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弥彦神社に行きました

こんばんは。
yumiです。

越後一宮の弥彦神社に行って来ました!

新潟に来たからには、一宮に参拝したい、と、前々から気になっていた神社。

新潟に来てから、在来線にまだ乗ったことがない。
ワクワクしながら弥彦神社の行き方を調べて、ぞっとした。
電車の本数、少なくね?
行ったら行ったっきり、もはや軟禁のような…
でも
越後の一宮に行きたいんじゃー!

早朝、新潟駅から電車に乗る。
早くも新潟駅のホームで、ドアの開いていない電車にビビる。
都会の電車は、車掌さんが全部のドアを一度にコントロールするけど、雪国(?)の電車は手動。
群馬に住んでいた時も一部はこれだったから、見たことはある。
でも、なぜかボタンを押すのがためらわれて、開いたままのドアを探して、乗り込む。

しばらくは住宅街を順調に電車は進む。
単線だけど、駅ですれ違う電車もない。
途中で、急に田園風景になる。
さすが、米どころだなぁ。

車窓から

今日はちょうどいい曇り空。
暑くない。

吉田駅で弥彦線に乗り換える。
ドアのボタンを押して、電車に乗る。
乗り込んだら、閉める。
私が、電車のドアを操っている!
電車にうまく乗れた!
電車に乗るだけで自己肯定感上がる新潟、最高。

光ってる時だけ、作動する

弥彦駅はとってものどかな駅で、駅舎もなんだかほっこりだ。
駅に着いただけで、大自然を堪能できる弥彦山の麓。
なんだかめっちゃいいぞ。
山が、御神体なんだなぁと感じる。

弥彦駅

さっそく駅の地図を見てから弥彦神社に向かう。
朝来てよかった。
あまり人がいないし、神社の空気がすごくいい。

一の鳥居
神様が渡る玉の橋と御手洗川

いっぱいに息を吸い込んで、拝殿へ。
山を背負うようにして鎮座する本殿。
ほんと、私の語彙力では、全く表現できないけど、なんか、すごいのよ。

拝殿

ここでは、二拝四拍手のようだ。
しっかりと参拝。
せっかくなので、御朱印をいただく。

御朱印もカッコイイ

時間もあるし、ロープーウェイで山頂を目指すことにした。
平日の朝とあって、貸し切り。

山麓駅

ガイドの方が流暢にお話ししながら5分で山頂駅に着く。
今日は残念ながら霧がかっており、日本海は臨めない。
でも、少しだけ気温が低くて気持ちがいい。

弥彦神社の奥宮は、徒歩15分程度と書いてある。
迷ったけど、せっかくここまで来たんだ、行ってみることに。

弥彦山は、スカイツリーと同じ634メートルの山。
ロープーウェイの駅は9合目なので、あと少し。
登山道から上ってきたオジサンに話しかける。
下から登ってきたんですか?と言うと、神社のわきから上ってきたよ、とのこと。
私はロープーウェイから来ました!といって、先に山頂に向かう。

油断していたけど、ちゃんとした山道だ。
普通の道を歩く15分とはやっぱり少し違う。

整備された山道の参道


紫陽花がまだ咲いていたり、うぐいすの声がしたり、セミの声をききながら、あっという間に山頂に到着した。

残念ながら社務所はクローズ。
奥宮限定の御朱印があると聞いていたので、ちょっと残念だ。

御神廟

さっき話しかけたオジサンも山頂に到着。
本来ならば、ここから日本海がわ~って見えるらしいんだけど、雲も霧もすごくて、景色は全然見えない。
オジサンは、今日は全然だめだね、昨日は物凄くよく見えたけど・・・あの辺に本当は佐渡も見えるんだよ、と教えてくれた。
心の目で眺めますね!とほほ笑むと、オジサンも笑った。

ちょっと誰かと話したい時、ちょっと誰かに解説をお願いしたい時って、本当にちょうどよく説明オジサンが出てくる私の人生。
こうした旅先での出会いって、本当に面白い。

またロープーウェイに乗って下山する。
もちろん貸し切りだ。
日本海は見えなかったけど、田園風景は良く見える。
眺めが本当にいい。

ロープウェイから
弥彦神社の本殿も見える


ロープーウェイの山麓駅からは、無料のバスで弥彦神社まで送ってくれる。

また境内をゆっくり歩く。
摂社、末社も雰囲気がすごい。
結局、神社の空気って、言葉にするのが難しい。
私、すごいしか言えない。

摂末社

境内には、鶏と鹿がいる。
鹿も暑そう。

神鹿 まったり

参道に、見た事のある風鈴を売っているガラス屋さんを見つけた。
白山神社で購入した風鈴だ。
うれしくなって、箸置きとブタさんのつまようじ入れを購入する。
ガラス職人は、新潟にも九州にも縁のある人で、ちょっとびっくり。
なんでもご縁だねぇ。

電車の本数がなくて、一本逃すと次は3時間後になってしまう。今日は早めに帰る事にした。
けど、弥彦村はとっても魅力が多くて、まだまだゆっくり見たかった。
きっと秋は紅葉がきれいだから、また来たい。
次は宿をとってゆっくりするのもいいかもな~なんて思う。
弥彦公園と湯神社にも行ってみたい。

観光、旅行、気ままな時間。
私、こういうのが、好きだ。
好きだと知らなかった。
知ったのは、本当に最近。
一人で行くのが、つまんないと思っていたし、寂しかったし、意味ないと思っていたんだよねぇ。
でも、誰かと一緒に行くのも窮屈で辛かった。

何でだろう。
何で、こんなに楽しめるようになったんだろう。

かつては、一人で楽しむのはダメな事、寂しい事、みじめな事、だと思っていた。
そして、誰かと一緒だと、人に合わせないといけないんだと思ってた。
なぜかはわかんないけど。
世間の価値観かもしれないし、誰かの価値観を採用してたかもしれない。
だから、一人でも、誰かと一緒でも、なんだか辛かった。

どっかの時点から、自分の時間を楽しめるようになって、それが最高だって気づいた。
楽しむことを、許可したのかもしれない。
行きたい時に、行きたい場所に、行きたいだけ存分に。
感じたいことを感じたいだけ、いくらでも感じて。
私は、もう、自由だ。

そうして楽しめるようになったら、やっぱり思う。
この景色を誰かに見せたいな。
誰かと一緒に味わいたいな。
山頂からのこの景色。
神社のこの空気。
参道のこの匂い。
誰かと一緒でも、きっともう窮屈じゃない。
大丈夫。人生はまだ長い。

ここまで読んでくださってありがとう。
今日も、あなたの幸せを祈っています。

それでは、また。

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