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自分を信頼する

こんにちは。
yumiです。

福岡から新潟に来て、もうすぐ半年が経とうとしている。
最初は、新潟の暮らしに慣れる事、新潟を楽しむ事、新潟の業務に慣れる事が急務だった。
だから、必死にそれ、頑張ってたつもり。

なんか最近、私、会社で、仕事で、モヤモヤする。

なんで、今、新潟にいるのかしら。
私、ここに何しに来たのかしら。

福岡では、少なくとももう少し楽しく仕事をしていた。
メンバーはもっと主体性があったし、問題があれば一緒に考えたり、提案があれば一緒に取り組んだし、協力して仕事している実感があった。
私はちゃんとそれができていたのに、異動してから、全然何もできない。

ここ数日、会社の愚痴を、ずっとぶちまけておりました。
アイツらみんな愚痴や悪口ばっかり、人のせいにして自分では動かない。
そもそも、この業務をどうにかしようとなんて思ってない。
仕事に対して興味さえない。
周りと協力しようって姿勢もない。
ミスしても反省どころか開き直り。
変化を恐れすぎて、何か改善しようとしても文句ばっかり。
自分を卑下して、なんもしようとしない。
仕事を楽しもうなんて微塵も思ってない。
一緒に仕事してて、全然面白くない。

はい。
客観的に見て、他人の悪口を言ったつもりだったけど、ほんと、心理学の勉強していると嫌になる。
これ、つまり、投影。
まるで自己紹介のように、自分のことを言っているだけだと気づいてしまった。

だってさ、望まない異動で、私ってかわいそうな被害者だと思ってたんだもん。
だから、愚痴っていいよね、当然の権利よね、助けてよねって。
恥ずかしい・・・。

でもね。
これだけ、愚痴が出るって事は、急務だった「新しい暮らしに慣れる」フェーズが終わったんだって思うの。
そして、こうして愚痴という名を借りて、「私は何もできない」ってまた得意の自分責めを始めたのだと気付いた。

「私は何もできない」を必死に証明しようとしている。
被害者側に立って、私には異動させるほどの価値なんてなかったんだからね、会社のせいだからねって、主張しようとしている。

「私は何もできない」の裏にあるのは、「本当は、助けたい、どうにかしたい」なんだよね。
会社だって、きっと何か思いや戦略があって異動をさせている。
私が新潟に来た意味があるはず。
私が、新潟に来たからには!私が!
と、思いすぎていたようです。

思い上がりもいいところで。
「私がなんとかしなきゃ」と思っている。
「私がなんとかしなきゃ、この新潟は変らない」って思ってる。
つまり、この新潟のメンバーを、私は全然信頼してないってこと。

んで、私はまた無理に頑張る方向を間違えて進む。
今いる新潟のメンバーを信頼しよう。
まずは彼らの良いところを探そう!って。

でもさ。
前述の愚痴を見て・・・?
愚痴ばっか言ってるのは、彼らではなくて、自分じゃん。
私は自分をまた全然信頼していないってことよね。
ってことは?
やるべきことは、自分を信頼し、自分の良いところを探す事では・・・?

んで、私、やりました。
異動してから、私が頑張ったこと、それを一個一個拾い集めて、受け取る。
そもそも、環境が変わって、毎日ちゃんと生きているだけですごい事。
ゴミ出しだってできるようになっている。
仕事も一生懸命やってる。

すぐなかったことにしようとして、「何もできない私」になりたがるけど、探してみると他にも色々とある。

そうすると、ようやく見えてくることもある。
実は、新潟のメンバーが私に気を使って色々と優しくしてくれていたこと。
私が来たことによって、少しずつ変化している意識や業務もある。

あとは、もう、今の自分で勝負するしかないのよ。
今の私にできる事。
気づいたことを、ちゃんとみんなに伝える事。
それだけ。
でも、それだけできっと、彼らの役に立っている。
私が、異動してきた意味がちゃんとある。
外から来た人でないと、気づかない事、言えない事がある。
私、ちゃんとできているし、役に立っている。

それを意識した途端に、動き出した業務がある。
なんか、私の事嫌ってる?って思っていたメンバーが急に味方してくれた。

だから、本当に思う。
外側じゃなくて、内側なんだなぁって。

異動するたびに、「私は何もできない」ってすぐ泣いて、落ち込んで、愚痴るけどね。
気づくのは早くなったよ。

そして、私のこの愚痴を聞いてくれた、福岡の仕事仲間が言ってくれた。
「新潟で、美味しい米食べて、健康でいてくれたらいいと思ってます。ほんと、仕事なんてどうでもよくて、健康でいてくれたら」と。
一回りも年下の仕事仲間。
まるで母のような愛で、私を包んでくれる。
会社の仲間なのに、仕事なんてどうでもいいと言い放てるほどの愛。
愛されてるなぁって、素直に受け取る。

結局は、美味しいもの食べて、幸せ〜って言ってるだけで、私は周りまで幸せにできるんだと、本当に思う。

時々悲劇のヒロインになりたい日もあるけどさ。
常に自分を幸せに保つことが、みんなのためなんだなぁと最近しみじみと思う。


ここまで読んでくださってありがとう。
今日も、みなさまの幸せ祈ってます。


それでは、また。

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