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2016年内終了で個人的に印象深かった日本のテレビアニメシリーズ10作

私が現在、定期的に交流を行っているひとたちは、日本のテレビアニメもしっかり嗜んでいる。コッチに住んでいると本当に痛感するが、日本のアニメや漫画、ゲームというのが、とても多くの人種に受け入れられており、人種間の壁を取り払い距離を縮める上で、冗談でも何でもなく(all jokes aside)有用なのだ。

特に韓国や中国から飛んでくる若者たちは、どんな手段を使ってでも日本のアニメーション作品に触れようとするし、その辺のグレーゾーン議論に私はあれこれ口を挟みたくは無いものの、あの情熱の高さと積極性は、純粋に羨ましく思う。

私がこのリストを公開する理由は、単に自分が何を気に入ったのかのメモに加えて、時間の限られている社会人の知人たちに「私のアンテナにある程度の信頼を置いているなら、この辺を押さえておくと、あれこれ話しの種になって楽しいかもですよ」を伝える目的もある。

選出条件はシンプル。「2016年内で最終回を迎えている」。

で、以下のようになった。

1. 亜人
2. 暗殺教室
3. 僕だけがいない街
4. ユーリ!!! on ICE
5. 91Days
6. 三者三葉
7. 甲鉄城のカバネリ
8. ジョジョの奇妙な冒険:ダイヤモンドは砕けない
9. ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校
10. ReLIFE

亜人は原作漫画にまで手を出す程、久々にハマったというか、いかにも講談社の青年誌らしいねちっこい世界観と毒々しい雰囲気が、本当に良く具現化されていたと思う。アニメーション作品的にも、全編CGながら軽さを殆ど感じさせない質感や、BGMの巧みな使用、流れるようなテンポの良さが、たいへん特徴的。毎週、次はどうなるんだー!と思わされながら、原作とは異なりつつもさらに先を匂わせる落とし方をしてくれたので、最初から最後まで安定して面白かった。

暗殺教室は一方で、原作ほぼ丸ごと再現だったが、上江洲組作品を「瀬戸の花嫁」の頃から追っていると、ここではギャグとシリアスのバランスが本当に良く混ざった印象で、ある意味でこれまでのこの2人の作品の集大成とも言える内容だったのが嬉しかった。

ユーリと91Daysには、オリジナル・アニメの底力を見せつけられた。僕だけがいない街は、ストーリーに受け手を雑念無く惹き込んでくれる演出が、純粋に素晴らしかった。こういった作品群は、見落とされて欲しくないところ。

6位以降はクセが強かったり尖っていたりする一方で、画と中身にやや隔たりがあったり、設定上に明らかに妙な箇所が見られたり、との具合に、受け手を選ぶ部分もあるが、面白いかどうかを聞かれたら、私は「テレビアニメという、週1度30分未満の回を少なくとも12週間以上続ける(ハイキューのみ10回)表現方法が、ピッタリ合っている」と答えたい。

私の妻にもランキングを聞いたら、以下のように答えてくれた。順不同で、1位は決められなかったとの事。

My top 10 in 2016:
僕だけがいない街
この素晴らしい世界に祝福を!
亜人
Re:ゼロから始める異世界生活
ジョーカー・ゲーム
ReLIFE
斉木楠雄のΨ難
91Days
ユーリ!!! on ICE
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そんなこんなで、皆様、良いお年を。