![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149798491/rectangle_large_type_2_70dbd39a30d1fed450e7d36f8f4fe4f2.jpg?width=1200)
弥彦神社に行きました
こんばんは。
yumiです。
越後一宮の弥彦神社に行って来ました!
新潟に来たからには、一宮に参拝したい、と、前々から気になっていた神社。
新潟に来てから、在来線にまだ乗ったことがない。
ワクワクしながら弥彦神社の行き方を調べて、ぞっとした。
電車の本数、少なくね?
行ったら行ったっきり、もはや軟禁のような…
でも
越後の一宮に行きたいんじゃー!
早朝、新潟駅から電車に乗る。
早くも新潟駅のホームで、ドアの開いていない電車にビビる。
都会の電車は、車掌さんが全部のドアを一度にコントロールするけど、雪国(?)の電車は手動。
群馬に住んでいた時も一部はこれだったから、見たことはある。
でも、なぜかボタンを押すのがためらわれて、開いたままのドアを探して、乗り込む。
しばらくは住宅街を順調に電車は進む。
単線だけど、駅ですれ違う電車もない。
途中で、急に田園風景になる。
さすが、米どころだなぁ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149816748/picture_pc_feff9ccb3fad37c8778c27af8c0115e5.jpg?width=1200)
今日はちょうどいい曇り空。
暑くない。
吉田駅で弥彦線に乗り換える。
ドアのボタンを押して、電車に乗る。
乗り込んだら、閉める。
私が、電車のドアを操っている!
電車にうまく乗れた!
電車に乗るだけで自己肯定感上がる新潟、最高。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149816635/picture_pc_fae50f0942923c5d3e6a2241aed5268a.jpg?width=1200)
弥彦駅はとってものどかな駅で、駅舎もなんだかほっこりだ。
駅に着いただけで、大自然を堪能できる弥彦山の麓。
なんだかめっちゃいいぞ。
山が、御神体なんだなぁと感じる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149816795/picture_pc_095dd993e9cd005c14a4c303098231bf.png?width=1200)
さっそく駅の地図を見てから弥彦神社に向かう。
朝来てよかった。
あまり人がいないし、神社の空気がすごくいい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817023/picture_pc_f1987192c4b7a3e1796546bb780898a2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817150/picture_pc_d49b10e386c803481f034240ec0ba30f.jpg?width=1200)
いっぱいに息を吸い込んで、拝殿へ。
山を背負うようにして鎮座する本殿。
ほんと、私の語彙力では、全く表現できないけど、なんか、すごいのよ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817209/picture_pc_9ab4cceabba10846608bd8716200eab4.jpg?width=1200)
ここでは、二拝四拍手のようだ。
しっかりと参拝。
せっかくなので、御朱印をいただく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817257/picture_pc_e0d2f2fe51690f1d4a847e171924b533.jpg?width=1200)
時間もあるし、ロープーウェイで山頂を目指すことにした。
平日の朝とあって、貸し切り。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817299/picture_pc_227c60674fcacdd2ddd02b3a14c979ed.jpg?width=1200)
ガイドの方が流暢にお話ししながら5分で山頂駅に着く。
今日は残念ながら霧がかっており、日本海は臨めない。
でも、少しだけ気温が低くて気持ちがいい。
弥彦神社の奥宮は、徒歩15分程度と書いてある。
迷ったけど、せっかくここまで来たんだ、行ってみることに。
弥彦山は、スカイツリーと同じ634メートルの山。
ロープーウェイの駅は9合目なので、あと少し。
登山道から上ってきたオジサンに話しかける。
下から登ってきたんですか?と言うと、神社のわきから上ってきたよ、とのこと。
私はロープーウェイから来ました!といって、先に山頂に向かう。
油断していたけど、ちゃんとした山道だ。
普通の道を歩く15分とはやっぱり少し違う。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149846182/picture_pc_8a6bef68f1089d29967a9c33f8bb6b8a.jpg?width=1200)
紫陽花がまだ咲いていたり、うぐいすの声がしたり、セミの声をききながら、あっという間に山頂に到着した。
残念ながら社務所はクローズ。
奥宮限定の御朱印があると聞いていたので、ちょっと残念だ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817458/picture_pc_17c3c21d634ff58ccf36dc4a4f9ff899.jpg?width=1200)
さっき話しかけたオジサンも山頂に到着。
本来ならば、ここから日本海がわ~って見えるらしいんだけど、雲も霧もすごくて、景色は全然見えない。
オジサンは、今日は全然だめだね、昨日は物凄くよく見えたけど・・・あの辺に本当は佐渡も見えるんだよ、と教えてくれた。
心の目で眺めますね!とほほ笑むと、オジサンも笑った。
ちょっと誰かと話したい時、ちょっと誰かに解説をお願いしたい時って、本当にちょうどよく説明オジサンが出てくる私の人生。
こうした旅先での出会いって、本当に面白い。
またロープーウェイに乗って下山する。
もちろん貸し切りだ。
日本海は見えなかったけど、田園風景は良く見える。
眺めが本当にいい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149824038/picture_pc_88bff7ee43730d0a1e2397658dab5f57.jpg?width=1200)
弥彦神社の本殿も見える
ロープーウェイの山麓駅からは、無料のバスで弥彦神社まで送ってくれる。
また境内をゆっくり歩く。
摂社、末社も雰囲気がすごい。
結局、神社の空気って、言葉にするのが難しい。
私、すごいしか言えない。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817506/picture_pc_fcdeaf92249c381cc0e9dbc09ad8f7d8.jpg?width=1200)
境内には、鶏と鹿がいる。
鹿も暑そう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149817577/picture_pc_9d653880512bd345c74daf60a4f248cd.jpg?width=1200)
参道に、見た事のある風鈴を売っているガラス屋さんを見つけた。
白山神社で購入した風鈴だ。
うれしくなって、箸置きとブタさんのつまようじ入れを購入する。
ガラス職人は、新潟にも九州にも縁のある人で、ちょっとびっくり。
なんでもご縁だねぇ。
電車の本数がなくて、一本逃すと次は3時間後になってしまう。今日は早めに帰る事にした。
けど、弥彦村はとっても魅力が多くて、まだまだゆっくり見たかった。
きっと秋は紅葉がきれいだから、また来たい。
次は宿をとってゆっくりするのもいいかもな~なんて思う。
弥彦公園と湯神社にも行ってみたい。
観光、旅行、気ままな時間。
私、こういうのが、好きだ。
好きだと知らなかった。
知ったのは、本当に最近。
一人で行くのが、つまんないと思っていたし、寂しかったし、意味ないと思っていたんだよねぇ。
でも、誰かと一緒に行くのも窮屈で辛かった。
何でだろう。
何で、こんなに楽しめるようになったんだろう。
かつては、一人で楽しむのはダメな事、寂しい事、みじめな事、だと思っていた。
そして、誰かと一緒だと、人に合わせないといけないんだと思ってた。
なぜかはわかんないけど。
世間の価値観かもしれないし、誰かの価値観を採用してたかもしれない。
だから、一人でも、誰かと一緒でも、なんだか辛かった。
どっかの時点から、自分の時間を楽しめるようになって、それが最高だって気づいた。
楽しむことを、許可したのかもしれない。
行きたい時に、行きたい場所に、行きたいだけ存分に。
感じたいことを感じたいだけ、いくらでも感じて。
私は、もう、自由だ。
そうして楽しめるようになったら、やっぱり思う。
この景色を誰かに見せたいな。
誰かと一緒に味わいたいな。
山頂からのこの景色。
神社のこの空気。
参道のこの匂い。
誰かと一緒でも、きっともう窮屈じゃない。
大丈夫。人生はまだ長い。
ここまで読んでくださってありがとう。
今日も、あなたの幸せを祈っています。
それでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?