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【自作インジケータ配布】トレンドラインを水平にするインジケータ【MT5】

こんにちは、ゆみねです。
フリーランスのエンジニアをやっています。

さて、先日youtubeにてリアルタイムでインジケータを作る生配信を行いました。

※生配信のため少々長いですが、アーカイブを残しているのでいつでもご覧頂けます。

見て下さった方々、ありがとうございました。


FX界隈で本業としてエンジニアをやりながらインジケータ/EAの開発をしてる人があまり多くない事や、実際の開発をどんな感じで行っているのかイメージできないという人が多い事から、実際に開発してる様子を画面を写しながら配信したら面白いかも?と思い、企画しました。

製作したインジケータは、事前にtwitterにてフォロワーさんに「作って欲しいインジケータ」を募集し、その中から比較的簡単に作れそうなものを選びました。


今回作ったインジケータは「トレンドラインを水平にするインジケータ」(MT5用)です。

放送中にも話していた通り、作ったインジケータを公開しますので、興味ある方はお試しください。


詳しくは実際に放送を見て頂くとして、概要だけまとめておきます。


このインジケータについて

youtubeで生配信しながら製作したインジケータです。

twitterでフォロワーさんから頂いた要望を元に製作しました。


機能

・キーボードの「H」キー押下で選択中のトレンドラインを水平にする


パラメータ

なし


使い方

水平にしたいトレンドラインを選択状態にして、「H」キーを押下


注意事項

・動作環境によって動作が大きく異る場合がございますので、ご利用の前に必ずご自身の環境で何度かテストしてみて、正しい動作になっているかご確認頂いてからご利用をご検討ください。
・このインジケータの無断転載、二次配布、販売等はご遠慮ください。もし、第三者でこのような事をされている方を見つけた場合、私までご一報頂けますと幸いです。(このnote記事を広めて頂く事は大歓迎です)
・この記事の情報やインジケータは利益を保証するものでも無ければ、投資助言や投資勧誘を行うものでもありません。この記事の情報やインジケータを使って生じたいかなる損害についても一切の責任を負いませんので、ご利用は全て自己責任でお願い致します。



よくある質問等

Q:自分も配信見たい!
A:是非!

Q:自分も作って欲しいインジケータがあるんだけど?
A:一応開発依頼も受けておりますが、本業が忙しいので無料での対応はこういう放送ネタとして使える時くらいになってしまうかと思います。(次回やるかどうかも不明です。需要があれば…?)詳しくはこちらをご覧ください。

Q:プログラムのソースコードが見たい
A:文字が小さくて申し訳ないですが、youtubeの放送画面をご覧ください。ご自身でもプログラムを書いてみたい場合、コピペは成長の妨げになりますので、ここにはあえて記載致しません。ご了承ください。


雑記

今回初めてyoutubeで生配信を行いました。

音量バランスの調整や私の喋り方等、課題が色々と見つかりました…。

忙しくて中々時間が作れないものの、ネタや需要があればまたやってみたいとは思っています。(案外楽しかったです)

配信しながらプログラムを書くという行為も中々やらないので新鮮でした。
(集中できず若干グダりましたが…)

趣味でインジケータ/EAを製作している人はちょこちょこいらっしゃいますが、本業でプロとしてプログラムを書いている人間がどんな感じで開発をしているのか、なんとなくイメージできたでしょうか?

実際、見てる限りでは趣味でやられている方とそんなに大差無いかと思います。

差があるとすれば、「プログラムを書く前に(脳内で)設計する」「コピペしない」等でしょうか…?

プログラムはとりあえず書けば何かしら動きますし、書きながら考えていくのも全然悪くないのですが、やはり拡張性や機能性、動作スピードや潜在的バグの発生可能性、セキュリティ等の「目に見えない性能」を突き詰めていくと、どうしても「構造化」や「設計」が必要になります。

この辺のお話はそれだけで大学数年分の授業に匹敵する内容になるので割愛しますが、「コピペしない」というのも同じ理由です。

正直コピペでなんとかする本職プログラマさんもいらっしゃいますが、基本的には「絶対やってはいけない事」です。
自分がPM(プロジェクトマネージャ)を務めるプロジェクトであれば絶対にNG出しますし、自分自身それを良しとするプロジェクトを見たことがありません。

(…以下、なぜダメなのかを書いていたらそれだけで文字数が倍以上になったので、全部消しました…笑)
(簡潔にまとめます…)

システム開発という目線で見ると色々とあるのですが、コピペに関してはMT4/5のインジケータ程度の規模感であればそこまで気にしなくても良く、個人でしか開発しないのであれば自分が後から苦労する可能性が増すだけなので、無視しても良いという考えも理解できます。

ただ、「動作スピード(処理効率)」「セキュリティ(潜在バグ)」を意識する場合はどうしても綿密な「設計」が必要になるため、必然的にコピペはNGになります。(基本的にコピペ実装は処理効率の悪化とバグの温床となる典型例です)

もちろん、コピペする内容のコードを全て熟知して内部仕様や動作も完璧に把握していて、「書く」という動作を省略するためだけにコピペするのであれば全然OKなのですが…。(そもそもちゃんと設計していればコピペ作業は発生しない場合が多いです)

…まあ、最近のPCは高性能なのでこんな事気にせずとも体感の処理スピードは全然早いんですけどね!

潜在バグに関しても、インジケータレベルの規模感であれば発生したところですぐ直せるでしょうし、あまり気にしなくても良いと思います。

こういうところが気になってしまうのは職業病なのでしょうね…。

(でもEAに関しては直接お金が動くのでフェイルセーフ等の「設計」はちゃんとすべきかと思います)


この辺の話は中々目に見えないので理解されにくいですが、私が市販(有料無料問わず)のEAやインジケータを使わないのはこれが大きな理由です。

過去に、市販(有料)のインジケータ/EAのソースコードを見せて頂ける機会があり、その際にあまりに酷いソースコードで唖然とした経験があるので、それ以来ソースコードが公開されていないインジケータ/EAは怖くて使えなくなりました…。

社会人になってからはおろか、学生時代にすら見たことのないレベルの非常にお粗末なもので、「素人が作った」という言い訳すらできないような、「論外」という言葉しか浮かばない本当に酷いソースコードでした…。
(普段あまり人や物に対して否定的な物言いはしないのですが、こればっかりはハッキリと言いたくなる程のレベルでした…あれで何も知らないユーザからお金取ってると思うと憤りすら覚えます…)

もちろん市販されている以上普通に動作はするのですが、あくまでも「動作する」というレベルを満たしているだけで、目に見えない部分の仕様は目も当てられないものでした。

例えるなら、
「見た目も味も美味しい料理だけど、中身は未知の化学調味料と人工物だけで作られた(一応食べれられる)もの」
「見た目かっこいいし立派な家だけど、違法建築で耐震性や耐久性を無視した(一応住める)家」
みたいな感じでしょうか…。

素人が見てもわからないけど、専門家から見ればあり得ない作りだったり、「万が一」の事象が発生した時に大変な事になる可能性のある、そんなイメージです。

一度こういった経験をしてしまうと、ソースコードの見れないものは怖くてもう使えません…。(市販の全てのインジケータ/EAがこうであるわけではありません)

しかしソースコードを公開しているインジケータ/EAなんてほとんど無いので、必然的に自分で欲しいものは全部自分で作るというスタイルにならざるを得なくなりました。

結局、インジケータ/EAは完全に「ブラックボックス」(中身の作りが見えないもの)であるという事を良くも悪くも再認識させられた出来事でした…。


…なんだか脱線してきたのでこの辺にしておきます。

「このインジケータ/EAは有料だから優秀なんだ」みたいな考えをお持ちの方が時々いらっしゃいますが、「有料か無料かは品質とは関係ない」という事は頭の片隅に入れておいて損は無いかと思います。

こういった話を生配信でできたら面白いかもしれませんね。


以上、最後までご覧頂きありがとうございました!



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