同じ絵が描けるように説明する

私は何かを説明してもらうとき、いつも
「聞いた人が同じ絵が描けるように
説明をしてください」とお願いします。

どういうことかと言いますと、

たとえば
「丸と三角と四角を描いてください」
と説明するだけでは
丸の中に三角を描く人もいれば
丸の右横に三角を描く人もいる
丸の上に三角を描く人だっているのです。

結果、描いたイメージが異なることによって
適切な回答ができなくなるからです。

また、説明を受けたあとに
その話をした人の絵と、自身の描いた絵が
異なっているかも?と思う時には
ひとつひとつ質問をしながら
同じ絵になるように確認していきます。

細かいなーと思うかもしれませんが
同じ絵が描けるように説明できる人は
ほとんどいません。

もしよければ、絵を見て、誰か別の人に
その絵について説明してみてください。

そして説明後に、その絵を見せて
絵が同じだったか聞いてみると
おもしろいと思います。

いざやってみると難しいですし
同じ絵が描けていないことのほうが多いです。

では具体的にどうすればいいのか?

私は
相手がイメージを描きやすい順番で
自身でも実際に絵が描けているか確認しながら
説明することを意識しています。

まずは相手がイメージしやすいように
そのために必要なアイテムをピックアップして
どの順番で説明すれば、
すんなりと理解してもらえるのかを考えます。

そして一旦自身の頭の中で
その順番が適切なのかを考え発してみます。
具体的にアウトプットするのです。

すると、この順番だとわかりにくいなーとか
だとしたら、この件から先に
説明しといたほうがいいなーとか
実際に気づくことができ、修正します。

ちなみに、大きなものから小さなものへ
説明したほうがわかりやすいそうです。

絵で言いますと、背景をまず説明し
その後、小さなものを
位置関係も含めて説明していく…
そんなイメージです。

さらに小さなものを説明する時の
順番も細かく気にしてほしいです。

それはどういうことかと言いますと
あっちこっちに話が飛ばないということです。

たとえば、丸を描いて、三角を描いたあとに
そういえば、さっきの丸の件ですが・・
となると、相手の頭の中で、
丸の時点まで戻らなければならない、
その後、三角の説明を再度し始めても
あれ?さっきの三角ってどこまで聞いた?と
話を戻すことについても混乱を招きます。

こうして何度も何度も修正をして
その説明を客観視し、自身の説明で、
自身でもストレスなく
絵が描けるようになればOKです!!

最初は難しいかもしれませんが
何度も何度も試行錯誤することにより
徐々に容易に説明できるようになります。

いつも相手のことを思い
相手がわかりやすい説明を試みる。

そして説明している時も、相手の顔を見つつ
相手が理解してくれているかどうかを
確認しながら説明するのが1番だと思います。
╰(*´︶`*)╯♡

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