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中途採用を成功させるキャッチコピー

こんにちは佐々木結美です。
今回は中途採用におけるキャッチコピーの役割と重要性についてまとめたいと思います。

なぜ採用キャッチコピーが必要なのか

近年、売り手市場が加速しており、キャッチコピーの重要性が以前にも増して注目されています。そんななか、キャッチコピーがなぜ必要なのか考えてみたいと思います。

✓記憶に残る
前提として、転職活動において求職者が触れる情報量は以前に比べて格段に増していることをご理解ください。求職者たちは、常にホームぺージだけでなく、各種SNSや求人広告等を通じて企業の情報を得ています。

さらに、コロナ禍で転職活動を以前より時間をかけて慎重に行う求職者が増えており、一つひとつの企業の印象が薄れてしまうという事象が起きています。

そこで、キャッチコピーを使うことで企業の特徴を前面に押し出し、幾多の企業の中から思い出しやすいようにする役目があるのです。

ミスマッチを防ぐ
キャッチコピーの中に、企業が求める人物像や企業の雰囲気を盛り込むと、企業に対するイメージを持ちやすくなります。これにより、求職者が自分に合っている会社であるかどうか判断しやすくなります。

企業へのイメージが曖昧なままだと、たとえ応募が多かったとしても、必ずしも求める人材が来るとは限りません。

あらかじめキャッチコピーで欲しい人材に響くようなキーワードを入れることで、結果的に応募者の質を統一することにつながり、ミスマッチが起きにくくなります。

✓ブランディング
キャッチコピーの中に、企業の風土やビジョン、特徴などが入っていれば、他社との差別化が図れるほか、企業の価値を高めるブランディング効果も期待できます。

ブランディングとは、ほかの企業とは異なる価値を顧客に認識してもらうことを指しますが、これは採用でも同じことがいえます。

自社にしかない魅力や強みをキャッチコピーに込めることで、求職者に対して企業の存在を強く印象づけることができます。

求職者が貴社に全く興味がないという事実

中小企業が中途採用をおこなう場合に認識しておくべきことがあります。それは「求職者が貴社に全く興味がない」ということです。

厳しいことをいうように感じるかもしれませんが、特に求人広告に掲載される場合にはこの認識がないといくら予算をかけて高いプランに掲載したところで採用がうまくいかない可能性が高いです。

「求職者が自社に対して興味がない」という前提にたち、求人広告を見た求職者に少しでも興味をもってもらうための工夫を凝らす必要があります。

そこで重要になってくるのが、最初に目につく箇所にある「キャッチコピー」です。

全く知らない企業であっても、キャッチコピーを見て興味がわけば、そのあとにつづく仕事内容や企業情報を読もうという気持ちになり、結果的に条件が合えば応募につながります。

数百件、数千件と表示される求人広告の中から自社の広告をみてもらえるかどうかは、キャッチコピー次第といっても過言ではありません。

“つかみ”となるキャッチコピーにどこまでこだわることができるかが採用成功の可否を分けるでしょう。

キモは「ターゲット設定」

多くの企業が失敗する要因の一つが、「誰でもいいからとにかく多くの求職者に興味をもってもらいたい、と当たり障りのないキャッチコピーを設定すること」です。この場合、逆に誰からも興味を持ってはもらえません。

どんな志向性があり、どんなニーズを持つ求職者に興味を持たせたいのか。自社が狙うターゲットの志向性・ニーズを想定し、そこにぴったり合う自社の魅力をアピールしていくことがキャッチコピー作りのポイントです。

キャッチコピーで採用に成功しよう!

応募が少ない、あるいは採用したい人材からの応募が来ない場合には、まずキャッチコピーを見直してみることをオススメします。

\長文をお読みいただきありがとうございました。/

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