは体型をいじる際、
足の位置は変わらず頭の位置が上下する仕様なので、
あとは、画面上のモデルの位置を変えないように気を付けつつ
最終的にこの位置に頭が来るようにだけ気を付ければ
自分好みの体型で、かつ希望の身長の子が出来上がります(笑)

後は思う存分、その子らしい体型に整えてください♪♪

おまけ : パラメータ解説

『身長の高さ(女性)』パラメータ
肩幅に補正がかかって自動的に細くなるため、
細身だけど背の高いキャラを作る際にオススメです。

『身長の高さ(男性)』パラメータ
肩幅がそのままの比率で大きくなります。
肩幅の広いがっしりした高身長キャラを作りたい場合はこちらですね。

小さくする場合も『身長の高さ(男性)』だと
大人っぽいシルエットのままになってしまうので、
子どもが作りたい場合は『身長の高さ(女性)』の方がオススメです。

『全身の大きさ』パラメータ
そのままの形で全身が拡大縮小されます。
頭も一緒に大きくなったり小さくなったりするので、
人型モデルの場合は体格の調整にほんの少しだけ使うイメージで、
身長修正の際に使うのは止めておきましょう💦
VRoidキャラを並べた時、縮尺に違和感を感じる原因のほとんどがこのパラメータです。

あとは、喉仏を出したいキャラや首周りに装飾のあるキャラの場合は、
首を伸ばすと喉仏の位置が変わりますので、
ちょっと気を付けておく方が良いかもです。

ではでは、今回はここまでで。
可愛いお子さんいっぱい作ってくださいねー♪♪

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