見出し画像

【2017.01.20】カリフォルニアは大雨、ララランド(904)

週明けに日本から旅行で来たひとたちが、今日の夜に帰国なので、私が可能な限りのオモテナシに明け暮れた一日。

基本的に私が運転手となり、旅行ガイドに載っているだけでなく、載っていない場所への案内も、当たり前のように行う。

そのひとたちは、私が案内する美味しいお店の会計を積極的に持ってくれるし、私としても、この地に長年住んでいなければ絶対に分からない「地の利」を極限まで利用するから、旅行ガイドに頼っている連中には絶対に辿り着けない場所を堪能できるわけで、ご馳走になる事に対して何のうしろめたさもない。

「あ、いいんですかここの会計は私が……」「いえいえ、私に任せて下さい」のテンプレが、地味に心地良い。

お昼には、LAの巨大ショッピングモールのひとつでもある、サンタアニタへ案内。そのモール内にある映画館で、日本でもある程度は知名度が上がっている事から、記念になると思い、話題のララランドを鑑賞。

ミュージカル主体で、基本的に字幕が無くても理解が出来る映画なので、同行者たちも存分に楽しんでくれた(私の感想は、アカデミー総取りの傑作には間違いないし、主人公の男にも女にも拒否感を抱かず、些細な点で非常に洗練されており、ラストの展開も「現実的な」ハッピーエンドに落としている点で、2017年度のベストに挙げたいと普通に思った)ところで、モール内にある、日本でも都心でしか運営していないディンタイフォンへと向かう。評判の店だけあって、とても美味しかった。

ショッピングモール内での買い物を楽しみつつ、モーテルへ送る途中に、日本人にも人気のトレーダージョーズへと寄り、最後のお土産ショッピング。

およそ半年後にコッチに戻る娘さんはともかく、仕事の関係で長期の休みを取れない母親は、ここぞとばかりにあれこれ買いまくっては、娘さんに揶揄されるという、なかなか楽しい親子模様を観れて、私も地味に満足だった。

ラーラランドが予想以上に語り所の多かった作品だったので(まさかのヒロイン勝ちEND、モアナよりもよっぽどフェミニズム、などなど)、その感想を書こうと息巻いたものの、旅行者の運転手になるのは想像以上に体力を使うのを痛感しつつ、今日はここで〆る。